おはようございます。横浜の中小企業診断士竹内幸次です。今日は水産仲卸業者のコンサルをします。
今日は消費行動の“自己内の二極化”についてです。
昔はお金持ち、中流等と、収入によって、おおよその買う物が決まっていたように思います。商店街のお店のコンサルをしても、「うちは比較的に裕福なお客様が多いのですよ」等と店主から聞くことがあります。
2005年のヒット商品番付には、「生鮮100円コンビニ」が入りました。大手コンビニのローソンも100円コンビニ「LAWSON STORE 100」を本格展開し始めています。3年間で1,000店の出店を計画しているそうです。
100円=低価格の粗悪品、という訳ではなく、均一価格による買い易さ、商品管理の簡素化、高回転による鮮度アップ等により、新しい価値を作り出している業態と言えましょう。
一方、トヨタ自動車の高級車「レクサス」が目標を上回る受注ぶり。高級車のレクサスと、100円生鮮品。日本の生活者の収入が二極化しているとも言えるし、1人の消費行動が、「車は高級車でも、生鮮品は買い易いので100円ショップ」のように二面性があるとも言えると思います。
今後は、買った商品が高額品だから高額収入者とは限りませんし、低額商品を買ったからと言って収入が低いとも限りません。御社は顧客をどのように定義していますか?
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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