知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『永久凍土の融解問題は待ったなし、どう抑え込むかが喫緊課題! 1』 『この問題は、①温暖化加速、②未知のウイルス拡散、③地盤沈下などの起因!』

2025-01-20 11:28:06 | 地球・火山・地震・津波

『永久凍土の融解問題は待ったなし、どう抑え込むかが喫緊課題!』

『この問題は、①温暖化加速、②未知のウイルス拡散、③地盤沈下などの起因!』

『この問題は、まことに厄介、温暖化が起因、さらに温暖化を加速!』

 

『温暖化問題』は2021年の予想でも厳しい状況になっています。 さらに厳しいのは最近、その数値が公表されていない『永久凍土の融解とCO2排出とメタンガス排出』問題。 2009年に発表された『地球温暖化によって永久凍土の融解が進むと、年間10.0億トン単位の温暖化ガスが大気中に放出』の情報です。

 

パリ協定では『業革命前より気温の上昇幅を1.5℃以内に抑える』ことを目標に掲げていますが、今回(2021/08/31)の報告書では2021-2040年に1.5℃に達する可能性が非常に高いと指摘しています。 因みに1.5℃という数字は日々の天気予報の前日気温差などを参考にすると「あまり影響がない」と感じるかもしれませんが、1.5℃まで上昇すると例えば50年に1度起こるような暑い日が今より2倍発生すると予想されており、2℃上昇すると3倍になると予想しています。 また、今よりも地球の水循環が活発化して、地域によっては今よりも雨の頻度が高くなり、非常に強い雨が降るとも予想されています。

 

図1:世界気温変化と最近の温暖化要因

この図で最大の心配は『人間活動と自然起因』は急上昇ですが、『自然起因』は横ばいになっていますが、自然起因の大きなもの『永久凍土の融解』急拡大と『森林火災の』の頻発化です。 どちらも『温暖化』が原因であることが大きな問題です。

ウエブ情報から引用

 

永久凍土Permafrostpermanently frozen ground)とは、2年間以上にわたり継続して温度0℃以下をとる地盤。 永久凍土は北半球の大陸の約20%に広がり、永久凍土の厚さは数百m(アラスカの Prudhoe Bay では650m)にも及ぶ。

 

永久凍土の上部には夏の間融けている活動層があり、酸性の土壌となり、タイガや草原となっている。 活動層の厚さは年や場所によって変化するが、典型的なものでは0.6 - 4.0mの厚さがある。 日本では、富士山頂上付近および大雪山頂上付近、北アルプスの立山などに永久凍土が確認される。

 

随分昔(2009年)の情報ですが『地球温暖化によって永久凍土の融解が進むと、年間10.0億トン単位の温暖化ガスが大気中に放出』されるようになり、気候変動の脅威をいっそう加速するとの米フロリダ大の研究結果が、2009/05/27発表された。 それ以降、ネット上にはこの関連情報はありません。

 

EUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は2021/12/06、今年はシベリアや米国、トルコなどで発生した森林火災によるCO2排出量が過去最大となったと報告した。 気候変動が異常な猛火につながったという。 報告によると、2021年森林火災で発生した世界のCO2排出量は17.6億トン。 これは、ドイツの年間排出量の2倍以上となる。

 

『永久凍土の融解』は最近のデータが入手できませんが、浅学菲才の傘寿プラスが、温暖化の中で『永久凍土の融解加速し、CO2排出急拡大傾向』かと、心配しています。 『森林火災』は、異常気象(高温・乾燥)で増加傾向とは思いますが、急拡大まではいかないだろうと祈っています。

 

『永久凍土の融解』と『森林火災』の自然起因によるCO2排出問題も、人間活動に起因するCO2排出問題のどちらも待ったなしの喫緊課題です

 

世界の二酸化炭素(CO2)排出量(2020年 314億トンと微減)

出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2023年版

 

世界の二酸化炭素排出量推移(ピークは越えたが横ばい、課題多し)

2020年  314億トン

2019年  330億トン

2018年  335億トン

2017年  328億トン

2016年  323億トン

2015年  323億トン

2014年  370億トン

2013年  322億トン

2012年  345億トン

2011年  313億トン

 

人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。

 

 

とにかく、間に合わせなければいけません、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はないが? 身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック製品削減とプラチック改良」「木を植え、手入れ」をやろう』で、数十億人の一般の人々は頑張りますが、カバーできるのは小さな部分・ポーションです。 

 

偉い先生方やリーダーの、方々には、下記のCO2の排出の三大原因(日本の場合、全体の82%を占めるので根が深い)で頑張って頂きたいものです。

  • エネルギー転換部門(発電所などの)
  • 産業部門(工場など)
  • 運輸部門(自動車など)

(記事投稿日:2023/05/20、#658)

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『温暖化・海水温上昇!が起こす異常気象・気象激甚化、 水の惑星・緑の星、地球を冷やす術(妙策・奇策)はない?

2025-01-20 09:36:31 | 寺院・仏閣・神社・お社
『温暖化・海水温上昇!が起こす異常気象・気象激甚化、 水の惑星・
    緑の星、地球を冷やす術(妙策・奇策)はない?』

 ウエブ情報から引用
ペルー・チリ沖が心配でしたが、アフリカ西海岸と『日本近海』も心配です。

『80億人で地道にやろう!身近なこと「節電」「節水」「節肉食」「プラチック使用減」「木を植え、手入れを」「移動はバス・電車優先」!』

本日の日経新聞の一面に記事です。
短時間に大量に降る「集中豪雪」が増えている。2010年代以降に積雪量が過去最多を更新した地点は、1990~2000年代の4倍近くになった。地球温暖化を背景に雪雲が発達しやすくなったことが一因だ。災害級の被害も相次ぎ、インフラなどの経済被害に加え、除雪の対策費も拡大している。とありました

  • 原因は、地球温暖化を背景に雪雲が発生しやすくなったことが一因だ。 
  • 青森市や弘前市の積雪は平年の3倍に達した。 
  • 地球温暖化は集中豪雨の一因とされるが、今や局所的な豪雪ももたらしている。
  • 10年に一度といわれる大雪が、北陸では4~5倍起こりやすくなった。
  • 温暖化で全国の雪の総量は将来の減量が予想されるが、日本海側の平野部で雨や曇りが多くなるため、結果として雪の降り方が二極化する。
  • 岩手県の『いわて雪まつり』は、暖冬による雪不足で、20年を最後に廃止された。
  • 欧州フランスでも、標高の低いスキーリゾートでは、雪不足で営業ができなくなっている。
災害に強いまちづくりや地域の観光戦略を練る上で、雪への対策がこれまで以上に求められている。

このような情報と、必要とされる対策報道には、いつでも、出来れば、一般情報としての枕詞、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はない?(温暖化の主要因が海水温の上昇)』、『80億人でやろう!身近なこと「節電」「節水」「節肉食」「プラチック使用減」「木を植え、手入れを」「移動はバス・電車優先で」!』と。

表題の抜本策を考えるとこうなります。 『頼む!スパコン「富岳」、激甚気象の原因と対策を、「富岳」を超える「量子コンピューター」には、地球の今の課題・二酸化炭素削減対策を

地球は、いかにもデリケートな惑星であり『奇跡の星』と言われています。 先ず、『地球の半径6,371㎞』に対して、『大気層の厚さ(上端の定義によるが)8-15㎞で、0.1%-0.2%』。 また地球の公転最大時速は108,000㎞、自転の地表速度は1,700㎞ですが、地球の大気は吹き飛ばされませんし、真空の宇宙に大気が『バキューム』されない。 火星の大気は太陽風と放射線に吹き飛ばされたのに・・・。 地球はサイズそのものが奇跡でもあります。

地球は『水の惑星』です。 地球上の表面の三分の二は水に覆われています。 さらにその水の97%までが海水です。 海も最高深度は10,920ⅿも、ありますが、『平均深度は4,750ⅿで地球半径に対して0.07%』です。 地球の地殻の厚さは、『海底で約10㎞(地球半径に対して0.16%)~大陸で約30㎞(同0.47%)』、
この微妙なサイズ(地球半径と地殻の厚さの比率)と大気と水と。 まさに『奇跡の星』『水の惑星』です。 

この海が、今、浄化の困難な、人間がつくった汚染(油と化学物質)、ペットボトルやビニール袋等に悲鳴を上げています。 人間は優秀ですので『私・俺・僕は関係ない』と言いながら、自分たち各々は汚染の原因はつくっていないと信じているようです。

激甚気象の原因の一つである、上昇した海水温(表層と海中)を下げる方法はあるのか? 現在、考えられるのは次の方法ぐらいですが、コストを考えるとかなり難しいようです。

❶巨大反射シールドを置き、太陽光線を宇宙に反射
 費用対コスト面でどうか・実現できるか、用地が課題?
❷大気中に素粒子を散布して遮光
 費用対コスト面でどうか、素粒子の副作用が心配?
❸海水を大気中に散布
    費用対コスト面でどうか、逆に大気温を上昇させる?
❹大気中からCO2を回収・貯留する
     直接的・実際的にですが、費用対コスト面でどうか、

海水温の上昇は、実にゆっくりと進みますが、最近の日本に接近する台風が、昔とは違って、かなり日本本土に、接近してから成長・発達するケースが増えています。 これな日本近海の海水温が上昇して来ているからです。 この日本近海の海水温の上昇を『どうやって冷やします』か。 『私・俺・僕、関係ねー』ではすみません。

人類は、霊長類の時代を含め、数百万年の歴史ですが、現在は、繁栄の頂点にいます。 が、決して地球には優しくはありません。 反面、この人類の『叡知』に対して、恐竜は、隕石衝突の大絶滅なければ、1億年以上も繁栄し続けたであろう『DNA』を持っていましたが、地球上から、大絶滅で消えました。 それでも恐竜の方がずっと地球には優しかった。 この正反対の両者を育んだ地球は、やはり、不思議な『奇跡の星』です。
(記事投稿日:2025/01/20、#979) 
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