知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『「山やっていたから」夢のインターハイの蒜山登山大会に参加できました』―小・中・高校時代に、登山・キャンプで共同生活体験を、後で役立つのでー

2020-05-28 13:36:22 | スポーツ

『「山やっていたから」夢のインターハイの蒜山登山大会に参加できました』

―小・中・高校時代に、登山・キャンプで共同生活体験を、後で役立つのでー

 

 新型コロナ感染症の所為で、「2020年のインターハイ(全国高等学校総合体育大会・高校総体)の中止が、4月26日に決定しました。 半世紀前にはインターハイとは呼ばれてはいなかったと思います。 

 その半世紀も昔のことです。 当時は高校の山岳部で『山をやっている』と、県代表選考試験を受けられ、それにパスできると、インターハイ(全国高等学校総合体育大会・高校総体)参加できました。 一方、国民体育大会(国体)の登山大会にも、推薦か選考かは、不確かですが参加できました。 この年は、高校総体の登山大会は、女性・初心者向けの牧歌的な岡山県の蒜山三山でした。
蒜山三山(ウキぺデイアから引用)
 

 

 国体の登山大会は、山男なら憧れの、健脚・ベテラン向けの愛媛県の石鎚山で、この大会には、山岳部のキャプテンが参加しました。
石鎚山(ウキぺデイアから引用)

 いろいろ、石鎚山への思い入れはありましたが、蒜山三山には、沢山のエピソードや、思い出が残りました。 この三山の麓には、当時『乳流れる里』とも言われた日本有数の飼育数を誇るジャージー牛の牧場もありました。  当時は、岡山県の蒜山も、蒜山三山も知りませんでした。 日本人は、連なった山に『○○三山』と名付けるのは、上手くて好きで、日本には、54ヶ所の三山があります。 関東人が良く知っているのが、上毛三山( 赤城山・榛名山・妙義山)、日光三山( 男体山・女峰山・太郎山)などです。

 蒜山三山、左から、上蒜山(1,202 m)・中蒜山(1,123 m)・下蒜山(1,100 m)、蒜山三山は、大山、三瓶山とともに大山隠岐国立公園として国立公園に指定されてます。
 

『昔のことは、はっきりと、最近のことは、ぼんやりと』で過ごしていましたが、自分がインターハイに参加できたことを備忘録に残そうと頑張っていますが、恐ろしいほど『忘却の彼方』なっています。

❶選抜テスト
 C県の選考試験には、数校、20数名が参加しました。 実地試験は、習志野丘陵を軽装備で歩くものでした。 難問の筆記試験は、幸運でした。 

『第一問』 リーダーシップを箇条書きしなさい。
 これは、一夜漬けで、山岳部の部室にあった『白水社 山岳講座 1』を読みかけていたのが当たりました。 第一節に『リーダーシップ』箇条書きで記述されていましたので、ずばりヤマが当たりました。
  

『第二問』5名の山行の献立と食材リスト(調味料含む)作成しなさい。
 ついているときは、ついているものです。 いつもは体力任せの『ボッカ役のカツギ屋』が常でした。 つい数週間前の山行で、炊事担当を命ぜられ、『5名の縦走山行の献立と食材リスト(調味料含む)』で、苦心惨憺の経験をしていました。

❷栄えあるテレビ放送局のインタビュー
 開会式の『選手宣誓』には、40数校のリーダーが、各県の高体連旗を捧げ、『選手宣誓』を円陣で囲みました。 無事終わった後に、突然、某テレビ局岡山支局のインタビューを受けました。 もたもた、十数分間いろいろ、やり直しながら応えました。 ホットした瞬間でした。 これから本番でお願いしますと。 

なぜ、インタビューを自分がされたかは、有頂天のあまり、数日は気が尽きませんでしたが、後でやっと分かりました。 エンジのユニフォームにエンジの『正ちゃん帽』のかぶり方でした。

ウエブの通販カタログから引用

 この帽子の前の部分の折り返し部分だけを下ろして、つばのように見せて、一見チロリアンハット風にしていました。 当時の高校生のほとんどが、次の、チロリアンハットまたは、トレッカーハットでした。

ウエブの通販カタログから引用

 ウエブの通販カタログから引用

❸水場にイモリ
 蒜山三山の縦走路のキャンプ場は草原ですので谷川ではなく、草原を流れる小川でした。 炊事の時間はまだ明るかったのですが、チームによっては、鍋でご飯を炊くチームありました。 背中合わせの、女子テント場の、女子高チームのテントから、突然『ギャー』という悲鳴が上がりました。 

 男子校チームのナイト気取りで行ってみますと、炊きあがったご飯の中に紛れ込んで、炊き込まれたイモリが見えました。 我がチームは飯盒炊飯でしたので、その鍋は二度と使わないという女子高チームに、自分たちの使い終わった鍋を貸してあげて、なんとか収まりました。 この女子高チームの『登山ユニフォームが真っ白』で、強烈な印象が残りました。
                           (20200528纏め #171)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする