知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『ヒトは素潜りでどこまで潜れるか、ジャック・マイヨールのこと』 『「ジャック・マイヨールが愛した海」唐津市鎮西町の波戸岬周辺』

2022-05-01 21:32:57 | 人間・人類

『ヒトは素潜りでどこまで潜れるか、ジャック・マイヨールのこと』

『「ジャック・マイヨールが愛した海」唐津市鎮西町の波戸岬周辺

 

先日、『NHK-BS4K・プレミアムで「ジャック・マイヨールが愛した海」』を見ました。 番組では、映画「グラン・ブルー」で知られるダイバーのジャック・マイヨールが愛したとされる唐津の海を舞台に、海水の温度差や海流の影響で季節ごとに異なる生き物の様子を4Kカメラで撮影、紹介していました。

 

『番組を企画したのは、NHKの局内資格「潜水アナウンサー」を持つ7人の1人・小林将純アナウンサー。 小林さんは、2019年4月の佐賀放送局赴任後にプライベートで唐津市鎮西町の波戸岬周辺で潜った時、地元の人から唐津市の七ツ釜で初めてイルカと出会ったのがダイバーとしてのマイヨールの原点で、2001(平成13)年に亡くなる前の8年間に20回以上唐津を訪れたという話を聞き、唐津の海とマイヨールをテーマにした番組企画を提案。 昨年秋から冬にかけて行ったロケで小林さんは、マイヨールと親交が深かったベテランダイバー・高島篤志さんと唐津の海に潜り、今年3月、NHK総合(佐賀県域)とNHK-BS4K(全国放送)で約30分の番組を放送した。』

 

今回の番組では、今年春から夏にかけて再びロケを行った映像と、秋から冬の映像を再構成。 唐津の海の四季を改めて伝える番組放送のほか、今回撮影した映像を再構成し、佐賀市松原に来年開館予定の新放送会館内に設置する予定の4K・8Kモニターでも上映を予定している。 

小林さんは「唐津の海をプライベート潜っていたときから『季節感ある不思議な海と感じていた。ジャックは、この不思議な海に身を置くことに無上の喜びを見出し、晩年は、唐津の人々との交流を通して海の魅力を伝えていたと聞き、改めて潜ると、神秘的な風景が広がっていると再認識した。 3月の放送では地元の人から『唐津の海があんなにきれいだったとは知らなかった』という反応をもらった。 リサーチから約2年。 番組の完成で達成感というよりも何やら寂しさがあるが、BSでの全国放送を通じて、唐津の海の魅力が改めて伝わればうれしい」と話す。

 波戸岬

日本本土最北西端のモニュメント(手前)と海中展望塔

ウキペデイア情報から引用

 

唐津市の七ツ釜

ウキペデイア情報から引用

佐賀県・松山寺住職 松岡宗鶴さんが『ジャック・マイヨールが愛した海~「自他一如」』の中で、次のように紹介しています。

ジャックは素潜り(閉息潜水)にヨガや禅の呼吸法を取り入れ、前人未到の記録を次々と打ち立てた。そして、さらには自己と海(自然)との融合を目指していた。 海へ入る際に行われる独特のルーチンは、ありのままの自己がゆっくりと海と融け合うかのようだ。 それは、仏教でいう「自他一如」、自分と周りのものとが一つになるということだろう。 いま地球環境と人類の平和は悪化の一途をたどっている。環境保護活動家としても知られるジャックはそのことを次のように語っている。

『人はみな、同じブルーの深海から生まれてきた。 人間は自然の一部であり、もっと謙虚にならなければならない。 我々人間の考え方と行動のいかんによっては、取り返しのつかないことになるだろう。 人間同士の信頼を再構築しなければ何も解決しない。』と。

 

ジャック・マイヨール

1927年4月1日—2001年12月22日は、フランスのフリーダイバー。 上海生まれ。 イタリアのエルバ島にて没。

4歳の時、母親に初めて水とのつき合い方を教わる。10歳の時に、佐賀県唐津市の屋形石の七ツ釜ではじめてイルカと出会い、その後の生活の原点となる。 1957年、マイアミ水族館時代に、イルカの調教を担当したことから水中での泳ぎ方などを体得。 

1973年、イタリアに居を移し、10余りの潜水実験に参加。それにより数十メートルの深度でフリーダイビング中のマイヨールの脈拍が毎分26回になっていることや赤血球が著しく増加していることが、スキューバで潜った医師によって測定されたこともある。 1976年11月23日、エルバ島にて人類史上初めて素潜りで100mを超える記録をつくる。この時49歳であった。

 

マイヨールの潜水記録

  • 1966年 : 60 ⅿ
  • 1976年 : 100 ⅿ
  • 1983年 : 105 ⅿ(55歳にて)

現在は重りとフィン有り無し等条件が異なりこの記録が破られたかどうか不明。

 

大の親日家であり、フリーダイビングにヨガや禅を取り入れていた。 千葉県館山市坂田に別荘を設けている。 1995年にはTBSテレビのドキュメンタリー番組『いのちの響』に出演したことがある。 1997年の秋には27HOUR SPECIAL CHALLENGE97内で放送された『イルカが海に帰る日~ユキよ、自由の海を泳げ~』のスペシャルゲストを担当した 

海の中の水中散歩は、できるだけ多くの方々に、経験して頂きたいと思う傘寿爺です。 それには『素潜り』、『シュノーケリング』、『スキューバダイビング』とありますが、先ずは、『素潜り』からで、だんだんとレベルアップが楽しみでもあります。 

半世紀も昔の『素潜り』の経験、酸素タンクなどの潜水器具を使用せずに、自分の息だけで潜水することです。 「スキンダイビング」とも言われています。 

シュノーケリングを文字通りに解釈すればシュノーケルを使うことであるから、広い意味ではスキンダイビングもシュノーケリングに含まれることになり潜水か水面遊泳のみかという観点から、スキンダイビングとスノーケリングは区別されることがあります。 

素潜りに不可欠の『耳抜き』

いろいろな方法とその組み合わせもありますが、最も簡単な方法は、

  • バルサルバ法:指で鼻を軽くつまみ、テッシュで鼻をかむ容量で鼻に空気を送る方法
  • 嚥下(えんげ)法:「つばを飲み込む方法」。つばを飲み込むことで耳抜きをする方法です。

自分の実体験からです。 素潜りで、深さ5ⅿぐらいに達すると鼓膜を針で突かれたようにキーンと痛みが来ます。 この痛みは外耳道の空気が水圧で押され、鼓膜が内側に押されるため、この時、鼻をつまみ、鼻から息を出そうと力むと鼻の中の空気が鼓膜の内側から押しますので、鼓膜が正常に戻ります。 この動作を、8ⅿと、10ⅿで繰り返しますと10ⅿ付近で20-30秒ぐらい、サザエやアワビを探して、採ることが出来ます。

 

アーティテックスイミング(シンクロナイズドスイミング)の小谷実可子さんが、海中でクジラに近づけた経験を『人生観が変わった…』と言ったことを思い出しました。 海は、凄くて不思議です。

(2022/05/01、#530)

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『健康で長生きしたい 3(和田秀樹氏の「80歳の壁」にヒントが』 『「80歳の壁」を越えたら、人生で一番幸せな20年が待っています!』

2022-05-01 14:34:04 | 読書

『健康で長生きしたい 3(和田秀樹氏の「80歳の壁」にヒントが』

『「80歳の壁」を越えたら、人生で一番幸せな20年が待っています!』

 

満80歳の傘寿(以前は、79歳でお祝いも)に数カ月と迫っておりますと、このサブタイトル『「80歳の壁」を越えたら、人生で一番幸せな20年が待っています!』のハードルの高さしみじみと感じています。 見つけました表題の本『80歳の壁』にある最強の方法を再確認し、今後も、参考にチェックしてゆくために、備忘録にしました。

 

この本の広告が、日経新聞の総合・経済面に『全5段抜き』で、乗っており、見出しに参考になる箇条書きがありました。 傘寿爺には単純化され過ぎているものもあり、これから勉強します。

ウエブ情報から引用 

(1)医療に頼るなかれ。医師には「健康」という視点がない。「医師」と会話ができる知識を

  できるだけ持ちたい。

 

(2)食べたいものを食べていい。お酒も飲んでいい。嗜好の変化はいつも気を配る。

 

(3)肉を食べよう。しかも、安い赤身がいい。菜食の良さは今後の課題。

 

(4)健康診断はうけないほうがいい。⇒後期高齢者医療保険になったので、人間ドックは回数を

   減らすが、地元行政が実施する健康診査を受診。

(5)病院に行かなくなったら死者数が減った。こんな数値は信用できない。自己管理と病院

   頼りと、どちらも。

 

(6)ガンは切らないほうがいい。セカンドオピニオンと自分の勉強で判断。

(7)血圧、血糖値、コルステロール値は下げなくていい。目標はせめて、上限値前後には下げ

   たい。

(8)薬は不調があるときだけ飲めばいい。調合した先生の指示に従う。薬の情報も良く読む。

9)欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早い。いい塩梅に、継続が肝心。

(10)運転免許は返納しなくていい。十人十色ですので年齢で線を引く。

(11)認知症になっても生きる力と知恵は最後まで残る。信じたい。

(12) 運動はほどほどに。散歩が一番。運動も、自分で、できる範囲で緩急つけて、散歩は大き

   めの歩幅で、緩急(ゆっくり歩きと早歩き)をつけて『踵着地と5本足指で靴底をグリップ

   する感覚で。

(13)「脳トレ」よりも自分がすきなことをする。これも必要、特に大事なのは、自然とその

   四季の変化を見る・楽しむ。

(14)タバコは止めなくていい。イライラは余計に害。みんなが止めると国家の収入減は心配

   だが、総合的に判断してやめた方が良い。

(15)ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内。実践中、ブックカバーで覆って、読書を10-20分、

   実践中。

 

(16)おむつを恥じるな。行動を広げる味方です。辛いが、その時期が来たら実践。

(17)高齢者に多いうつ症状。心と体を動かすことが予防に。体力に合わせて、いい塩梅の

   万歩散歩が良い。

(18)エアコンをつけて水を飲み、猛暑から身を守れ。図書館の空調もそれほど涼しくはない

   が、読書もできて一石二鳥。

 

(19)噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキとする。噛む回数を決めて、頭の中で、引き算で

   数えれば、ボケ防止になる。

(20)記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちる。読んだ本や、記事の内容をメモする。 

   記憶力の後退防止と維持。

(21)孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもう。齢をとれば、どんどん、孤独になる

   時間は増える。 日本で、特に都会のマンション暮らしはコミュニティ―に積極的参加する

   努力は不可欠。

(22)サボることは恥ではない。我慢して続けなくていい。難題で、課題

(23)外に出よう。引きこもると脳は暗くなる。散歩の徹底と屋外活動の趣味を持つ。

(24)テレビを捨てよ。町に出よう。大勢で哄笑、悲憤慷慨セリフ乱発のドラマが多く、視聴率

   至上主義丸出しのテレビ番組は避けたい。

(25)闘病より共病。「在宅看取り」ありの選択も。難題で、課題。

 

(26)眠れなかったら寝なくていい。早寝早起きと万歩散歩実践で大丈夫。

(27)学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ。『学びを継続できる』コツは、興味

   ある事を調べたら文章にして他人(友人や第三者)に読んでもらう。 古い対応だが

  『キーボードを打つより書く』、

すでに、傘寿真っただ中です。 その重さをズンと感じています。 『「80歳の壁」を越えたら、人生で一番幸せな20年が待っています!』の実現にマイペースで頑張ります。

(記事投稿日:2022/04/30、#529)

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