知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『世界の寺院・神殿 3(インドの遺跡 エローラ石窟群)』

2024-10-24 10:39:19 | 寺院・仏閣・神社・お社
『世界の寺院・神殿 3(インドの遺跡 エローラ石窟群)』

『ヒンドゥー教「第16窟カイラーサナータ寺院」は圧巻、「デカン高原の断崖を掘って作られた石窟寺院で、高さ30m・奥行き80mの大寺院、ノミとハンマーで築かれ、完成するまで150年」図面とサンプル(模型)も存在せず、築き方と工事監督などと謎がいっぱい』

 ウェブ情報から引用
世界遺産「1000年以上前の傑作!エローラ石窟群」がTBSで放映されました。

インド・デカン高原の北西側に位置するエローラ石窟群。 南北2kmの固い玄武岩の崖を掘って作った石窟寺院が全部で34もあり、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教エリアに分かれている(*)。 特にヒンドゥー教の第16窟は一枚岩から巨大な寺院を彫り出したという特異な存在である。 間近で見ると「彫って」作ったとはにわかには信じられない。 50年かけて築かれた、時間もスケールも桁違いの傑作である。』と紹介されていました。

(*)このように、異なる宗教のお寺が壊されることなく残っていることから、エローラ地域では宗教間での争いは無く、異なる宗教であっても平和に共存していたと推測されています。 エローラ石窟群からも分かりますように、元々、世の中には、神を崇める人間が宗教で争う戦いはなかったのです。

余談になりますが
『ざっと2000年以上前、イスラエルにはユダヤ教を信仰するユダヤ人がもともと住んでおり、エルサレムという場所はユダヤ教の聖地でした。 しかし、ユダヤ人は、大昔ローマ帝国によって滅ぼされてしまい、イスラエルから世界中へと逃げるように移り住んでいったのです。 そして、その後、住み着いたのがアラブ人。 イスラム教を信仰するアラブ人はこの地に2000年以上も住み続け、そのうちユダヤ教のユダヤ人と同じようにエルサレムを聖地とみなすようになりました。 しかし第二次世界大戦以降、イギリスの戦略により急遽この地にユダヤ人の国家が建てられることとなり現在に至っております。』

表題にも戻ります。
エローラで最も古い時代の石窟ですが、建造は5〜7世紀とインドの仏教石窟としては最後に造られたもの。 特に第10〜12窟が有名で、チャイティヤ窟(仏像を置いて礼拝する祠堂のこと)の仏龕がある第10窟がシンボル的な存在。  仏龕は仏教石窟の中でも最も新しいもので、ストゥーパの前に仏倚座像が配置されています。 第12〜29窟(ヒンドゥー教石窟) 画像素材:shutterstock 7世紀頃から作られ始め、第16窟のカイラーサ寺院はエローラを代表する石窟。 幅46m、高さ34m、奥行き80mと、石窟内最大の建造物で一つの玄武石から削り取った巨大な寺院です。

仏教石窟(第1窟~第12窟)
第10窟はヴィシュヴァカルマ窟(Visvakarma)といい、一般的には大工の石窟と言われ仏教石窟の中でもっとも有名な石窟である。

ウェブ情報から引用

ヒンドゥー教石窟(第12窟~第29窟)
第15窟ダシャ・アヴァターラ窟(Dasa Avatara)も印象的なヒンドゥー石窟である。 
第16窟はカイラーサナータ寺院(Kailasanatha Temple)、あるいはカイラーサ寺院(Kailasa Temple)と呼ばれ、エローラで最も重要な石窟寺院である。
第21窟ラメーシュワラ窟(Ramesvara)には入り口に女神の川が掘り込まれている。

ウェブ情報から引用
第29窟デゥマル・レーナ(Dhumar Lena)も印象的な石窟である。ヒンドゥー石窟としては最も西にある石窟である。

ジャイナ教石窟(第30窟~第34窟)

第32窟はジャイナ教の石窟でチョーター・カイラーサナータ(小カイラーサナータの意)と言われ、石窟の正面の中庭に第16窟と同様に外部に出現した神殿がある。

ウェブ情報から引用

また第34窟(第32窟、第33窟と繋がっている)には美しい女神が、豊かに実ったマンゴーの木の下で、ライオンの上に座り壮麗な姿態を見せている。

こんな凄いものを造って、守り残せる人類です。

この掛替えのない『宇宙船地球号』『水の惑星』『緑の地球』を守っていかなければなりませんので、何とか間に合ってくれと、祈りながら、みんなでやれる『節電・節水・節肉食、移動には歩行・自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂きたい、CO2排出削減は、次のビッグ3『発電・精油業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。 

みんなでやる『「節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車」「プラチック使用減らす(土に還るプラスチックでも製造時はCO2を!)」は、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小にはなりますが、これ以外に80億人の個人で、何かできるでしょうか。 限界のある狭い地球で80億人が暮らすには、皆で摂生し、質素な生活が必須です。
(記事投稿日2024/10/24、#971)
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