知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『花の世界 6.0(ハスの花、二点「一天四海」と「晩秋のハスの茎」』 『岡山後楽園の白い大輪の花「一天四海」最後の一輪が真っ盛りとばかりに』

2024-10-13 20:59:27 | 寺院・仏閣・神社・お社
『花の世界 6.0(ハスの花、二点「一天四海」と「晩秋のハスの茎」』
『岡山後楽園の白い大輪の花「一天四海」最後の一輪が真っ盛りとばかりに』

不思議なことに、数年前の夏も過ぎた9月1日のこと、ハスの花、『最後の一輪が真っ盛り』とばかりに、凛と咲いていました。 岡山後楽園の気品ある白い大輪の花『一天四海』です。 このネーミングにも納得です。
下手の横好きの写真撮影も、白色を撮るのが苦手で『白とび』常習犯でしたが、この『一天四海』の花脈も、辛うじて、かすかに撮れました。(ウデではなく、撮影時間とこの花の精の所為です。)
 

日陰の池で咲いていた一輪でした。 先ずはウエブ情報です。 
『一天四海』…花の直径が30cmにも及ぶ大型のハス。白い花弁に不規則な紫の縁取りがあり、豪快かつ気品 にあふれた姿から大名蓮(だいみょうはす)と呼ばれることもあります。

『一天四海』【意味】
 天の下と四方の海。 天下のすべて。 世界中の意。
【語源由来】
 「一天」は天下中のこと。 「四海」は四方の海の意から、転じて、天下・世界中の意。

一天四海皆帰妙法(いってんしかいかいきみょうほう)という言葉があります。
 仏典の一説に由来しており、意味としては、「人間が皆仏さまの説法に耳を傾けたとき、みな仏の世界を得て、その国土は仏の国土となる」であり、より現代風に訳すと「世界全体を仏さまの教えで広め救う」や「この世の中は一つの真理が働いている」という意味となります。


当然ですが、この時期には、すでに散っていたハスが、著名な『大賀蓮』(次の一葉、ハスの茎『名残』)です。 このハスの、『由緒』にはドラマがあります。 ここでもウエブ情報です。

大賀蓮 …別名「二千年蓮」・古代蓮」淡いピンクで直径25㎝くらいの花が咲く可憐なハスです。
岡山市出身の植物学者大賀一郎博士が、1951年に、千葉県検見川にある約二千年前の地層から発見した3粒のハスの実のうち1粒が、発芽・生育に成功しました。  同じ地層から出土した丸木舟の年代測定によって、このハスの実は、二千年前の古蓮と推定されました。  その1粒から3本の蓮根が出来、後に次々と分根されていきました。 これまでに、実や蓮根によって、国内外の150か所以上に分根されています。 
二千年前の一粒の古蓮の実から咲いた可憐な花は、時代を経て、今も友好と平和の使者として親しまれ大切に されています。  大賀博士は、古蓮、ハスの開花音、ハス糸などハスに関する幅広い研究を続け、大賀ハスの発見によりハス博士と呼ばれるようになりました。

ハスの茎『名残』
このハスの茎は、上野恩賜公園の『蓮池』ならぬ『鵜の池』で撮ったものです。 『ハス』という命名ですが意外な説があります。 ここでもウエブ情報です。
日本での古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのが通説である。「はす」はその転訛。 
水芙蓉(すいふよう、みずふよう)、もしくは単に芙蓉(ふよう)、不語仙(ふごせん)、池見草(いけみぐさ)、水の花などの異称をもつ。 
漢字では「蓮」のほかに「荷」または「藕」の字をあてる。

ハスはよく撮りに行きますが。 ハスの茎がこれほど不思議な抽象的な図形に撮れたのは初めてです。


ハスの花は、撮影の対象としていいアイテムです。 葉は撥水性があって水玉ができて、大きな水玉見つけて『その水玉に他の被写体を撮りこむ』ことをいつも狙っていますが、結果が出せていません。 道具の所為にしていますが『否、
腕の所為』です。 とどのつまり『勉強・努力不足』です。
 (記事投稿日:2019/06/30、最終更新日:2024/10/13、 #107 )
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『大ピラミッドのこと 14.1(日本と米国で半導体の結晶の研究、志村史夫・工学博士著の「古代世界の超技術」からの情報が凄い)』

2024-10-09 08:55:42 | 寺院・仏閣・神社・お社
『大ピラミッドのこと 14.1(日本と米国で半導体の結晶の研究、志村史夫・工学博士著の「古代世界の超技術」からの情報が凄い)』

『同時代(日本の縄文時代と)の「大ピラミッド(建造期間27年、ピラミッド群100基余は建造期間 約1000年)」と「ストーンヘンジ(建造期間500年」の比較も興味深い』


先ずは、この本の著者、志村史夫・工学博士のプロフィール、
1982年「シリコン単結晶中の不純物酸素および微小欠陥に関する研究」で名古屋大学工学博士(応用物理)。
1974年日本電気中央研究所、1983年モンサント・セントルイス研究所、1987年ノースカロライナ州立大学教授 (Tenure:終身在職権付) 。
物理学、半導体関係の専門書、教科書のほかに一般向け著書も多数あり、2002年(平成14年)日本工学教育協会賞・著作賞を受賞した。
半導体結晶が専門だが、古代文明、自然科学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている。

この方の、この著書について、ネット上には沢山の『感想・レビュー・コメント』が紹介されていますが、内容には、かなり納得された内容のものが多かったようです。

大ピラミッドに関する本で、自分がいろいろ読んだ中には、次のような二冊の本がありました。 自分には、すんなりと納得できない不思議な印象に残っています。

竹村公太郎氏著『日本文明の謎を解く』(その3)
有明海の干拓工法に、海に杭を打ち込む搦(からみ)工法というのがあることを説明し、そこからピラミッド建造の謎に迫る。
著者が参考にしたのは、視覚デザインの専門家、高津道昭筑波大教授の『ピラミッドは何故つくられたか』(新潮選書1992年)である。この中で高津教授は発見されているピラミッド80基はすべてナイル西岸にあることに着目し、「ピラミッドの正体はテトラポットであり、霞堤である
 という説を提起している。
著者はピラミッド建造の謎について、一種の公共工事ではないかという説に対して、人間が無駄とわかることを1000年間も継続することはできない。ナイル川の水を西の砂漠地帯に逃さないためにはどうするかという文明の存亡を賭けた重要事業であり、エジプト人たちが自ら誇りを持って従事した意味ある事業であるという。

視覚デザイン学の高津道昭氏著『ピラミッドはなぜつくられたか』(新潮選書)
 高津教授によれば、ピラミッドはナイルの流れを東寄りにして西の砂漠地帯に流れ込まないようにするとともに、ナイルが運んでくる上流の土砂を利用して現在形成されているデルタ地帯の耕地を増やすことが目的だったという。
  この説が現在どの程度の支持を得ているのかをネットで調べてみると、残念ながらまだ定説はないようで、墓であるとか雇用確保のための公共工事(吉村作治)だとかの意見は出ているが、高津道昭氏や著者のような意見は採り上げられていない。しかし、これだけの巨大土木工事を1000年間に渡って続けたということは当時のエジプトの人々にとっては明確な意図があったことは間違いない。個人的には説得力のある説であると考える。

この二つの説は『大ピラミッドの底面は海抜59.6m、ナイル川平均水位より約47.0m高い』という『ギザの岩盤台地の地形』の立地条件から不思議に思っていました。

この本の『古代世界の超技術』の第1章『ピラミッド」―「強度」と「形」の謎を解く』の抜粋と今後に課題;
  • 様々なピラミッドの形と変遷、階段ピラミッド(傾斜度33度7分)⇒屈折ピラミッド(傾斜度54度31分・43度21分)⇒四角(変則八角)錐ピラミッド(傾斜度51度52分)
  • ピラミッドの謎と魅力、最盛期の完成形四角錐(表三画面の中央に凹みあり変則八角錐)、クフ王のピラミッドに隠された謎

 ウエブ情報から引用

  • ヘロドトスが見たピラミッド(見なかった大スフィンクス)、ピラミッド建造後、2000年ほど経った紀元前450年のころで、不思議なことに、ヘロドトスの『歴史』には、大ピラミッドの前に鎮座する記述がまったくない。 砂にうずまっていて見えなかったからと推測?

ウエブ情報から引用

『砂に埋まったスフィンクスの絵』 1964年頃はスフィンクの首から下は沙漠の砂に埋まっていた。 1864(元治元)年、江戸幕府がヨーロッパに派遣した使節団がピラミッドを見物し、スフィンクス前で写真に納まった遣欧使節団の武士たち。

埋没していた時代のスフィンクス(デビッド・ロバーツ画、1838年)

ウエブ情報から引用

高さ20ⅿの大スフィンクスですが、窪地にあったとは言え、ヘロドトスの『歴史』に記述がないのが謎です。 
また、沙漠の砂に埋もれたなどは関係なく 『神々の指紋』で、グラハム・ハンコックの言う、8000年以上前に、大スフィンクスは建造されたとは、やはり考えられません。
繰り返しになりますが、大ピラミッドのことは、いろいろな本を読んでみて大分解ってきたように思っていますが、『増々、その凄さと不思議が残った』に、いつもたどりつきます。
まさに大ピラミッドの謎よ『永遠』にです。
(記事投稿日:2024/10/09、#968)
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『大ピラミッドのこと 9(益々、その凄さと不思議が残った』 ―今回は230万個の石材の不揃いと想像を超えたキャップストーンの大きさ―

2024-10-06 23:21:03 | 歴史・世界

『大ピラミッドのこと 9(益々、その凄さと不思議が残った』

『230万個の石材の不揃いと、想像を超えたキャップストーンの大きさ、大 ピラミッドにはキャップストーンは理由不明の損失』

『エジプトでは地震は発生するものの その回数は極端に少なく 過去100年以上、マグニチュード6以上が発生していない』


最近ウエブで見つけました凄い写真、『エジプト、ギザの砂漠にある三大ピラミッドの中で最も大きなギザの大ピラミッドを上空から俯瞰撮影』です。 今までいろいろ調べ、4500年前の巨大石造物のスケールと、内部構造の凄さは、想像を絶するものでした。 今回の写真は、新たな凄さと不思議さの再確認でした。

 

キューブ石材の不揃いと、接着剤不使用の急こう配の積み上げキャップストーンの大きさと持ち上げ方法と取り外し方法

 

先ずは、ウエブ情報の抜粋引用です。

『エジプト、ギザの台地で圧倒的な存在感を放つ大ピラミッドは幾多の謎をわれわれに投げかけている。

そのひとつが、頂上に冠されていたはずのキャップストーンの行方だ。キャップストーンがないため、大ピラミッドは他の第2、第3ピラミッドと異なり、正四角錐ではないのだ。 
と言われているが、下記の通り、どちらもキャップトーンは失われていますので、正四角錐ではない。

 第2のカフラー王のピラミッドは、元の高さ143m、現在の高さは136mですので、キャップストーンは失われています。

第3のメインカフラー王のピラミッドは、元の高さ65.5m、現在の高さは62mですので、同様にキャップストーンは失われています。


正四角錐のピラミッドは真正ピラミッドとも称されるが、その由来は太陽信仰の聖地ヘリオポリスの神殿に祀られていた正四角錐状のベンベン石だといわれている。古代エジプトにおいて石は高貴なものだったが、中でもベンベン石は聖なる石とされ、格別の信仰対象だったのである。

ベンベン石は四角錐の黒い花崗岩で造られたもので、ちょうどピラミッドと同じ形をしている。ベンベン石、つまりキャップストーンは古代の記録から推測すると4~8メートルはあったとされるが、実物は見つかっていない。またどうやって10トン以上はあろうかというこの石を頂上に置いたのかもわからない。』

 

大ピラミッド全景

ウエブ情報から引用

 

最も大きな大ピラミッドの内部構造

ウエブ情報から引用

 

最も大きな大ピラミッドの俯瞰撮影

 ウエブ情報から引用

 ウエブ情報から引用

ウエブ情報から引用

ウエブ情報から引用

 ウエブ情報から引用

 

アメンエムハト3世のピラミッドのキャップストーン

ギザの大ピラミッドに関しては、不明です。 ほかのピラミッドでは、残っていて、発見されたものもあります。

  

ウエブ情報から引用

 

大ピラミッドには不思議がまだまだ沢山あり、必ず、どのピラミッドのトップに存在したキャップストーンも新たな課題です。

(記事投稿日:2021/06/15、最終更新日:2024/10/06 #345)

 

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『始球式の最終打合せ、スーパースター大谷選手と愛犬デコピン』

2024-10-03 08:16:15 | 寺院・仏閣・神社・お社
『始球式の最終打合せ、スーパースター大谷選手と愛犬デコピン』

こんな、微笑ましいシーンを撮られるスーパースターとスーパー(?)ドック!
 
想わず、ウエブ情報の写真と記事を拝借!

米スポーツ専門局「ESPN」公式X(旧ツイッター)は「MLBワイルドカードラウンドについて知っておくべき全てのことをショウヘイ・オオタニの愛犬デコイが説明」とつづり、見どころなどをまとめた解説動画を公開。その“ナビゲーター”として登場したのは、まさかのデコピンだった。

動画内でデコピンはプレーオフの仕組みなどを流暢な英語で説明。「僕のお父さんはMLBでプレーしているよ」「僕のお父さんはこのラウンドには出場しないんだ。ドジャースは地区優勝して、フィリーズとともにナ・リーグ勝率上位2チームに入ったからね」といった大谷に関する情報も織り交ぜている。
もちろんこれはデコピンの画像と男性の声を使った“雑な”コラージュ動画。飼い主の大谷すらいない斬新すぎる映像に日本人ファンからは「こんな声だったのね」といった反響が寄せられていたが、公開から1日も経たず再生回数は40万回を超え、米ファンにも衝撃が広まっている。
「何だこりゃ」
「彼は投球も喋りもするのか」
「デコイは野球知ってるな」
「奇妙すぎる」
「なんでデコイは英語喋ってるんだ?」
「何やってるんだ」
とありました。 いろいろ大変な世情ですが、本当に心和むシーンです。
(記事投稿日:2024/10/03、#967)
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『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオー」とか言うけど! 3』 『『竹に雪」の景色、鎌倉の報国寺vs横浜市獅子ヶ谷市民の森』

2024-10-02 07:34:26 | 写真

『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオーとか言うけど! 3』

『「竹に雪」の景色、鎌倉の報国寺vs横浜市獅子ヶ谷市民の森』

 

竹林で竹への雪の付き方『二景』

風上側の『節』から『節間』に、線状に付く、鎌倉の報国寺の竹林。 平野部の平らな、風通しの良い竹林の雪の付き方です。

 

横浜市獅子ヶ谷市民の森の竹林は、山あい窪地にありますので雪の日は、ほとんど無風で、『節』の部分周囲だけに、びっしりと付きます

竹林の雪景色の観察は楽しいものです。

(記事投稿日:2022/01/14、最終更新日:2024/10/03、#458)

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