今日は、引き続きタコの茹で方。
この時期になると毎年しているけれど、まだ「これだわ!」という処理法が定まらなくて、今回は、米糠で洗ってみました。
塩では、泡が立つほどタコのぬめりや垢といっていいのか、汚れを揉んで取るのに時間がかかりますが、糠は思いの外早く取れました。体を洗うかのように丁寧にといっていいのかしら?
祖母が、「昔は糠袋で体を洗っていた」と言っていたのを思い出します。
糠で揉めば塩辛くならないでしょうから、今回は、酢と醤油の入った湯で茹でます。
色は濃くてやわらか。トングで摘まんで方がミョウバンを入れて茹でたもので、まるのままのたこが今日茹でたものです。
タコの表面に少しくもりが見えるので、もう少し揉んでぬめりをきれいに洗い流せばよかったですね。普段は、タコの茹で汁を出汁に使うのだけど、酢が入ると使い道の幅が、少し狭くなってしまいますね。
味と色、やわらかさが良いです。