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原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

今度は、郷里高齢者施設よりの「実母が弱った…」とのご連絡…

2025年03月05日 | 人間関係
 去る3月1日に 義母のお骨「墓入れ」を終えて、一連の“義母葬儀・納骨行事”をやっと終えたばかりの我々夫婦だが。


 昨日夕刻5時前頃のことだ。
 そろそろ夕食支度を始めようと思ったその時に、郷里の実母が入居中の高齢者施設のケアマネジャー氏より電話が入った。

 このケアマネ氏より電話を頂くのは、昨日が初めての事だった。
 おそらく“実母の身体の容態に関する内容”であろうと推測しつつ電話に出ると。 まさに、その通りだった。

 ケアマネ氏曰く、「ここのところお母様の様子がかなり悪化しています。 それは特に認知症状に関してですが…」
 私が電話を遮って、「実母とは、義母の葬儀関連でここのところ電話で幾度か会話しています。 (私自身が医学関係者である事実を明確にした上で)私が思いますに、実母の認知症状がここのところ悪化しているのは娘の私も承知しております。 それでも、実母の場合は食欲が変わらず旺盛であるのが一番の長所なのですが、私の診断ですと、まだまだ「死」とは程遠いと考察しております。 行動面で我がままさが出ていることも承知しておりますが、その辺で施設にご迷惑をおかけしている様子でしたら、お詫びしたく思います。」

 これに対して、さすがにケアマネ氏は娘の私に対して直言は避けて下さっている様子だが、やはり実母の “我がままな態度” でご迷惑をおかけしている様子と結論付けた。😱 

 (全くもって、いつまで経っても困った母親だ!)と内心怒りつつ、ここはとにかく娘として謝罪しておくしかないと心得て、私なりに日頃のお礼と謝罪を申し上げた。

 それで事が済まないことは承知だが。 昨日の電話対応は、それで終了した。
 
 実母の施設が近くであるならばすぐにでも出向いて、直接施設担当者の皆さんに日頃のお詫びを申し上げたいものだが…
 そうもいかないのが、更に申し訳なく思いつつ…


 まったくもって、あの実母どうしたというのか?!?

 特に高齢域に達して後は、何処ででも「娘(次女の私ではなく、特に米国の長女に関してだが)自慢をする癖」がいつまでも抜けないのが困りものだ…
 この長女(私の姉だが)の自慢を、どうして実母が施設内で殊更にするのかを説明すると。
 姉が、今後一切日本に帰国しないことを承知しているが故だ。
 何故姉が日本に帰国しないのかを説明すると。 元々姉は“日本嫌い”だからこそ米国に渡った故だ。
 それでも 比較的最近知り合った米国男性よりの、姉に「一緒に日本に行こう!」との誘いに乗って、姉が日本に来て実母に面会せんとしたところ!?!
 
 その情報を知った実母が、私に泣きついた!! (この話題は、本エッセイ集バックナンバーにても述べています。)
 実母が私に、何と泣きついたのかと言うと。 「あんな恥晒しの上の娘に施設に来られたら、私が恥をかかされる! どうにか来ないように阻止できないか、一緒に考えてくれ!!」
 
 こういう時に実母がしがみつくのは、いつも下の娘のこの私だ。
 実母も実姉も 実際問題 低レベル過ぎる人格者達で、私の手に負えないのが事実だが。😩 
 ただこの時は、私は母に言った! 「そんなことで私にしがみつかれても迷惑だ! 姉が施設に来るのが嫌ならば、親のアンタが姉に直接言って、来日を断りなさい!!」😡 

 その後の成り行きは知らないのだが。
 とにかく、姉の来日は避けられたようだった。



 お粗末な家族を持つと、こんな事件も起きよう。😖 😵 
 私自身が高齢域に達した今尚、それに嫌気がさしつつ。😨 

 昨日の実母施設のケアマネ氏からのお電話も、内容が結構深刻だったのが気にはなっているが…
 
 まあ私の診断だと、郷里の実母はまだまだこの世を生き抜くと結論づけている。


 実母が他界した際には、必ずや私が喪主となって実母の亡きがらを片付けに施設へ伺いますので。
 それまでは、わがままな実母の面倒をどうか施設内で診て下さるよう、何卒よろしくお願い致します。


今時の「葬儀」雑感

2025年03月02日 | 人間関係
 去る2025年2月15日に、高齢者介護施設で暮らしていた義母が施設にて死去して。

 2月19日に、我々夫婦と義母の孫の一人である甥との3名で「葬儀」を執り行い。

 2月26日に、義母が生前暮らしていた施設の部屋の片づけに出向き。

 昨日、都内「谷中墓地」に義母の骨を埋葬してきた。


 東京都内で葬儀を執り行うと、例えば「葬儀」「墓地埋葬」までに多大な“待ち日数”を要すると聞いていたのだが。
 私の感覚では、思っていたよりも早く事が進んだ感覚だ。


 ところで私は、今回の亡き義母の如くの 葬儀全般の全ての行事に加わったのは今回が初めての事だった。

 後で思ってみるに、予想よりもことがスムーズに進み、思っていたよりも楽に葬儀全般が終了した気もする。

 その理由として考えられるのは。
 やはり今時の葬儀全般の儀式が、(特に大都会では)システム化、マニュアル化されている故であろう。
 とにかく、葬儀場にせよ、昨日行った霊場(墓地)にせよ、係員の方々の業務がすべてマニュアル化され人の動きの動線の流れが洗練されていて、スムーズに事が運ぶのだ。

 そうであるにもかかわらず、担当者の皆さんのご対応が親切なこと! 何を聞いても適切な回答がすぐに得られるのは、実に快感だった。

 昨日も 墓地埋葬の際に御多忙であろう係員の方にいろいろと質問させていただくと、時間を割いてその回答を丁寧に返して下さったものだ。
 例えば、我が親族の場合は、墓地を「永代供養」契約で契約しているのだが。 その際の“年数”に関する質問等々にも分かり易く回答して頂いた。
 (参考だが、我々夫婦はこの墓地には入らず 別場所の「永代供養」を申し込んでいることに関しては、既に述べている。 永代供養の場合は、その後放置していても自然と事が片付く形式になっている場合が多いと心得るが。 とにかく、昨日義母を入れた永代供養墓の今後の様子を親族として確認しておくべきと考え、その質問をした。)



 最後に、私事の自慢話で申し訳ないのだが。

 葬儀には一般常識として「喪服」で出向くのが礼儀であろう。

 それでは「墓地埋葬」の際には、「喪服」か「普段着」か迷われる方も多いのではなかろうか?

 昨日我が家も亭主と私とで見解が分かれ。
 亭主は一応「黒」にまとめたものの、普段着で出掛けた。
 片やこの私は、葬儀の時同様に 葬儀用礼服で出向いた。

 昨日は 亭主の甥と、我が娘も参列したのだが。
 亭主の甥は普段着。 我が娘は、(一切、母娘2人で相談はしていません!)葬儀用礼服で墓地に訪れた。

 (以下は、単に親馬鹿話で実に恐縮ですが。)
 昨日娘は、私が10年程前に 娘の就活用として仕立てた「黒のスーツ」を自分なりにブラウス等々でアレンジした喪服正装でやって来たのだ!
 そのスーツが10年が経過した今尚、娘のスリム体形にピッタリだったのにも驚かされたが。
 これが 実に美しいし、その葬儀用へのアレンジ力が素晴らしく 母親として恐れ入ったのだ!!
 いやはや、我が娘もこれ程までに「事の対応力」をマスター出来ているのか!! と、親馬鹿ながら何にも増して安堵させてもらえたものだ。😁 😝 


 終わりよければすべて良し!
 
 とでも申しましょうか。

 とにかく、義母の葬儀関連行事が全てつつがなく終了した事実に。
 今は心より安堵しております。


明日、やっと義母のお骨を墓地に納骨です…

2025年02月28日 | 人間関係
 それで、今回の一連の「義母の死」にまつわる業務は終了します。

 
 この原左都子にとって、これ程までに本人の死去から、葬儀、納骨と積極的にかかわったのは、この義母の死の後始末が我が人生における初めての体験でした。


 いえいえ、葬儀に出席したことは何度もある。
 その中で一番大変だったのは、実父の葬儀だっただろうか??
 実父の葬儀は郷里の実母が喪主となったのだが。
 どうしたことか、その実母が予想していない程の「大規模葬儀」を執り行ったのだ!!
 そんなこと、控えめに生きて来たと思しき父親が望んだわけも無いはずなのに。 何故か実母が盛大な葬儀を実施した!!

 「父が亡くなったからその葬儀に一家で出席するように」との実母の指導に従い、亭主と未だ幼稚園児の一人娘を幼稚園を欠席させて郷里に向かったところ。
 既に実家には、実母が集められるだけの親戚筋を集合させていた! その数40名程だっただろうか??? 狭い郷里の実家が人で溢れたいたことを思い起す。
 ところが様子がおかしいのは、実母が父の親族と自身の親族を分離して、それぞれ別部屋に集合させていたのだ。 その実母の親族部屋がピーチくぱーチクとの賑やかなこと!! まるで葬儀の場ではなく、どんちゃん騒ぎが始まりそうな勢いだった!
 片や実父の親族は、仏壇がある部屋に通され、皆が静粛にしていた…

 未だ幼稚園児だった我が幼き娘にとって、どんちゃん騒ぎの方が面白いに決まっていて、実母の親族部屋で楽しく過ごしてくれたのは良かったのだが…

 深夜の12時が近づいて、おそらく実母本人が寂しかったのだろう。 
 「これから“通夜”をするので、皆さん残って下さい!」と指令する。
 娘のこの私とて、本日急に実父の葬儀に呼ばれて疲れ果てている… 明日の葬儀は出席するとして、もう寝かせて欲しいのが本音だ。 ただ、実娘の立場としてそれは許されないと判断して、通夜に付き合った…

 結局、実母の親族のみが残って夜中の2時頃まで「通夜」(と言っても実母が自分の親戚と話し続けたのみだったが。)が続けられ。

 翌日は、葬儀場は朝9時の予約だったと記憶しているが。
 真っ先に娘の私が現場に出向いて、葬儀場にて来客に挨拶せねばならない。
 実母が招いた葬儀客が、なんと!! 親族、近隣住民の方々含めて50名程だっただろうか! 
 実母の親族の中で一番の近親者である私が、その全てに挨拶せねばならないのは私自身の勘で心得た! そして、来場者(ほとんど知らない人ばかり!)全てにご挨拶を施し。
 その後も、実母がまめに動く人間でないのを重々承知している私が、葬儀が無事に進行するように心得つつ動こうとしていたところ。
 葬儀社の方が、「親族のどなたかが、葬儀場の“お棺”を見守っていただけませんか?」との要望で、これも私が引き受けた。 (正直言って、これで私はやっと寛げたのが本音だ…)😱 

 長くなるので後は省略するが。


 とにかく、我が父の葬儀程心身共々疲れた葬儀は無かったと結論づけられる。

 こんな、「疲れる葬儀」など施して死者が嬉しい訳もなかろうに!!
 私は今でも、実父の葬儀を盛大に実施せんと企んで、それを実行した郷里の母親の馬鹿さ加減を軽蔑し恨んでいる。


 そんな身にして…

 親族集めてどんちゃん騒ぎせずしても。

 死んだ人のために葬儀を実行して 墓に入れる作業とは、実に大変である事実を思い知らされている今回の「義母の葬儀」関連事象である。
 (実際、実母の葬儀喪主である亭主が激務続きで、現在体調不良状態です…)


 明日はその総集編として、亭主と共に義母の「墓入れ」を実行してきます。

 人の「葬儀」とは喪主にとってはまさに体力勝負であって、決して甘くないです…


ゆうちょ銀行に復讐に行く計画はとりやめ、義母の墓入れを決定しました

2025年02月21日 | 人間関係
 いや、何と言っても人の葬儀が終了した直後とは、疲れがどっと出るものだ。

 ゆうちょ銀行相手に復讐劇場(昨日のエッセイをご参照下さい)を繰り広げる心身共々の余裕など、我が老体の身に残っていない事実に気付かされる…

 それに、まだまだ義母葬儀の残務もある。
 お骨を墓に入れる作業もこなさねばならない。
 本日亭主が電話にてその日程を墓地に確認したところ、その日程が先程決定した。



 葬儀が終了した後、我が家に義母の「骨壺」を持ち帰ったわけだが、どういう訳か、亭主がその「骨壺」を私の書斎の直ぐ近くに安置したのだが。

 これが、不思議なことに何とも心地よいのだ。
 まるで義母が横で私を優しく見守ってくれているかの如くの柔らかい空間に、私の書斎が変貌したのだ! 
 それには、私なりに義母に大変お世話になった過去の事実がある故だろう。



 義母には生前、実にお世話になった嫁の私だ。

 婚姻直後に、我々新婚夫婦への “ビッグプレゼント” として、当時未だ珍しい存在だった「タワーマンション」をド~~~ン!! と購入して下さった。
 そこの住み心地が悪いと我々夫婦が好き勝手な我がままを言った途端、「貴方達の好きな所に好きな物件を買い替えなさい」と追加費用まで負担して頂いて、すぐさま物件を買い替えたものだ。

 私が高齢出産にて娘が産まれた際は、緊急搬送の超難産だったのだが。
 その際もずっとそばにいて見守って下さったのは、義母だった。

 その後も、決して出しゃばらずに我々一家とは適切な距離を置きつつ、必ずや多額の出費が必要な際には真っ先に“札束”をド~ン!と差し出して下さる人だった。

 高齢域に達した後には、認知症故のわがままも多少出始めたりもしたが。
 それでもとにかく高齢者施設暮らし故に、我々夫婦に迷惑が及ぶことはごく少数だったと今となっては振り返る。

 
 先程の亭主の話によれば、以前より予約してあった原家の墓地(谷中墓地だが)に義母を入れる手はずも整ったようだ。

 意外と早く、3月初頭には義母もその墓地に入れることが可能らしい。
 「石碑」が作れるとの墓地からのお話だったようで、私が是非 原家全員の氏名を刻んだ石碑を作ろう! とその案に同意しておいた。
 (参考だが、我々夫婦の墓地は 別の場所に永代供養墓を既に予約している。 そのため、谷中墓地に入ることは無い。)


 上述の如く、義母死去後の段取りがすべて上手く機能して。

 義母を送るとの最後の我が家の仕事が、流暢に展開している事実に今となっては安堵すらしている私だ。

 今更ながら、良き嫁ぎ先に嫁げたものだと。

 原家一族の皆様に、感謝申し上げたい程だ。


私の実母は、いつも真っ先に米国の姉の現状を私に伝えたがる…

2025年02月16日 | 人間関係
 昨日、義母が亡くなった旨の知らせを郷里の高齢者施設にて暮らす実母に伝えた時の事だ。


 その要件に関する私側の話が未だ終わり切らない時に、実母が言い始めるには。
 「米国の姉が、脚を骨折したと電話で言ってきた。 どうやら重傷で既に長い期間病院に入院中との事だ。 ナンタラカンタラ… 」

 
 私は 米国の姉とは、既に30年程前に絶縁宣言をしている。(本エッセイ集バックナンバーにても何度か公開しているが。)

 にもかかわらず私の電話の話を遮ってまでも、実母は米国の姉の現状を伝え続けようとする。
 (鬱陶しいなあ、こんな時に!)と思いつつも、一応、「そうなのね。」とは応えたものの。

 私としては、昨日の電話の目的であった「義母の死」に関する詳細話をもっとしたかったにもかかわらず、その状態となった。

 一応 実母の話を聞いてやりつつ、内心まさに鬱陶しさの感情で頭が混乱する。

 
 この私とて、高齢域に達しようとする時期と 3年程前に骨折は経験済みだ。
 そりゃ、大変なことは承知の上だが。
 昨日の電話の目的は、実母からその話を聞いてやることではない。


 米国の姉が 脚を骨折した事実に関しては、想像がつく。
 既に今71歳を迎えようとしている身にして、いつも必ずや10cm~12㎝程のヒール靴やサンダルを愛好している人間であり続けていると想像する。
 身長は私とほぼ同じ165cmなのだが、おそらく米国人は身長がもっと高いため、負けず嫌いの姉は 高齢域に達した後も、それ程のヒール靴で出歩いていることであろう。


 それにしても。

 下の娘の私が 義母の死の報告を目的として掛けた電話にて、急いでその私を捕まえて米国の姉が骨折した事実を真っ先に伝えるのか!?!! と実際、不快感が先行したものだ。😠 😲 


 人間、たかが骨折で命を失う事は無い。
 それは この私が近い過去に手足や鎖骨を複数回骨折した経験があるため、重々承知だ。

 まあ 米国の姉も、今回(脚の何処を骨折したのかは不明だが)の骨折により、今後ヒールの高い靴を愛用するのを少しは控えることであろう。

 それにしても 郷里の実母も米国の姉の不祥事に関して、いつまでもその解決策を次女の私に依存するのは本気でやめて欲しい!! 

 (我が実母は 決して米国の姉相手に “次女の私に困っている” なる弱音を吐くことは、絶対的に無いはずです!!)