昨日、義母が亡くなった旨の知らせを郷里の高齢者施設にて暮らす実母に伝えた時の事だ。
その要件に関する私側の話が未だ終わり切らない時に、実母が言い始めるには。
「米国の姉が、脚を骨折したと電話で言ってきた。 どうやら重傷で既に長い期間病院に入院中との事だ。 ナンタラカンタラ… 」
私は 米国の姉とは、既に30年程前に絶縁宣言をしている。(本エッセイ集バックナンバーにても何度か公開しているが。)
にもかかわらず私の電話の話を遮ってまでも、実母は米国の姉の現状を伝え続けようとする。
(鬱陶しいなあ、こんな時に!)と思いつつも、一応、「そうなのね。」とは応えたものの。
私としては、昨日の電話の目的であった「義母の死」に関する詳細話をもっとしたかったにもかかわらず、その状態となった。
一応 実母の話を聞いてやりつつ、内心まさに鬱陶しさの感情で頭が混乱する。
この私とて、高齢域に達しようとする時期と 3年程前に骨折は経験済みだ。
そりゃ、大変なことは承知の上だが。
昨日の電話の目的は、実母からその話を聞いてやることではない。
米国の姉が 脚を骨折した事実に関しては、想像がつく。
既に今71歳を迎えようとしている身にして、いつも必ずや10cm~12㎝程のヒール靴やサンダルを愛好している人間であり続けていると想像する。
身長は私とほぼ同じ165cmなのだが、おそらく米国人は身長がもっと高いため、負けず嫌いの姉は 高齢域に達した後も、それ程のヒール靴で出歩いていることであろう。
それにしても。
下の娘の私が 義母の死の報告を目的として掛けた電話にて、急いでその私を捕まえて米国の姉が骨折した事実を真っ先に伝えるのか!?!! と実際、不快感が先行したものだ。😠 😲
人間、たかが骨折で命を失う事は無い。
それは この私が近い過去に手足や鎖骨を複数回骨折した経験があるため、重々承知だ。
まあ 米国の姉も、今回(脚の何処を骨折したのかは不明だが)の骨折により、今後ヒールの高い靴を愛用するのを少しは控えることであろう。
それにしても 郷里の実母も米国の姉の不祥事に関して、いつまでもその解決策を次女の私に依存するのは本気でやめて欲しい!!
(我が実母は 決して米国の姉相手に “次女の私に困っている” なる弱音を吐くことは、絶対的に無いはずです!!)