原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「マイナ保険証」に代わる「資格確認証」を75歳以上全員に配布するのだと!?!?

2025年04月08日 | 時事論評
 この原左都子は、「マイナカード」を“一応”作った。

 決して「マイナカード」制度に賛同している訳ではないが、一応作っておいた方が後々面倒くさく無くて済むだろう、程度に軽く判断したが故だ。

 ところが、現在までその「マイナカード」を使用したことはただの一度も無い!!

 未だ「健康保険証」が有効な今、わざわざ「マイナカード」をその目的で使用しようとは思わない。
 まあこの「健康保険証」が後少しで無効になるようなので、そうしたら嫌でも「マイナカード」をその代わりに使用する事とはなろう。

 いえいえ、私の場合は自身が医学関係者である事実が大きくて、普段から滅多なことでは病院へは行かない主義だ。
 近年病院へ行ったのは、「左膝複雑骨折」と「歯科受診」の際のみだ。

 おっと 先だっての徳島旅行の際には、過労と心労でホテルにて倒れ救急搬送されてしまった…
 あの時には、確か持参していた「健康保険証」を使用したなあ…😫 😱 


 話題を表題のテーマに戻そう。

 2025.04.04付朝日新聞に「マイナ保険証に代わる『資格確認書」75歳以上全員に配布へ」と題する記事があった。

 早速、以下に一部を引用しよう。
 
 マイナカードをと健康保険証が一体化したマイナ保険証を持っているかどうかにかかわらず、75歳以上の高齢者らを対象に、従来の健康保険証と同じように利用できる「資格確認書」が自動的に配られることになった。 
 これまでは、新たに75歳になったり、転居したりするなど、健康保険の資格情報に変更があった人を対象に7月まで配布予定だったが、対象を拡大して来年7月末まで使えるようにする。
 健康保険証は昨年12月に新規発行停止。 資格確認書はマイナ保険証に本格移行する際に導入された。 資格確認書は事実上、従来の保険証と変わらない。 (中略)
 75歳以上のマイナ保険証の利用率がほかの年代に比べて低いため、対象者も広げ。 75歳以上のすべての人に資格確認書を交付する事したという。
 75歳未満は、マイナカードを持っていない人やマイナカードを持っているが保険証としての登録をしていない人に、資格確認書が送られる。 従来の保険証の有効期限が切れる前に、加入する健康保険が送られる。 有効期限は5年で、加入先の健康保険が決める。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 お役所さんよ。
 70歳間近の原左都子がこの文章を読んでも、物凄くややこしいぜ!!
 これ、もっとお年寄りの方々が理解可能なのかどうか…

 私の場合は、「マイナカード」は確かに作って手元にある!
 それが、今後「マイナ保険証」として自動的に有効に使用できるのか??!?!
 それさえ、わからんなあ!?!?

 で、今度は「資格確認書」だって???
 それは75歳以上だと申請すれば自動的にもらえるのか?!!?

 何か、「マイナカード」に更新が必要との話を聞いたような気もするし…


 とにかく「マイナカード」を巡って、これ以上国民を“煙にまく”のは本気でやめて欲しい!

 ここは一旦、初心に戻って。

 お役所こそが 今後の「マイナカード」制度の“あり方”を、国民皆に分かりやすい方向性で 真面目に真剣に考察し直してはどうか!?!!
 

トランプがプーチンに「腹立って」いいが、それを大々的に公言するのは控えるべきだ!

2025年04月01日 | 時事論評
 2025.03.31付朝日新聞記事より、冒頭表題に関する記事の一部を以下に引用しよう。


 米NBCニュースによると、トランプ大統領は30日、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領の最近の発言に対して「非常に腹が立った」と語った。 米国が仲介する停戦交渉がロシアのせいで成立しなければ、ロシア産の石油をめぐり2時間税をかけるとも述べた。
 報道によれば、トランプ氏は電話インタビューのなかで、「プーチン氏がゼレンスキー大統領の信用性に言及し、ウクライナの新しい指導者について語り始めたとき、私は非常に腹が立った」と語った。 (中略)
 「もし私(トランプ氏)との間で、ロシアがウクライナでの流血をとめるための合意に至らなかった場合、そしてそれがロシアの責任だと考えた場合、私は輸出されるすべての石油に対して2次関税を課すつもりだ」として、もし1か月以内に停戦に合意しなければ25%の関税を課す可能性に言及した。
 一方でトランプ氏は、「彼(プーチン氏)とは非常に良い関係を築いている」とも述べ、、「もし彼が正しい事をすれば、私の怒りはすぐに収まる」とも付け加えた。
 トランプ氏は就任以来、ウクライナでの停戦に向けた交渉に乗り出し、プーチン氏との間では2度の電話協議が公表されたが、打開策は見えていない。
 ウクライナはロシアの侵攻による戒厳令を理由として昨年の大統領選を延期した。 それにもかかわらず、プーチン氏は27日、ゼレンスキー政権は「非合法だ」と述べ、大統領選を実施するべきだとの主張を展開した。

 (以上、朝日新聞記事より引用したもの。)



 原左都子の、上記記載に関する感想を述べよう。

 米国大統領トランプ氏がロシア・ウクライナ間の仲裁に入るのは、現世界における最高位リーダーの立場としての行動なのだろう。
 確かに、この両国の関係を少しでも良好な方向に導けるべく人物とは、米国大統領以外に存在し得ないことであろう。

 ところが このトランプ大統領との人物とは。  
 いつものことたが。
 ご自身の思いを深い思慮なく報道陣に“ぶちまける”癖があると言えないだろうか??
 今回のトランプ氏のご発言も、「プーチンに腹が立った!」なのだが。
 通常今までの米国大統領であれば、そのような直接的な発言は避けて別の表現を上手く言い回したか、あるいは別の表現を利用して直接的なプーチン批判を抑えたものであろうと私は理解している。

 いや、分かりやすいと言えば、その通りだ。

 以前に勃発したトランプとゼレンスキー氏とのぶつかり合いも、テレビ放映を見ている側としては 両者の正直な思いが分かり易かったものだ。
 ただし、場は国家の首長同士の切羽詰まった会見の場だ! この私でも、(これ、国家首長同士のやり合いとして行き過ぎているぞ!)と空恐ろしく感じたものだ。😱 
 まあこの事例に関しては、後にトランプ・ゼレンスキー両人間である程度の修正が叶っている点を、私は安堵しているのだが…


 今回の、トランプ氏によるロシア大統領・プーチン氏の発言に対する「非常に腹が立った」発言はどうだろう???

 その後のプーチン氏側の反論を聞くことが無い現実が、多少不気味にすら感じつつ
 とりあえず、 トランプ氏側からの「今週にも(プーチン氏と協議する)」との発言の結果を待つべきであろうが。

 
 それにしても、原左都子が思うには。

 現役大統領たるもの、「非常に腹が立った」なる感情丸出しの発言は控えて。

 どうか常に“世界平和”を視野に置き、慎重な発言を選択して欲しい気がするのだが…
 

再掲載 「悪夢の大震災、その時私は…」 

2025年03月11日 | 時事論評
 本日、2011.03.11に発生した「東日本大震災」から14年目を向かえた。
 テレビ報道にて当時の大地震を振り返りつつ、本日を過ごした私だ。

 やはり この世紀の「巨大地震」を、後世に語り継ぐべきと考えた。

 私自身が東京都内で体験した2011.03.11の様子を、明くる日の2011.03.12に記して公開した、冒頭表題の原左都子エッセイ集バックナンバー「悪夢の大震災、その時私は…」と題するエッセイを公開することにより、実行させて頂こう。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

 (冒頭写真は昨日3月11日午後2時46分頃、東北・関東地方で発生したM9,0大地震一波大揺れ直後に撮影した我が家の被災状況の一部。 棚からCD類が大量に落下し床に散乱した。 余震中の撮影のため大きく手振れしています。)


 その時、外出予定があった私はその準備に取り掛かろうとしていた。
 「あっ、揺れている。これは地震だ。」
 通常地震発生直後には地震速報は出ないため、もうしばらく様子をみてから後テレビのスイッチを入れようとしていたら、どんどん揺れが大きくなる。 (これは尋常な地震ではないぞ!)と思い始めるのと同時に、和室に設置してある高さ250cm程の書棚が前後に大きく波打ち始め、上部が後ろの壁にぶつかってはドーンと大音量を発し開き戸が全開してしまった。 咄嗟に(中の書籍が飛び出したら大変だ!)と思った私がその扉を閉めようと和室に駆けつけたところ、横の机の上に山積みにしてあった書物や資料等々が机の揺れと共に和室一面に放り落とされてしまった。 そして、書棚の揺れはますます大きくなるばかりだ。
 この時私は、ここで書棚を押さえていたのでは必ずや倒れて、もしかしたら我が命を失うであろう事がやっと想定できた!!
 (書棚が倒れる心配よりも自分の命をつなぐ心配をするべきだ!)と少し冷静さを取り戻してみるものの、和室から見えるリビングルームの置物はすべて床に放り落とされ、壁に掛けていた絵画等も落ちて散在している。
 尚、揺れがおさまる気配はない。
 とりあえず自分の命を守ることを優先した私は、自宅内の物が落下しない場所に立った。 立っていられない程の揺れであるのだが、座ると上から物が落下してケガをする恐怖感で座る気になれないのだ。

 やっと一波が通り過ぎた後に尚小さな揺れが続く中テレビのスイッチを入れると、東北地方の大津波警報が発信され 「すぐに高台に避難して下さい。しっかりした高いビルの上階に避難して下さい!」 との悲鳴にも似たアナウンサーの指示が流れている。
 私自身は東京地方に特化した情報こそが知りたいのだが、そんなことよりも大被害を及ぼす津波警報が優先されるのは当たり前である。

 これは自分で今取るべき方策を判断するしかないと悟った私は、とりあえずベランダから周辺地域の状況を観察した。(参考のため、いつもは手で開けるにも力がかかる程の重量があるベランダ側の大型二重ガラス窓が、先ほどの大揺れで開いた状態!!)
 一見したところ近隣住居の中に倒壊した家屋はなく平静を保っている様子で、近くの公立小学校から児童向けの地震発生のアナウンスが聞こえては来るものの“古い校舎”が崩れている様子もない。
 
 おそらくこのまま自宅にいるのが一番安全だと悟った私は、まだ大揺れ余震が続く中、家中の見回りを開始した。
 台所に行けば食器棚の下段から食器が転がり落ちている。(食器棚上段に関しては開き戸を固定できる構造であるため、棚内部での落下にとどまっている。)
 娘の部屋でも、やはり学習机の上の教材や書棚の中身が部屋に落下し散乱している。
 そして、身内の部屋では(上記写真のごとく)オーディオ棚の上に積み上げてあったCD類が床一面に散乱している状況だった。
 (その後の我が複数の知人等からの情報収集によると、我が家は集合マンションの“上階部”に位置しているために、低層部 あるいは一戸建て住居より“揺れ”が激しかったと考察できるのだろう…)

 次の心配は我が娘! であるのは親として当然だ。
 首都圏の交通網は全面マヒ状態。 そろそろ娘の下校時かと思い早速携帯通話を試みたものの、報道で見聞しているごとく携帯電話は一切繋がらない。
 16時を過ぎてパソコンからメールをしてみると、やっと繋がった! どうやら学校の指示で学内に留まった方が安全であるため学校で待機しているとのことで、娘からそのメール一報を受けて一応安心した私である。
 もし娘が早い時間に帰宅した場合、自宅内の惨状を見せてトラウマに陥らせることは避けたいと考えた私は、激しい余震が続く中果敢にも散乱物の“片付け”行動に入ったのだ。

 ある程度の片付け後、今度は夕食の準備をしようとするとガスが付かない。(そりゃそうだろうなあ。この余震が続く中“火”など使ったものなら被害を拡大するだけだ!)と悟った私だ。 我が家では電気と水道が寸断されていなかったことが大いなる救いだった。

 娘に話を戻すと、首都圏の交通網は昨日中の復旧が不可能状態のようだ。
 「下手に大混乱の首都で“帰宅難民”になるよりも、もしも学校で一夜を明かせるならばそれが一番の安全策!」との私の指示に素直に従った我が娘は、所属高校の体育館で「緊急対策グッズ」を配られ眠れぬ中何とか一夜を凌いだようだ。
 今朝から復旧したJR等を大混雑の中乗り継ぎ2時間程をかけて帰宅した我が娘は、今回の記録的大震災により人生初めての惨劇を自らの体で経験して疲労困憊した様子で今現在眠りこけている。 (目覚めたら、今後のトラウマとならぬよう親として重々フォローしてやるつもりだ。)


 今回のエッセイでは、東京地方に住居を構える原左都子が昨日より経験している大地震の現況について伝えてきた。

 東日本の太平洋側各地では、今尚津波警報対処を余儀なくされている。
 そして原子力発電所の放射能漏れの事態も深刻である。

 日本の歴史上最大級である今回の大震災の被害状況は、今後の調査と共に大幅に拡大するであろうことを察していたたまれない思いだ。
 東京の我が家でも今まだ余震が続いていて、油断できない今後の日々である。

 (以上、「原左都子エッセイ集」バックナンバーより、東日本大震災発生当日の東京都内の我が家の様子を記載したもの。)


   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 本日のテレビ報道等々にて、2011年3月当時には知り得なかった「東日本大震災」時の映像や話題も放映されたのを見聞した。

 震災発生地である東北地方各地の皆さんの当時の大混乱や憔悴ぶりを拝見するにつけ、巨大地震の恐ろしさを思い知ったものだ…

 
 私が住む東京でも、この東日本大地震直後は大動脈である主幹道路が歩いて帰宅せんとする都民で溢れ夜中から朝まで大混乱を引き起こし、大事故発生寸前であった、との予想せぬ事態を引き起こしたものだが。

 その後の行政指導等々により、同様の大災害発生時の市民の行動に関する「適切な対応」に関してかなり議論されている様子と理解している。


 まさに、「自然大災害発生」自体は人的能力“のみ”で防ぐには限界があるとしても。
 とにかく「東日本大震災」等々の過去の被災経験を、人類が十分生かして。

 今後は「大災害」発生時の「2次的災害」の発生を、過去の経験値や人的能力で 是非とも食い止めたいものである。
 

トランプ V.S ゼレンスキー対決、現在ゼレンスキー氏側が譲歩の姿勢を示しているようだが… 

2025年03月09日 | 時事論評
 (冒頭写真は、2025.03.08付朝日新聞 漫画しりあがり寿氏「地球防衛家のヒトビト」より転載したもの。)


 いやはや このトランプ V.S ゼレンスキーの、予想だにしなかった激しい口論映像を私も忘れやしないが…

 まさに しりあがり寿氏がおっしゃる通り、「『タテマエだけでも正義の宮殿』が崩された気がする…」 
   この原左都子も、同様の感覚を抱かされた。

 今までにも世界の首脳陣が論争になった事例は、過去にいくらでもあるだろうが。
 この論争場面程 下劣というのか、子ども喧嘩のごとくの茶番劇を見せられたのは今迄に類を見なかった感覚だった。

 原左都子の「贔屓目」で見ると、ゼレンスキー氏側の“お怒りの程”は同意できそうにも感じた。(あくまでも原左都子の正直かつ身勝手な感想に過ぎないが。)
 片や、いい歳こいた 、しかも米国大統領との世界で一番権威があるべき立場の人物であるはずのトランプ氏が、あれ程までに同等かそれ以上に怒りをぶちまける映像を、私はいまだかつて見たことが無かった… 😱 


 以下に、2025.03.05付朝日新聞夕刊「NEWSダイジェスト」 ゼレンスキー氏 譲歩の姿勢示す」 より、一部を引用しよう。

 ロシアの全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は4日午後、「できるだけ早く(和平の)交渉の席につく用意がある」とXに投稿し、「永続的な平和を得るため、トランプ米大統領の強固な指導力の下で働く用意がある」とした。 米国から軍事支援の一時的停止をつきつけられ、譲歩する姿勢を見せたものだ。 
 ウクライナは2月中旬に希少資源に関する協定案に難色を示したことなどから、米国との関係が悪化。 2月28日にゼレンスキー氏とトランプ氏がワシントンで首脳会談を行い、協定に署名する予定だったが、激しい口論の末に会談が決裂していた。 さらに、トランプ氏側はゼレンスキー氏が「失礼」だったとして、3月3日にはウクライナへの軍事支援の一時停止に踏み切った。 
 ゼレンスキー氏は4日の投稿で停戦の第一段階として捕虜交換のほか、空域と海域、民間インフラ施設への即時攻撃停止に応じる構えがあると具体的に記した。 その上で「迅速にさらなるすべての段階を進め、米国とともに強固な最終合意に達するための取り組みをしていきたい」とつづった。
 投稿では、米国に対して改めて感謝を示し、首脳会談について「想定されていたようには進まなかった。あのような形になったことを残念に思う」と投稿。 「今後の強力と意思疎通は、建設的なものにしたい」と関係修復に意欲を見せた。

 (以下略すが、以上朝日新聞記事より引用したもの。)



 最後に、原左都子の“身勝手な”感想を述べよう。

 冒頭写真の漫画が、当時のトランプ氏・ゼレンスキー氏の実際のやり取りの様子を実にリアルに描いているが。
 
 あれを見た人は、おそらく同じ感想を抱くと思うが。???
 どっちが悪いどうのこうのと言うより。
 わざわざトランプ氏との会談のために米国まで訪れたゼレンスキー氏の態度には、同情したくなるものの。
 同じレベルかそれ以上のハイテンションでゼレンスキー氏に食って掛かった米国大統領・トランプの“低レベル”(というより“下劣ぶり”に)辟易とさせられやしなかっただろうか???
 何と言うのか 態度面ではゼレンスキー氏よりもトランプ氏の方こそが、“怒り心頭”感が強烈だった印象がある。 (その様子を 冒頭漫画の しりあがり寿氏は“正確”に描けていると、私は評価する。)


 ゼレンスキー氏側は 既にこの「事件」に関してトランプ氏に「譲歩の姿勢」を表明し、希少資源協定にも署名の意向を示している訳だが。

 ウクライナと米国との関係には、当然米国とロシアの関係も絡んでくる訳であり。

 まだまだ難関な道程であろうことを想像して、余りある…

 (何と申しますか、「弱者」とはあくまでも「弱者」としてずっと存在せねばならないのか、との観点に、私自身がこの事例を通して陥ってしまうのが辛い… )
 

「宅配ロッカーに荷物を届けました」票が届いているのに、ロッカーに荷物が “無い!!”

2025年03月08日 | 時事論評
 集合住宅にお住いの皆さんにとって、正面玄関先に設置されている「宅配ロッカー」はお馴染みの便利な存在物であろう。

 集合住宅に住み始めた後、あの「宅配ロッカー」にお世話にならない日は無いと言えそうなほどに 住人にとっては実に役に立つ代物である。


 そんな「宅配ロッカー」に関する被害(事件というか?)に私が遭ったのは、今回が初めてのことかもしれない。

 昨日夕刻 集合住宅正面玄関に帰り着いて、いつものごとく「宅配ロッカー」内の我が家宛荷物の配達有無を確認してみると。
 亭主と私にひとつずつ、計2個の宅配物が届けられている様子だ。
 早速、「宅配ボックスカード」をロッカーに操作して、配達物を取り出そうとすると。
 2箇所のロッカーが開くはずが、1か所しか開かない。😱 
 とりあえずその1か所の荷物を取り出すと、亭主宛の配達物だった。 それを持って。
 (おかしいなあ??)と思いつつ、今度は郵便受けを開いてみると。 郵便物とともに、私宛の「不在者通知表」が入っていた。
 エレベーターの中でその「不在者通知表」を見ると、私宛の荷物は「1番のロッカーに入れました」と書かれている!
 とにかく一旦自宅に戻り、他の荷物を置いて。
 再び正面玄関まで行って「宅配ロッカー 1番」のロッカーを開こうとすると、これが何度操作しても開かない!! 

 夕飯の支度もあるし、またもや一旦自室に戻って亭主に相談した。
 結果としては、明日出勤するマンション管理人氏に相談することとした。


 そして本日朝、管理人氏に上の件を相談すると。
 早速 宅配ロッカーの全てを開いて、私宛の宅配物を探して下さったのだが。
 これが、どう探しても無い!!!😵 

 管理人氏もお忙しいことだし、とりあえず今一度 郵便受けの中身を私一人で探してみると。  なんと、そこに私宛の「宅配物」が入っていた!!

 すぐさま、その事実を管理人氏に伝えると。
 管理人氏曰く、「貴方宛ての宅配物は“クロネコヤマト”便で来るはずなのに、その宅配物は“ゆうちょ”からになっていますね??」
 確かにそうだ!  「おかしいですね! とにかく、自室に持ち帰って詳細を調べてみます。」

 
 そして 自室に持ち帰った直後に、真実が判明した!

 その郵便物は確かに、私宛 だった!!

 この謎を解いたのは、亭主だ。😲 

 亭主曰く、「最近“ゆうちょ”便の配達を“クロネコヤマト”が担当している場合がある。 自分も近い過去にその配達物を受け取っている。 それは間違いなく〇子(私の事)宛の宅配物だよ!!」


 これにて、一件落着ではあるが…

 私としては、解せないと言うか、納得できかねるのが事実だ!

 確かにこの私も、今時の「需要が激増する宅配業界の大混乱に対するシステムの見直し」が盛んにおこなわれているのは周知している。
  
 ただ その現状下において 一番混乱させられ 日々過激とも言えるであろう重労働を強いられているのは、末端で労働力を発揮しておられる配達人の方々ではなかろうか??

 私宛の荷物は 遅ればせながら、本日手にすることが叶って嬉しいが。

 まさに、世の物流を動かす産業にて労働力を発揮されている人材皆様の、日々の激務の実態を思ってやまない この私でもある…


 と言いつつも、通販利用は市民にとって今となっては欠かせない生活手段でもあるため。

 今後も引き続きお世話になりたい思いの、身勝手な原左都子である事実をお許し願いたくもある…