原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

亭主と離婚後、息子が働かない と言うが…

2024年11月24日 | 人間関係
 本日のエッセイテーマは、本エッセイ集にてお馴染みの朝日新聞「悩みのるつぼ」相談より引用しよう。


 それでは早速以下に、2024.11.2付朝日新聞「悩みのるつぼ」より 60代女性による「働かない息子が心配」と題する相談を以下に要約引用しよう。

 今年5月に、27年間の婚姻生活に終止符を打った。 今は、息子と二人で暮らしている。 年金だけでは生活できないため、パートで働いているが、それも大した額にはならない。 年齢的にも長時間の労働は無理なので、週に4日程、4時間程度の仕事をしかしていないからだ。
 息子は大学在学中も終活をせず、働いたことが無い。 既に卒業しており、せめてアルバイトぐらいはしてほしいと思っているが、あれこれ勧めても毎日昼頃に起きて絵を描いたり、ゲームをしたり、コミックを読んだり、ネット友達と話をしたりして、朝方寝る、という日々を送っている。 
 引きこもりではなく、一緒に買い物も行くし、展覧会に出かけたり、友達と会ったりもしている。 私ともよく会話をする。
 この先どう対応して行ったらいいのか、よくわからない。 今の状態では、甘やかしているだけなのでしょうか? 息子の将来を考えると、今のままでいいとは思えないのだが。

 (以上、朝日新聞「悩みのるつぼ」より要約引用したもの。)



 原左都子の正直な感想を書かせて頂こう。

 相談者ご本人が既に60代との事。 そして息子さんが大卒で同居中との事だが、何らの仕事もせず息子さんからの収入が一切無いとのご家庭のようだ。
 そんな貧弱な状況で、よくぞまあ27年間の婚姻生活に終止符を打ったものだ。
 いやそれはいいとして、どうして息子さんを相談者一人で引き受けたのだろう??
 離婚時に別れたご亭主と如何なる話し合いを持ったのか、計り知れないが。 何も相談女性一人で、無職の何の使い物にならない息子を引き取る必要は無かったのではないのか??
 相談内容を読むと、その息子さんが相談者と一緒に買い物や展覧会に出かけたりするし、よく会話もするとのことだが。 おそらく、そんな息子が可愛いいし、自身と一緒に時間つぶしをしてくれるのを好都合として、相談女性は深い思慮も無きままに、離婚後息子を自分が引き取ることにしたとのいきさつなのであろう。


 原左都子のアドバイスとしては。

 今一度、別れた亭主とその“ぐーたら息子の今後の扱い”に関して、話し合いを持ってみてはどうなのか?? (別れる前に専門筋に依頼してでもその相談をしておくべきだったと思いつつ、おそらくその種の選択肢が思い浮かばない環境下で生きて来られた方なのであろうし… )
 相談内容からは、離婚の理由がまるで不明なのだが。 
 とにかく、その息子は「無職」であることには間違いなさそうだ。そんな息子の世話を収入が低い母であるあなたが全面的にするには、そもそも限界がありそうだし。 
 何らの経済力も無い息子の今後の再教育を、母であるあなたが出来そうもないようにも捉える。

 ここは一度 専門機関(今時、役所でもその手の相談に快く乗ってくれるはずです!)にでも依頼して、とにかく現在の状況をその専門機関に相談してみてはどうだろうか??

 現状のまま、相談者自らがこの問題を今後全て抱えて生きて行かねばならない訳では決して無いと、私は判断するし。

 とにかく、離婚を簡単に自分達だけの考えで安易に処理してしまう前に、専門機関に相談する権利は庶民皆にあるはずです!!


この年齢になって「生きがい」は? と問われて思うに…

2024年11月23日 | 自己実現
 (冒頭写真は、2024.11.23付朝日新聞 別刷「be」between 「生きがいを感じていますか?」より転載したもの。)

 
 この調査結果を眺めてみるに。

 生きがいを感じる対象が。
  子ども、配偶者、旅行、読書、孫、健康、音楽・楽器、仕事
                   ときている。

 子ども、配偶者 等々、家族が生き甲斐??!!
 原左都子には、ちと分かりにくい。
 確かに、家族とは責任を共有せねばならない対象ではあるが、「生きがい」というにはかなりニュアンスが異なるのではなかろうか???


 しかも、「その理由」が実にマイナーな心理に基づいているのも解せない。
 自身が病気だったり体調がすぐれないその解決策を、「家族」に依存せんとの魂胆か??
 医学関係者である私には到底考えられない、他力本願的心理状態と捉える。 
 この私など もしも体調不良状態に陥ったならば、その理由を自身で突き止め解決策を探る習慣が昔から身についている。
 そして 亭主はともかく、我が子が小さい頃には必ずや我が医学判断力で解決策を見出だしたものだ。
 

 さらには、自身の生き甲斐を「子供や孫」など親族の成長に依存している事実も、私にとっては到底不可解だなあ…
 あるいは 趣味が面白く無くなった、だと?!? 自身の趣味など自己責任で楽しむべきものだけど、それに生き甲斐を見出せる人材は幸運なのだろうなあ。
 人生の大きな挫折、ねえ。 これに関しては「大変でしたね」と同意してあげたくはなる。
 配偶者を亡くした。 これに関しても同様だ。 人生に於ける一番の痛手であろう。
 (「ペット」に関しては、申し訳ないが論評外とさせていただきます…)

 
 人はなんのために生きている? に関してだが。
 これ、確かに自分がこの世に生れ出たのは自身が望んだからではない。との事実が歴然だ。  親に勝手に産み落とされた、と言うべきだろう。

 それでも世の皆さんは、プラスの思考をしておられるのに頭が下がる。
 「与えられた生を全う」 「人生の喜びを感じる」 「自己実現を果す」「生きがいを感じる」「いろいろな人と出会う」
 これらの回答に関しては、原左都子も同感だ。 まさにこの私も、そんな喜びがあるからこそこの世を渡って来れたとのことだろう。


 で、最後に「あなたの人生を漢字一文字では?」の質問だが。

 これに関しては、「楽」「幸」「真」「学」「喜」「笑」「趣」「実」とあるが。

 原左都子の場合、「学」が一番適切かなあ !?!?



 そのように考えてくると。

 我が人生も、まんざらでない気分にさせてもらえる。

 既に高齢域に達し、ラッキーにも今後平均寿命まで生きられるとしても 後20年程の私の残りの人生であろうが。


 今後も我が特質である「学」との主体的なかかわりを持ちつつ。
 いつまでも自分自身の「生きがい」を追い求められる人生を、歩み続けたいものだ! 😃 😊 
 

郷里から東京に帰宅直後に、年金受取口座金融機関から電話が入り…

2024年11月21日 | お金
 金融機関の担当者が、その電話口で曰く。

 「この度、定期預金の金利が上昇しました。 1月17日までに手続きいただければ、その新たな金利が適用されます。」

 ここのところ金融機関取扱の預貯金金利が上昇していることに関しては、私も重々承知していたが。
 (そうか、我が年金受取口座を開設している金融機関でも金利上昇するのか! これは早めに出かけて、1日でも早く上昇金利を適用してもらおう!!)


 とにかく、昔(物心ついた頃)から「貯金が趣味」だった私だ。😲 
 本エッセイ集バックナンバーにても公開済だが、例えば小学生時代から 肝油ドロップが入っていた缶を貯金箱代わりに小銭を貯め込んでいたし。
 郷里の高校生時代に既に近くの郵便局を一人で訪れて、郵便貯金通帳を作成した程の人間である。😝 

 そして昨日早速、我が年金受取口座金融機関を訪れた。

 ところが、電話の話を私が担当者相手に繰り返すと。
 昨日の担当者曰く、「お客様の場合は、普通預金をその定期預金に回していただくことになります。」
 (えっ?? 昨日の電話と話が違うぞ?!?)と感じた私がその旨を伝え、「既に通帳に記載されている定期預金を、新たな高金利商品に入れ替えたい!」旨を訴えると。
 「それを実行できるのは来年の7月以降になります。 今回のお取り扱いは、普通預金から定期預金への入れ替えのみとです。」

 (う~~~~ん、納得できんなあ…) と思いつつも。
 「分かりました。それでは今回は諦めます。」と言い残して帰宅した。


 本日になって、当該金融機関から再び電話があり。
 「お客様の場合、来年の3月以降今一度御来店いただけますと、高金利定期預金預け入れの対象となる過去の定期預金が存在しましたので、是非その時に今一度御来店下さいますように。」
 
 その電話を受けて、再び自身の定期預金通帳を確認してみると。
 担当者が言う通り、3月に満期となる「定期預金」が存在した!
 (昨日、言ってくれりゃよかったのに…)と内心思いつつも、「分かりました。その時点でまた入れ替え処理に行かせていただきます。」 と決着した。


 私の場合、他の金融機関の通帳もいくつかあるが。

 例えば ゆうちょ銀行の通常預金なども、ここのところ利子率が大幅に上昇しているようだ。 
 一例をあげると、(昨年までは受取利子42円 うち税金8円)と書かれていたものが、今では(受取利子1379円 うち税金279円)までも金利が上昇している!! これなど、利子率30数倍の上昇率だ!!  実際問題、この例など受取利子額が1379円となり、今までの通常預金では考えられない程の利子を受け取れた計算となった!!


 私の場合、預貯金に関しては安全商品にしか手出ししない主義をずっと貫いていて。 
 いま世の中で流行の金融商品には全く興味が無い人間であり、今後も一生その主義を貫く予定でいる。

 そんな身にして安全商品を取り扱っている金融機関より、わずかな上昇率であろうと このように電話にての入れ替えを指南してくれるのは実に有難いことだ。

 今後も、この「ちまちま精神」を貫きつつ。
 我が少ない金融財産を少しずつでも増やしつつ、安全な金利生活を守り抜く意向である。
 

郷里旅行 機内から見た富士山と「阿波踊り会館」にて

2024年11月19日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、羽田空港から徳島空港へ向かう機内にて原左都子が撮影した「富士山」。)



 この度の郷里旅行にて、サプライズだったのが冒頭写真の富士山だ!
 下の写真は、機内の窓側の座席に座っていた原左都子が その富士山の光景を撮影した中の数枚、他。

          

          

          

          

          

          

 この私、上京後既に50年近い年月が経過している身にして。
 郷里への旅に航空便を利用した回数は数多いのだが。
 機内から富士山を見ることが叶う機会は、そうそうないものだ。

 当日の天候は、地上では雨だった。

 ところが羽田空港を出発してしばらくしてから、富士山が見え始めた。
 それがだんだん近づいてきて、写真の通りの素晴らしい富士山の写真を連発で撮影することが叶った!

 「右手に富士山が見えています!」の特別サービス機内アナウンスがあり、旅客の皆さん、それぞれがカメラのシャッターを急いで押したことだろう。

 この私も、航空機旅歴が50年近くなる中で、機内からこれほど美しい富士山を鑑賞できたのは初めての事で、大感激だったものだ!!




 話題を大きく変えて。

 こちらは、眉山の麓にある「阿波踊り会館」内にて撮影した写真。

         

         

         

 今回の阿波踊り会館の「阿波踊りショー」において、際立っていたのは。
 鑑賞客が、外国人団体ばかりだった事実である。😱 

 その理由が後でわかったのだが。
 つい最近、我が出身県である徳島の「阿波踊り空港」に、外国(台湾等々)の航空便が乗り入れ始めたとのことだった。

 その観光客団体さんが、この「阿波踊り会館」へ“阿波踊りショー”を見学及び実体験しに来ているとの説明だった。

 いやはや、それらの諸外国団体さん達の「阿波踊り」実演が何とも楽しそうな事!!
 しかも どこで練習をしたのか、踊りが上手いと来ている!😲 

 これじゃあ 日本人の私が勝てるわけないなあ、なる感覚と共に。
 
 我が出身過疎県も、今や外国人団体客の誘致に成功している事実を今回初めて眼にすることが叶い。
 その発展努力・成長度合いに驚かされた。 とのいきさつだ。
 

郷里医学部同窓会の写真を公開します

2024年11月18日 | 人間関係
 (冒頭写真は、11月16日に郷里徳島にて開催された医学部・臨床検査コース同窓会の写真。 右側が原左都子です。)


 昨日、幹事氏より同窓会の写真をお送りいただきました。


 その写真公開に当たり、個人情報保護の観点から如何に写真処理するかを迷いに迷ったのですが。
 その手法に関する知識が何ら無い身にして、写真のボカシ処理が出来たものと、そうでないものが存在しますが。

 
 とにかく、公開します。

          


          


          


          


          


          

 参考ですが、一番長身でド派手なワンピース姿が原左都子です。
 
 出席者の皆さん同級生で、年齢もほぼ同じ70歳手前の世代です。
 皆さん、多少の酒が入った状態です。


 とにかく、楽しく有意義な同窓会会合だったことには間違いありません。

 来年も同じ季節に再会することを、約束しています。

 一番遠くから航空便で はるばる出席するのは、原左都子のみですが。
 またこの同窓会に出席したい思いは大いにあります!

 それ程に、良き仲間たちです!!