何故、政界各党派は選挙立候補者を擁立するに際して、立候補者個々人の政治家としての能力・資質を第一義とした上で、その要件を満たしているか否かの程が見抜けないのか?
それは、現在の国政・地方行政を問わず一旦選挙戦に突入した場合、「選挙」制度に依存せざるを得ないからに他ならないのであろう。 とにかく国民あるいは市民から票をもらい受ける事にのみ専念しているのが、現在の「投票制度」の最大弱点であろうと私は把握している。
要するに如何にして票を稼ぐか、「誰」が投票数を稼げるかのみが、各党や派閥の関心事でしかないのだ。
そのため選挙直前には何処の政党も党首自らの政策公約がぶっ飛んでしまったかのような、選挙民から見ると各党共に奇異な理解不能行動に出るものだ。 それ故、数だけ集めた各党立候補者の政治家としての能力・資質など二の次以下の位置付けとならざるを得ないのであろう。
いやはや、ここのところの“第三局”とやらの新党合流二分化茶番劇には辟易とさせられる。
これら新党の政治ポリシーって一体何だったの?? と、国民の皆さん呆れておられることであろう。 何とか自民・民主二大政党の間に割り込んで上位に食い込みたいがばかりの「安直票取り作戦」にはアホらしくてものが言えない私だ。
まずは、橋下徹氏率いる「日本維新の会」と石原慎太郎氏の「太陽の党」合流茶番劇に関して私論を述べよう。
原左都子個人的には元々騒がしい奴らが大嫌いだが、橋下さんに石原さん、この自我の強い“お騒がせ”連中が仲良くしようったって、端から見ていても所詮無理に決まっている。 橋下さんも一旦合流を断ろうと決断したならばそれを貫けばいいものを、何で最終的には石原さんに丸め込まれる選択をしたの?? 相手は都民や国民の前で怒って吠えてばかりいる80の爺さんだよ。 この人とつるんで、この国のどんな明るい未来を描けると志したの? 今回の選挙直前合流右往左往行動一つ取り上げても、橋下さんの信用度が大幅に下落したというものだ。
そうしたところ、やはり、同様の見解が巷に溢れている。 その中で、先程見聞したネット情報を以下にかいつまんで紹介しよう。
「衆院選は300選挙区に候補者を擁立する」と豪語しながら、最終的には半分の150人規模しか立てられそうにない「維新の会」。 さすがに“お膝元”の大阪ではある程度の立候補者擁立力はあるようだが、深刻なのは大阪以外。 近畿圏でも当選確実なのがいない。北海道や東北は維新への期待がほとんどなく壊滅状態。 東京は石原前都知事の応援があるが無名の候補者が多く、勝負になるのは山田宏前杉並区長ぐらい。 (ここで一旦原左都子の私論だが、元杉並区長の山田氏が本当に勝負駒になり得るの?? だいたいこの人物が橋下氏や石原氏の“手下チルドレン”に成り下がっていたことに驚くというものだ。)
維新の会は公募などで集めた100人以上の新人を出馬させるが、接戦に持ち込めそうなのはほんのわずかの予想。 (再び原左都子の私論だが、今後新たに政権を握ろうと志す新政党が何故訳の分からんチルドレン擁立などとの既に陳腐化した方策を打ちたているのかに関して不思議でさえある。)
マスコミは橋下氏率いる維新の会に関して騒いでいるが、単なる大阪の“地方政党”で終わりそうな情勢だ。
(以上、ネット情報より一部を要約引用)
さらには、脱原発を掲げる“第3極”勢力の糾合を目指す「 日本 ( にっぽん ) 未来の党」の突然の結党劇は、国民に波紋を広げた様子だ。
実は原左都子は、上記「日本未来党」の党首であられる嘉田 ( かだ ) 由紀子氏なる人物をさほど認識していなかった。 この方、滋賀県知事としてはある程度の実績を上げておられるようだが、それにしても、嘉田氏を取り巻く熱の高まりとは裏腹に、滋賀県議会からは知事と党首の兼務を疑問視する声が上がっている様子でもある。
一夜にして女性知事である嘉田氏を第三極の“シンデレラ”に仕立て上げた陰の立役者である「国民の生活が第一」の小沢一郎代表。 それを受けて小沢氏率いる「生活党」内でも、未来の党への合流に戸惑いが生じているとの報道だ。
結局はこの嘉田氏も、小沢氏の「手下チルドレン」との運命を享受させられたことに他ならないであろう。
そんな中、“第三局”勢力への迎合を拒否し続けている「世襲」議員も存在する。
それは「みんなの党」代表の渡辺善美氏であるが、原左都子の認識ではこの人物のみが現在自らが立ち上げた党の政治理念を貫いているのではないかと感じるのだ。
「みんなの党」にはあくまでも自らの政党政策を全面に打ち出して、他の“第三局”弱政党などと合流することなく選挙戦を勝ち続けて欲しいものだ。
(かと言って、原左都子が何処の政党に投票するかは未だ未知数なのだが。)
民主党では、「世襲」議員を壊滅するべく動いている様子だ。
その気力は重々評価するとして、民主党が3年前に劇的政権交代のために小沢氏が用いた「チルドレン(ガールズ)」方策こそが、今後に及んで原左都子としては受け入れ難い思いだ。
一般選挙民を“馬鹿国民”と認識したこの「チルドレン」擁立は、考えようによっては「世襲」よりも悪質であり、是非共全党派共に控えて欲しいものである。
参考のため、本日告示された東京都知事選においては、訳の分からん「チルドレン」やタレント議員の立候補がなかったことだけは評価できよう。
能力の程が計り知れない未熟な「チルドレン」よりも、時には「世襲」議員の方が底力があるのかと思えたりもする。
何はともあれ、何処の世界も個人差能力が激しいのが現実ですけどね……
それは、現在の国政・地方行政を問わず一旦選挙戦に突入した場合、「選挙」制度に依存せざるを得ないからに他ならないのであろう。 とにかく国民あるいは市民から票をもらい受ける事にのみ専念しているのが、現在の「投票制度」の最大弱点であろうと私は把握している。
要するに如何にして票を稼ぐか、「誰」が投票数を稼げるかのみが、各党や派閥の関心事でしかないのだ。
そのため選挙直前には何処の政党も党首自らの政策公約がぶっ飛んでしまったかのような、選挙民から見ると各党共に奇異な理解不能行動に出るものだ。 それ故、数だけ集めた各党立候補者の政治家としての能力・資質など二の次以下の位置付けとならざるを得ないのであろう。
いやはや、ここのところの“第三局”とやらの新党合流二分化茶番劇には辟易とさせられる。
これら新党の政治ポリシーって一体何だったの?? と、国民の皆さん呆れておられることであろう。 何とか自民・民主二大政党の間に割り込んで上位に食い込みたいがばかりの「安直票取り作戦」にはアホらしくてものが言えない私だ。
まずは、橋下徹氏率いる「日本維新の会」と石原慎太郎氏の「太陽の党」合流茶番劇に関して私論を述べよう。
原左都子個人的には元々騒がしい奴らが大嫌いだが、橋下さんに石原さん、この自我の強い“お騒がせ”連中が仲良くしようったって、端から見ていても所詮無理に決まっている。 橋下さんも一旦合流を断ろうと決断したならばそれを貫けばいいものを、何で最終的には石原さんに丸め込まれる選択をしたの?? 相手は都民や国民の前で怒って吠えてばかりいる80の爺さんだよ。 この人とつるんで、この国のどんな明るい未来を描けると志したの? 今回の選挙直前合流右往左往行動一つ取り上げても、橋下さんの信用度が大幅に下落したというものだ。
そうしたところ、やはり、同様の見解が巷に溢れている。 その中で、先程見聞したネット情報を以下にかいつまんで紹介しよう。
「衆院選は300選挙区に候補者を擁立する」と豪語しながら、最終的には半分の150人規模しか立てられそうにない「維新の会」。 さすがに“お膝元”の大阪ではある程度の立候補者擁立力はあるようだが、深刻なのは大阪以外。 近畿圏でも当選確実なのがいない。北海道や東北は維新への期待がほとんどなく壊滅状態。 東京は石原前都知事の応援があるが無名の候補者が多く、勝負になるのは山田宏前杉並区長ぐらい。 (ここで一旦原左都子の私論だが、元杉並区長の山田氏が本当に勝負駒になり得るの?? だいたいこの人物が橋下氏や石原氏の“手下チルドレン”に成り下がっていたことに驚くというものだ。)
維新の会は公募などで集めた100人以上の新人を出馬させるが、接戦に持ち込めそうなのはほんのわずかの予想。 (再び原左都子の私論だが、今後新たに政権を握ろうと志す新政党が何故訳の分からんチルドレン擁立などとの既に陳腐化した方策を打ちたているのかに関して不思議でさえある。)
マスコミは橋下氏率いる維新の会に関して騒いでいるが、単なる大阪の“地方政党”で終わりそうな情勢だ。
(以上、ネット情報より一部を要約引用)
さらには、脱原発を掲げる“第3極”勢力の糾合を目指す「 日本 ( にっぽん ) 未来の党」の突然の結党劇は、国民に波紋を広げた様子だ。
実は原左都子は、上記「日本未来党」の党首であられる嘉田 ( かだ ) 由紀子氏なる人物をさほど認識していなかった。 この方、滋賀県知事としてはある程度の実績を上げておられるようだが、それにしても、嘉田氏を取り巻く熱の高まりとは裏腹に、滋賀県議会からは知事と党首の兼務を疑問視する声が上がっている様子でもある。
一夜にして女性知事である嘉田氏を第三極の“シンデレラ”に仕立て上げた陰の立役者である「国民の生活が第一」の小沢一郎代表。 それを受けて小沢氏率いる「生活党」内でも、未来の党への合流に戸惑いが生じているとの報道だ。
結局はこの嘉田氏も、小沢氏の「手下チルドレン」との運命を享受させられたことに他ならないであろう。
そんな中、“第三局”勢力への迎合を拒否し続けている「世襲」議員も存在する。
それは「みんなの党」代表の渡辺善美氏であるが、原左都子の認識ではこの人物のみが現在自らが立ち上げた党の政治理念を貫いているのではないかと感じるのだ。
「みんなの党」にはあくまでも自らの政党政策を全面に打ち出して、他の“第三局”弱政党などと合流することなく選挙戦を勝ち続けて欲しいものだ。
(かと言って、原左都子が何処の政党に投票するかは未だ未知数なのだが。)
民主党では、「世襲」議員を壊滅するべく動いている様子だ。
その気力は重々評価するとして、民主党が3年前に劇的政権交代のために小沢氏が用いた「チルドレン(ガールズ)」方策こそが、今後に及んで原左都子としては受け入れ難い思いだ。
一般選挙民を“馬鹿国民”と認識したこの「チルドレン」擁立は、考えようによっては「世襲」よりも悪質であり、是非共全党派共に控えて欲しいものである。
参考のため、本日告示された東京都知事選においては、訳の分からん「チルドレン」やタレント議員の立候補がなかったことだけは評価できよう。
能力の程が計り知れない未熟な「チルドレン」よりも、時には「世襲」議員の方が底力があるのかと思えたりもする。
何はともあれ、何処の世界も個人差能力が激しいのが現実ですけどね……