原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

義理の娘として「義母」の葬儀にかかわるということ…

2025年02月19日 | 自己実現
 本日、原左都子の嫁ぎ先の義母の葬儀を 亭主と義母の孫と3人で実行して来た。


 その直後の我が感想としては。

 実に「良き葬儀」であったとの結論を出していて。
 今現在は、そんなプラスの余韻に浸れている現状だ。


 何と申しますか。

 今現在の(特に)東京都内の「葬儀」の有り様が、随分と“進化”していた感がある。


 とにかく 葬儀場全般の運営が、昔と比してかなり進化していて実にスムーズなのだ!

 葬儀の場面が変わる都度 係員の指示に従い行動している間に、無事に義母の葬儀がすべて完了した、との感覚だ。



 そうそう上述通り、本日の義母の葬儀には 義母の孫である現在50歳の男性が来てくれた!

 この孫氏の存在も、実に我々夫婦を癒してくれたものだ。

 待ち時間内に、この孫氏の義母の思い出等々に触れられたのもプラスだった。


 今時の都会の葬儀とは、とにかく“素晴らしいまでの完璧な“流れ作業”だ!

 それを各部署の係員氏達が最大限の努力をしつつ、館全体の葬儀が上手く運ぶように工夫している様子を垣間見れたのも、大いなる収穫だった。


 
 最後の「義母が焼き上がった」段階での係員氏の発言も、実に冴えていた。

 係員氏が義母の骨を拾って“骨壺”に入れるのを拝見しつつ、私が様々な(解剖学的分野)の質問をさせて頂いたのだが。
 そのすべてに滞りなく応えて下さったのも感激だった!!

 参考だが、その係員氏のご発言によれば。
 義母は、享年93歳にしては驚くほどに「『骨量』が多い。」とのお話だった。

 私にも思い当たるふしがあるのだが、義母とはとにかく活動的な女性だった。
 思い立ったことを積極的にこなす(例えば、御亭主では無い不倫関係の男性にどうしても会うことを実行する!!等々… 例え話が適切で無い点をお詫びしますが…)😫 

 本当に、積極的に動く女性だった…


 そんな義母の生き様が、まさにこの「死後の“骨量の多さ”」を物語っているのであろう。



 お義母さん。
 死後にまで、お義母さんの生前の一“醜態”を義理の娘である私が晒した事実をお詫び申し上げます。
  
 でも、義母さん。
 私はそんな義母さんを、尊敬申し上げていましたよ!!


 人間とはそれ程までの、ある意味“道を外す”行動を思い切らないことには。
 実際、本心でのご自身の生き様を自身が納得できるべく貫け無いのではなかろうか…、と。


 とにかく お義母さんの最後を、本日この私も確かに見届けさせて頂きました!

 おそらく、いくら望んでもこの原左都子にはどうしても真似のできない義母さんの生き様だったであろうと。

 羨ましくも思いつつの、本日の義母さんの葬儀でもありました…
 

追伸 (義母は死去しました…)

2025年02月15日 | 自己実現
 本日午後1時50分頃。


 義母の高齢者施設担当者より電話が入り。


 義母は本日午後1時45分頃に、静かに穏やかに命を閉じました。


 93年6カ月間の、義母の人生でした…






高齢者施設入居中の義母が本日より「老衰死」態勢に入りました…

2025年02月12日 | 自己実現
 「老衰死」とは あらゆる生物体の種々の死因の中で、一番“理想的な死に方”である事実を皆様もご存じの事でしょう。

 本日 我が亭主が、この件に関して施設内の「老衰死」に詳しい医師先生と義母の容態を確認した結果。
 まさに、「老衰死」を選択するとの結論・同意に至り、その手配を終えて来たとのことだ。

 今まで義母の身体に取り付けていた点滴類を全て外し、自然体に戻った形で「老衰死」に備えるべく準備を整えたらしい。

 医師の診断によれば、後7日間程で義母は死に至るとのこと。
 その間、人によれば苦しんだりすることもある様子だが。
 義母に関しては、おそらく静かに死に至るであろうとの診察だったようだ。


 本日は亭主に同行しなかった私だが。

 結果としては、義母は理想的かつ最善の「死に方」で死に至れるようで安堵すらしている。
 

 思い起せば、義母との出会いはまさに亭主との婚姻が決定したことに遡る。 
 未だ義母も60代前半の若さだったが、義母とご対面して日にちが立たない時に私を捕まえて義母曰く。
 「〇子さん、見て! 私ってこんなに薬を飲まなきゃ生きていけない人間なのよ~~」 と薬自慢を始めたものだ。😫 
 (嫁の私が医学関係者である事実を伝えたはずなのに。 こんな会話が出るという事は、まるで医学素人で身体のどこかが痛めばすぐに病院に行って、薬を下さい!と嘆願するタイプの人なんだなあ…)と実感させられたものだ。
 その後も義母の習慣はまるで変わらず、相変わらずせっせと病院通いをしては薬のコレクションをしていた人だった…

 それでも、そんな「薬漬け」状態で93歳まで生き延びているのだから、生まれ持って相当の健康体質なんだろうなあ… と、ずっと思いつつ義母と接して来た私だ。


 こんな「薬漬け」が無ければ、義母は100歳を超えて尚命を繋げる人だっただろ言うに…
 とも残念に思いながらも。

 人間とは、どうしても自己の生活習慣や思考に人生が左右されるものでもある。

 それは致し方ない事実であり。
 
 それでも義母が、93歳までこの世に生き延びてこれたことを今は祝福してあげたい思いだ。

 後一週間との義母の命。
 何を思って生きるのだろう… 既に脳内に何らの「思い出」も「今後の夢」も無くしてしまっているのであろうか??

 
 どちらにせよ、もう苦しみが襲って来ないといいですね、お義母さん!!
 どうか残り1週間の人生をお義母さんが安泰に過ごせることを、嫁の立場として陰からお祈りしています!!


我が一人娘の「労働意欲」に改めて感動!

2025年02月09日 | 自己実現
 いや確かに我が娘に対して、こんな言葉を投げかけ続けた母であったと振り返る。

 「今の時代、女とて生涯かけて自力で自身の身を立てつつ生きて行くものだ。 貴方もそんな将来を意識しつつ勉学に励むように。」

 
 昨日、既に31歳になっている一人娘が、親元の我が家を訪れた。
 そして言うには。

 「もう既に次なる就職先が決定して、そこに挨拶に行ってきた。 歓待していただいて、来週からその職場で働くこととなる。」


 母親の言いつけを これ程までに実行する娘が、存在するものだろうか?
 もしかしたらこの私は、上記の発言により娘の婚期等々別分野の楽しみを奪ってしまったのだではなかろうか…
 
 なる不安材料すら抱いてしまう。

 まあそれでも、我が娘に結婚願望が一切無いのは私のせいではなく、本人の希望の方が大きいのは事実だろう。


 そうそう、昨日娘はステキな春のトレンチコートを着て我が家を訪れた。
 それがスリム体形の娘に、実に似合っていること!
 亭主と2人で 娘のそのコート姿を一見して、親馬鹿ながら「いいコート見つけたね!」と褒めつつ、見惚れたものだ。

 そうだなあ、こんなに外見も整っている(親馬鹿でスミマセン…)娘が30過ぎたからと言って、次なる就業先に苦難する訳も無いか…

 などと、まさに親馬鹿ながらの反省をしつつも。


 とにかく、我が一人娘の再々…就職先は、決定しました!
 
 あの子の不思議な魅力・能力により。
 あの子なりに自身が見つけた仕事に励みつつ。

 今後もこの世を無事に渡って行くことでしょう!!


自分自身の “ノルマ労働” を成し遂げた後の達成感の心地よさ

2025年02月03日 | 自己実現
  我がエッセイ集のバックナンバーにても公開した通り。


 この原左都子は、昨日の亭主と私の「公的年金等確定申告」を無事終了したことにより、例年の我がノルマである親族の税務申告のすべてをクリアした。

 
 毎年のことだが、この作業終了による我が「達成感」は例年物凄いものがある。

 特に今年は、70歳との高齢域に達しかかっている立場にしてのこの一連の作業だったこともあり、例年に増しての重荷となって我が身にのしかかったものだ。


 結果としては。

 特に義母の「不動産貸付業青色申告」など、青色申告会の担当税理士氏も唸って下さるほどの完璧な申告の出来上がり様だった!! 😃 


 片や、亭主と私の「公的年金等確定申告」に関しては。
 上記の義母の青色申告通過後疲れ果てた身にしてのチャレンジとなったこともあって。

 開始前より疲労感が漂っていたのが事実だった。😩 

 それでも申告作業当日(昨日のことだが)、亭主も大いに共同作業の助っ人となってくれたお陰で、午前中にはすべての申告作業を終えることが叶った。

 特に今年の確定申告に関しては、「定額減税」とのややこしい制度が加わった。 
 これに関しては、既にバックナンバーにて述べているが、今年税務申告をされる方々にとっては、確かに減税効果が大きいのは事実だ。

 ただ、毎年税務申告を実施している身にとっては、実に煩雑な作業の連続だったと言うのが本音だ。



 それでも、我がノルマであった親族の税務申告のすべてを滞りなく成し遂げた身として。

 本日の開放感の程が物凄いものであったことこそが、嬉しい!!


 さて、来年は更に年齢を重ねる我が身にして、如何なる税務申告を実施できるのかに関しては。
 
 来年の課題としよう。