原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

我が家の現在の住居は「耐熱性能」が高い!

2025年04月05日 | 自己実現
 本エッセイ集にて、過去に述べたが。

 我が家の住居は、夫婦晩婚以来何度も購入・売却、また新たな物件購入を繰り返してきている。

 これには、やむを得ない理由があったが故だ。

 例えば新婚早々亭主のご両親が買い与えてくれた「超高層マンション」に関しては、購入後わずか1年少しで売却して買い替えている。
 そもそも、これには無理があった。
 その「超高層マンション」を我々夫婦が気に入った訳では無かった。 亭主のご両親(特に義理の母)が気に入った様子だった。
 住むのは我々故に、購入の決断は我々に任せてくれればよかったのに。 どういう訳か、義理の母が“即決”で購入してしまった。

 
 売却の理由としては、とにかく「住みにくい」ことこの上なかったのが正直なところだ。
 南側にしか窓が無く、室内に風が通らない。 北側の和室など、わずか1年足らずで畳にカビがはえてきた…
 ベランダに布団干しが許されていたため、それを干して強風で飛ばされたこともあった。
 朝の通勤時にはエレベーターが混雑する。
 これは超高層マンション故の理由ではないが、都心から遠い場所に位置していたことも不都合極まりなかった。

 そんなこんなで、 我々の「住居を買い換えたい!」との要望を義母が聞き入れてくれるのも速かった。
 まさに1年足らずで、この超高層マンションは売却措置として、我々一家は新たな普通のマンション物件を購入して引っ越しをした。


 話題を大きく変えよう。

 本日見た朝日新聞2025.04.01内に、「40歳夫婦で新築 90歳までの日容態効果は」と題する記事があった。

 その記事の冒頭部分を引用しよう。

 耐熱性が高い住宅を建てたり、耐熱改修をするには一定の費用がかかるが。 部屋の室内が適温ならば健康にいいことも分かってきた。 (中略)
 耐熱性が高性能の住宅はその分工費が増えるが、その後の光熱費は減る。 さらに健康への影響のうち、耐熱でリスクを減らせる効果が明確にわかってきた高血圧や循環器疾患に関して、医療費の軽減が大きい事実も分かって来た。
 
 (以下略すが、以上朝日新聞記事より引用したもの。)



 我々夫婦が現在住んでいる住居物件は、結婚当初の「超高層マンション」から数えて、4件目となる。
 婚姻後買い替えを重ねて、資産損失も多大だったものの。
 この4件目の現在の物件は大いに気に入って、既に24年程の年月ここで暮らしている。
 今後も、おそらく死ぬまでこの物件にて生活を営むであろう。 (参考だが我が推測で夫婦共々かどちらか片方が後20数年生きたところで、未だ存続し得る耐久性がある、とこの物件に期待している。

 何が良いかと言えば、はやり「耐熱性能」が高いのが日々確実に実感できるのだ。
 なんというのか、まさに夏涼しくて、冬暖かい物件だ! 
 主たる開口部が南面にあることも大きいが、とにかく、真冬に北側の部屋に行っても暖房無くしてさほど寒くはないのだ。 


 上記に引用した朝日新聞内にも記されているが。
 室内の温度が低いと血圧が高くなり、特に高齢者や女性は室温の低下によって血圧が上昇する傾向が強い、と書かれていて。
 それを住居の断熱改修により改善可能とある。

 我が家の場合、改修の必要など何もなく、元々その機能が有効に果たされている住居にて既に20年以上、そしてこれからもずっと更に高齢に至るまで生活出来る事実を、有難く思いたいものだ。


パズル「絵むすび」解答  ー 朝日新聞 2025.03.22 編 ー

2025年03月27日 | 自己実現
 (冒頭写真は、2025.03.22付朝日新聞 パズル「絵むすび」に原左都子が解答したもの。)


 一昨日まで郷里へ2度も連続で旅に出ておりました関係で、今回の朝日新聞「絵むすび」を発見したのは、本日つい先ほどの事でした。

 
 昨日のエッセイにて記載させて頂いた通り。
 今回の郷里旅行は年老いた実母との“軋轢”に苦しめられた結果となり、何とも後味が悪いと言うよりも、もっと心理的に辛く 多少の絶望感すらある重苦しい旅となってしまった感があります。
 92歳にして精神疾患(統合失調症)に罹患し、周囲への配慮がままならなくなり施設内で暴言・暴力を繰り返す存在となり果て、施設転出を余儀なくされた実母でした。
 (詳細は、前回綴り公開したエッセイをご参照ください。)


 さて、本日先ほど留守中の新聞を片付けておりまして。

 先週土曜日の朝日新聞別刷内に、「絵むすび」を発見しました!

 これ、今の私にとっては実にラッキーでした。😃 

 と言うのも、未だ旅中の実母に対する悪印象を引きずったまま、私の頭もおかしくなってしまったかと思う程に苦しんでいた身にして。

 タイムリーにその苦しみから救い出してくれるがごとくの、「絵むすび」課題との出会いだったのです!!


 とにかく何を捨ておいても、この「絵むすび」にチャレンジしてみると。

 郷里での実母との最悪体験を忘却させてくれるがごとく、すぐに回答が叶いました!!

 とりあえず我が脳内が最悪状態ではない、と信じることが叶ったのが何よりでした!
 今は やっと、原左都子らしさを少し取り戻せた感覚です。

 早速 本日のエッセイとして公開させて頂いた、との成り行きでした。


 今回の「絵むすび」は難易度3でもあり 解説は不要と心得ますので、省略させていただきます。


再掲載 「4年前のひな祭りの日」

2025年03月03日 | 自己実現
 (冒頭写真は、いつだったか過去に我が娘を引き連れて訪れた我が故郷にて開催されていた「ビッグひな祭り」飾りの写真。)


 ここのところ、義母の葬儀関連行事に多忙を極めていた私故に。


 本日が「ひな祭り」の日であることなど、忘却の彼方だった。


 そんな我が身にして、つい先ほど「原左都子エッセイ集」を閲覧していたところ。
 
 過去に於いて、「ひな祭り」を題材に取り上げたバックナンバーを発見した。
 
 以下に、再掲載させていただこう。


 (2021年当時)4年前の今頃、私は娘を伴って郷里へ旅に出た。

 ちょうど3月3日のひな祭りの日に、実母の勧めで冒頭写真の“ビッグひな祭り”会場を訪れた。

 その時の様子を、2017.03.03付バックナンバー「路線バスとタクシーで行く郷里の旅(ビッグひな祭り編)」にて綴り公開している。

 (冒頭写真は、「ビッグひな祭り」会場中央に展示されている大ピラミッド100段雛飾りの風景。)

 あらかじめネットにて当該イベント情報を得ていたのだが、おーー!! 予想よりも展示内容が充実していて物凄い雛人形の数々だ!
 雛人形の一つ一つを観賞していたのでは日が暮れそうなため、館内を一覧する方針に切り替える。

 この勝浦町「ビック雛祭り」の歴史は長いらしく、今回が第29回目の展示とのことだ。
 回を重ねる毎に人形数が増え、昨年はリオ五輪会場でも展示を実施したらしい。 
 しかも当該会場では雛人形のみならず、洋風人形や供養のために持ち込まれたぬいぐるみ等も展示されている。

 更には随時イベントを実施していて、3月3日の当日は阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」が上演されていた。
 これは過去に既に2度観賞しているため、今回は写真撮影のみで素通りした。
 
 勝浦町特産品販売コーナーも設置されていて、地元の人達が観客の一人ひとりに声掛けして下さる。
 「何処からいらっしゃいましたか?」と尋ねられたものならば、すぐさま反応したい私だ。
 「東京から来ました!」と応えると、「遥々と勝浦町へようこそ!」と返して下さる。

 特に、勝浦町産の“みかん”が超安価なのに驚いた。
 勝浦町は県内でも有数のみかん産地ということは昔から知ってはいるが、それにしてもその廉価加減が半端ではない。 M~LLサイズのみかんを7個程ビニール袋に入れ販売しているのだが、その価格とは100円ポッキリなのだ!

 「これ、本気ですか?!?」と私が尋ねると、「勝浦ではこの値段ですよ。 大阪では300円で売られているらしいですが」と地元の方がおっしゃるので、私が「東京では380円です。」と応えた。
 「何だかただで頂くようで申し訳ないですが買います」と返答して、それを郷里の高齢者自立支援施設にて暮す実母への土産に買い求めた。 (勝浦町には縁がない実母も、その廉価と美味しさの程に驚いていた。)

 この勝浦「ビックひな祭り」はバス団体観光客の目玉スポットともなっている様子で、昼食時の食事処が混雑しているのに辟易とさせられた。 
 しばらく待ったのだが結局昼の食事が現地では出来ず、更には近くにただの一つも食事処が無い状態。
 やむを得ずすぐ横のJAにて巻き寿司と稲荷寿司の弁当を買い求め、帰り道の路線バス内で娘と二人で食した。 (お行儀が悪い事は承知だが、バス内が空いているからこそ叶う路線バス内の昼食でした。)
 これが何とも、美味だったこと!! (2人とも、お腹が空いていたからかもしれないが…‥) 

 その後、東京に帰宅後も巻き寿司が食べたくて買い求めたのだが、やっぱり味が全然違うなあ。


 (以上、本エッセイ集バックナンバーより再掲載したもの。)


 ついでに、当時の「路線バスとタクシーの旅」シリーズにて掲載した写真を再掲載しておこう。

                    
 徳島駅前メイン通り。ここを左手前に行くと私が卒業した高校、そして右にずーーーっと行くと同じく大学医学部があります。

                    
            吉野川

                    
            タクシーの中にて

                    
            徳島名物「徳島ラーメン」  


 まだまだ、当時撮影した写真が沢山存在するようですが。




 本日、私が住む東京でも雪が舞った中で。
 たまたま訪れた我が家の近くのスーパーマーケットで、「ひな祭り」関連食材が販売されていたのを見て。

 ここのところ 義母の葬儀関連行事で慌ただしかった私が、やっとそんな風景に触れることが叶い。
 そう言えば、今日はひな祭りだ!! と感じ入ったのを契機と捉えて。

 本日は、“ひな祭り”からみのエッセイを綴り公開させて頂きました。 


義理の娘として「義母」の葬儀にかかわるということ…

2025年02月19日 | 自己実現
 本日、原左都子の嫁ぎ先の義母の葬儀を 亭主と義母の孫と3人で実行して来た。


 その直後の我が感想としては。

 実に「良き葬儀」であったとの結論を出していて。
 今現在は、そんなプラスの余韻に浸れている現状だ。


 何と申しますか。

 今現在の(特に)東京都内の「葬儀」の有り様が、随分と“進化”していた感がある。


 とにかく 葬儀場全般の運営が、昔と比してかなり進化していて実にスムーズなのだ!

 葬儀の場面が変わる都度 係員の指示に従い行動している間に、無事に義母の葬儀がすべて完了した、との感覚だ。



 そうそう上述通り、本日の義母の葬儀には 義母の孫である現在50歳の男性が来てくれた!

 この孫氏の存在も、実に我々夫婦を癒してくれたものだ。

 待ち時間内に、この孫氏の義母の思い出等々に触れられたのもプラスだった。


 今時の都会の葬儀とは、とにかく“素晴らしいまでの完璧な“流れ作業”だ!

 それを各部署の係員氏達が最大限の努力をしつつ、館全体の葬儀が上手く運ぶように工夫している様子を垣間見れたのも、大いなる収穫だった。


 
 最後の「義母が焼き上がった」段階での係員氏の発言も、実に冴えていた。

 係員氏が義母の骨を拾って“骨壺”に入れるのを拝見しつつ、私が様々な(解剖学的分野)の質問をさせて頂いたのだが。
 そのすべてに滞りなく応えて下さったのも感激だった!!

 参考だが、その係員氏のご発言によれば。
 義母は、享年93歳にしては驚くほどに「『骨量』が多い。」とのお話だった。

 私にも思い当たるふしがあるのだが、義母とはとにかく活動的な女性だった。
 思い立ったことを積極的にこなす(例えば、御亭主では無い不倫関係の男性にどうしても会うことを実行する!!等々… 例え話が適切で無い点をお詫びしますが…)😫 

 本当に、積極的に動く女性だった…


 そんな義母の生き様が、まさにこの「死後の“骨量の多さ”」を物語っているのであろう。



 お義母さん。
 死後にまで、お義母さんの生前の一“醜態”を義理の娘である私が晒した事実をお詫び申し上げます。
  
 でも、義母さん。
 私はそんな義母さんを、尊敬申し上げていましたよ!!


 人間とはそれ程までの、ある意味“道を外す”行動を思い切らないことには。
 実際、本心でのご自身の生き様を自身が納得できるべく貫け無いのではなかろうか…、と。


 とにかく お義母さんの最後を、本日この私も確かに見届けさせて頂きました!

 おそらく、いくら望んでもこの原左都子にはどうしても真似のできない義母さんの生き様だったであろうと。

 羨ましくも思いつつの、本日の義母さんの葬儀でもありました…
 

追伸 (義母は死去しました…)

2025年02月15日 | 自己実現
 本日午後1時50分頃。


 義母の高齢者施設担当者より電話が入り。


 義母は本日午後1時45分頃に、静かに穏やかに命を閉じました。


 93年6カ月間の、義母の人生でした…