原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

亭主と私の「公的年金等確定申告」、本日私のパソコンにて終了しました。

2025年02月02日 | お金
 その完成した「確定申告書」の写真を公開しようとしましたが、収入金額等々の個人情報盛りだくさんのため 取りやめました。



 少し前に公開した義母の「不動産貸付業青色申告」に比して、こちらの方は申告項目が少ないため、時間的な負担はさほどないのだが。

 それでも やはり1年に1回の確定申告作業は、その方法や手段を忘却してしまっている故に それを思い出すのに時間と労力を要するものだ。

 しかも この亭主と私の「公的年金等確定申告」をせねばならない主たる納税者は亭主であるのに、この私が申告書面作成を代行するとの形となるため。 (原左都子が国税庁にて“税法3科目免除申請” を通過しているが故に、その担当が私となってしまっている。 参考だが、公的年金レベルの確定申告は何もそれを通過していなくとて自分で成すことは十分可能だ。 ブロガーの皆さんも毎年自宅のパソコンにて確定申告に励んでおられることであろう。要するに、亭主が自分でするのが面倒だからこの私が代行しているに過ぎない。)😖 
 
 との訳で、 亭主が集めた自身の税務申告関連書類や領収書を私がその内容を理解することから開始せねばならないので、やはり作業は煩雑とならざるを得ない。

 まあそう言いつつも亭主もその実態を理解できているため、決して私に“丸投げ”している訳では無く 協力体制にはある。



 という訳で本日午前中、原左都子はこの作業に励んだということだ。

 まあ、比較的無事に申告作業は進んだのだが。

 「医療費控除」において、昨年までとは入力方式が随分と異なっていた。
 ただ 今年は「定額減税」制度があるため、「医療費」を入力せずして「還付金」は多いであろうと読んだ。
 そこで 太っ腹になりその作業をとりやめたのだが、やはり予想通り「還付金」は沢山返されるようだ。

 この「定額減税」制度に関しては、バックナンバーにても記載したが。
 要するに今年1年のみ、この制度が有効で、税務申告をすればその減税制度が適用されて皆さん一律に減税されるとのことだ。


 という事で、我が家の亭主と私の今年の「確定申告」においては この「定額減税」制度(この制度は岸田政権時代に作られたそうだが、今年1年限りの特典のようです。)のお陰で、かなりの還付金が戻ってくることが判明した。😁 


 
 確定申告計算がまだの方も、今年はこの「定額減税」にてご自身が収めた税金を取り戻すべく、申告に励みましょう!! 
 

郷里から東京に帰宅直後に、年金受取口座金融機関から電話が入り…

2024年11月21日 | お金
 金融機関の担当者が、その電話口で曰く。

 「この度、定期預金の金利が上昇しました。 1月17日までに手続きいただければ、その新たな金利が適用されます。」

 ここのところ金融機関取扱の預貯金金利が上昇していることに関しては、私も重々承知していたが。
 (そうか、我が年金受取口座を開設している金融機関でも金利上昇するのか! これは早めに出かけて、1日でも早く上昇金利を適用してもらおう!!)


 とにかく、昔(物心ついた頃)から「貯金が趣味」だった私だ。😲 
 本エッセイ集バックナンバーにても公開済だが、例えば小学生時代から 肝油ドロップが入っていた缶を貯金箱代わりに小銭を貯め込んでいたし。
 郷里の高校生時代に既に近くの郵便局を一人で訪れて、郵便貯金通帳を作成した程の人間である。😝 

 そして昨日早速、我が年金受取口座金融機関を訪れた。

 ところが、電話の話を私が担当者相手に繰り返すと。
 昨日の担当者曰く、「お客様の場合は、普通預金をその定期預金に回していただくことになります。」
 (えっ?? 昨日の電話と話が違うぞ?!?)と感じた私がその旨を伝え、「既に通帳に記載されている定期預金を、新たな高金利商品に入れ替えたい!」旨を訴えると。
 「それを実行できるのは来年の7月以降になります。 今回のお取り扱いは、普通預金から定期預金への入れ替えのみとです。」

 (う~~~~ん、納得できんなあ…) と思いつつも。
 「分かりました。それでは今回は諦めます。」と言い残して帰宅した。


 本日になって、当該金融機関から再び電話があり。
 「お客様の場合、来年の3月以降今一度御来店いただけますと、高金利定期預金預け入れの対象となる過去の定期預金が存在しましたので、是非その時に今一度御来店下さいますように。」
 
 その電話を受けて、再び自身の定期預金通帳を確認してみると。
 担当者が言う通り、3月に満期となる「定期預金」が存在した!
 (昨日、言ってくれりゃよかったのに…)と内心思いつつも、「分かりました。その時点でまた入れ替え処理に行かせていただきます。」 と決着した。


 私の場合、他の金融機関の通帳もいくつかあるが。

 例えば ゆうちょ銀行の通常預金なども、ここのところ利子率が大幅に上昇しているようだ。 
 一例をあげると、(昨年までは受取利子42円 うち税金8円)と書かれていたものが、今では(受取利子1379円 うち税金279円)までも金利が上昇している!! これなど、利子率30数倍の上昇率だ!!  実際問題、この例など受取利子額が1379円となり、今までの通常預金では考えられない程の利子を受け取れた計算となった!!


 私の場合、預貯金に関しては安全商品にしか手出ししない主義をずっと貫いていて。 
 いま世の中で流行の金融商品には全く興味が無い人間であり、今後も一生その主義を貫く予定でいる。

 そんな身にして安全商品を取り扱っている金融機関より、わずかな上昇率であろうと このように電話にての入れ替えを指南してくれるのは実に有難いことだ。

 今後も、この「ちまちま精神」を貫きつつ。
 我が少ない金融財産を少しずつでも増やしつつ、安全な金利生活を守り抜く意向である。
 

小学生時代に近所の子に「小遣い銭をせびられた」思い出…

2024年10月31日 | お金
 先程、知人とお金にまつわる話題でメールのやりとりをしていて。

 我が小学生時代に実際に起こった冒頭表題の「事件」を思い出したので、本日のエッセイテーマはそれで行かせて頂きます。


 時は、小学中学年(3,4年頃)の事だが。

 昔(私が小学生時代の昭和30年後半頃)の子ども達とは、小学校から帰宅すると必ずや近所の子ども達があらかじめ約束するでもなく、庭の広い家や近くの田園等々に集結して、日が暮れそうになるまで遊んだものだ。

 その中に、私より一学年下の「Kちゃん」と言う女子がいた。
 このKちゃんは、まさにその「庭が広大な家(大農家の令嬢であり、夏休み中のラジオ体操などは、必ずKちゃん宅のその広大な庭に皆が集結して毎朝体操をしたものだ。」

 Kちゃん宅は我が家に近かったこともあり、個人的に一人で我が家に遊びに来ることもあった。
 ある時Kちゃんが、私が小遣い銭を溜め込んでいた「肝油ドロップ」の缶を発見した。 
 それを見たKちゃんが私に訴えるには。 「これお金が入っているけど、どうしたの?」 私応えて、「小遣い銭を貯めてるの」
 それを聞いた途端、Kちゃんが言い始める。 「私、お金が無くて困ってるの。 〇ちゃん(私の事)がこれをちょっとでもくれると嬉しい…」
 即座に私が諭して、「子ども同士でお金のやり取りをするべきでない、と親や先生に言われているよ。」
 それを聞いたKちゃんが、なんと泣き落とし作戦に入った!! 「〇ちゃんがこれをくれないと、私はどうしても困る… 」と更に泣き落としが酷くなる!

 対応が鬱陶しかった私は、しかたなくKちゃんに5円だけあげただろうか…

 これが癖になったしまった!!

 その後、Kちゃんは日々我が家の私の元へ訪れて、「〇ちゃんがお金をくれないと、私はホントに困る…」と相変わらず泣き落とし作戦を展開する!!
 それはそれはしつこくて。 仕方なく、私は言われるままに一回5円ずつKちゃんに渡しただろうか…

 困り果てた挙句、いつも家にいた祖母にこの件を相談した。 と言うのも、両親が共働きで帰りが遅いし、一切教育熱心でも無かった親どもが私の言うことなど聞いてくれもしない日々だった故だ。

 そうしたところ、祖母からの回答とは。
 「一切やらんでええ!!  あの家は分限者じゃ! うちよりもずっとお金がある家じゃ! そんな家の子に一銭もやらんでええ!!」

 と言われてもねえ…
 困り果てた私だったが。

 その後2人共々成長する過程を得て、この事件は自然消滅した。



 今現在思い起すに、この大規模農家のお嬢さんだったKちゃんからの「カツアゲ事件」で、私は一体如何程の我が小遣いをカツアゲされたのかは不明だ。

 (それにしても 実際この私、一旦やると決めた事柄の実行力が子供時代から旺盛で。 その頃から貯めた小遣い銭が高校生時代には数十万円単位まで増幅していて、それを近くの郵便局まで貯金通帳を自分で作りに行き。 その後もその通帳金額が増幅する一方で。  … 単身上京後、医学関係企業に勤務するようになって以降今現在に至るまで、親金銭依存一切無き人生を歩み続けている。 例えば、独身30歳時点で首都圏に単独で購入したマンション物件も全て自己資金で短期間で完済している。)



 今現在に至っては、どなたかから金銭をせびられるなる事件に遭遇することの経験も皆無だ。

 そんな私が思うに。
 遠い過去に於いて、未だ幼き小学生時代に私相手に「カツアゲ」を実行した大規模農家の娘のKちゃんは。  
 その後立派に成長されて自宅の大規模農家を引き継いでおられるのだろうか… 

 などと、ちょっと想像してみたりもする…
  

3000万円もの借金がある義母の息子と何故 結婚したの!?!?

2024年10月05日 | お金
 本日2024.10.05付朝日新聞 「悩みのるつぼ」の相談は、50代女性による「借金3千万円の義母が許せない」 だった。


 早速 その相談内容を、以下に要約引用しよう。

 施設に入居中の夫の母に、3千万円の借金があったことが発覚した。 義母に聞くと不倫相手に騙されたと言うだけで、詳細は話してくれない。
 そのことで、私が何よりも疑問に思い、また傷ついたのは、連帯保証人が長男である夫だったことだ。 借金をしたのは40年前なので、夫が大学を卒業して就職したばかりの頃だ。 既に私と付き合っていて結婚の約束もしていた。 いとしいはずの我が子に借金を押し付けようとしたのだろうか。 私には子供が3人いるので、そんな義母が身内にいることがショックだった。
 現在、借金の半分以上を返済し、完済のめども立っている。 しかし、私はどうしても義母を許せない。 それは夫も子ども達も同様で、誰も義母の味方にならない。
 義母がこの先長く無いことはわかっている。  今私達家族は義母があちらの世界に旅立つことを祈っている。 
 でも、こんな気持ちでいるのはつらい。 今後、どのように考えて過ごしていけばよいか。
 
 (以上、朝日新聞「悩みのるつぼ」より相談内容を引用したもの。)




 原左都子の私見に入ろう。

 この相談女性は現在50代とのこと。 そして、義母が借金をしたのは40年前とのことのようだ。

 という事は、当然ながら相談女性がその借金義母の連帯保証人になっている息子と結婚した時には、既に3000万円の借金があったとの計算だ。

 この段階で、きっぱり結婚をやめておくべきだった!!
 私なら、絶対的にそうする!!!
 いくら愛があろうが、仲が良かろうが。 自身には何らの責任も無い借金3000万円の連帯責任を新婚の夫が負っているとの事実は、今後の若き二人の結婚生活上どう考えても重すぎる負担だ!!
 
 相談者ご自身がその当時お幾つだったのかは書かれていないが、現在50代との事は、おそらく未だ20代であったことだろう。

 連帯保証人になったとのご亭主も、ご自身の実母とは言えども、大学卒業後就職したばかりの年齢で、よくぞまあ連帯保証人を引き受けたものだ。



 今回の相談回答者は、政治学者の姜尚中氏だが。

 「(義母の)謝罪の言葉を受け入れ、赦すこと」との題目の回答をされている。
 
 原左都子に言わせていただくに、こんな愚かな義母を若き息子夫婦が赦す必要は全く無し! と言い切りたい!!!

 夫氏が「連帯保証人」を引き受けたのは、未だうら若き時代の大学卒業後就職した直後のことらしい。
 それならばなおさら、そんな多額借金の連帯保証人など引き受けるべきで無かったし。 
 今時は そんな事案に関して、何処かに相談すれば解決策を探ってくれる機関が存在するのではなかろうか???


 とにかく、この問題に関して言えば。
 今回「悩みのるつぼ」に相談された50歳女性の落ち度とは、義母が自身の不倫による借金を3000万円も抱えていた実態であろう。
 それが判明した時点で、どうしてすぐにきっぱりと婚約破棄をしなかったのかが不明だが。

 それが叶わなかったのならば。 
 時遅しだが、今から離婚に踏み切ってはどうか!??
 ああ。子供さんが3人いらっしゃるのね…
 それに踏み切るには、子どもさんの年齢を勘案せねばならない、ということか…


 それでも、50代との年齢は未だ随分と若い!!  と、既に高齢域に入っている私は結論づけたい。
 もしも子供さんが既に大きく、今後子供さん達各自が経済力を得る時期が近々訪れるのであれば。  

 思い切って「離婚」を視野に入れるべく案件かとも思いつつ。

 我が意見を取り急ぎ書かせていただいた。            
 

東大の「授業料値上げ」、やむを得ないかも…

2024年09月15日 | お金
 冒頭から、2024.09.14付朝日新聞「社説」記事 「東大の値上げ 家計負担抑える政策を」の一部を以下に要約引用しよう。


 東京大学が来年度の入学者から、学部の授業料を約11万円値上げし、64万2990円とする方針を明らかにした。 学生らの反発を受け、大学院については当初案を変更する。 修士課程などの値上げを29年に遅らせ、博士課程は据え置くという。 
 併せて、授業料を全額免除する対象を広げるなど学生支援を充実させる。世帯収入だけでなく、きょうだいが多い人や地方出身者といった事情を把握し、苦しい学生を確実に支援することが大切だ。 (途中大幅略)
 他の大学も似た状況だ。 ここ数年で東工大や一橋大など6大学が授業料を値上げした。 今回、他大学に大きな影響を与える東大が続くことで追随する動きが広がる可能性がある。
 高所得世帯の子女が多い東大にも、経済的に苦しい学生はいる。 経済支援の充実とセットだとしても、全国どこでも質の高い高等教育を比較的安価で提供するのが国立大の使命だ。 (中略)
 日本はかねて、先進国の中でも高等教育への公費支出が手薄だ。 政府は運営費交付金や私学助成を減らし、教育・研究環境を悪化させてきた。 そのひずみが国公私立を問わず大学に授業料を引き上げさせ、教育費の家系負担を増やしている。 
 学生が高等教育を受けることで利益を得るのは、当人だけではない。 卒業後に各方面で活躍することで、社会全体が受益者となる。(中略)
 それには、高等教育の価値への国民の理解が欠かせない。 自らの教育の特色や意義を、各大学が社会と共有する努力を続けることが重要だ。

 (以上、朝日新聞「社説」より一部を引用したもの。)



 この「東大授業料値上げ」に関しては、最近我が家に面白いエピソードがある。
 我が家の義母(現在高齢者施設入居中のため、我が亭主が義母の代行をしてその運営を任されている)が経営している不動産物件が東大に程近い場所にあるのだが。
 そこに入居して下さっている“東大生”より、賃貸仲介業者を通してある要望が入った。
 その内容とは、「この度家賃が数前万円値上げになるようですが、そこを何とか少しでも値上げ額を少なくしていただけませんか?」
 このような事案があると、我が亭主はいつもいの一番に(過去に賃貸業経験のある)私に相談してくれるのだが。
 その相談内容を聞いて私はすぐにOKサインを出した。
 と言うのも、冒頭表題の「東大授業料値上げ」の話題を私は既に承知していたからに他ならない。
 この東大生のご家庭に関しての詳述は避けるが。 とにかく関東近県から単身にて上京し東大に入学された学生さんの様子だ。 (履歴書を拝見しているためある程度のご家庭内収入の程は把握できていた。)
 そんな私が出したOKサインに従って、値上げ額減額に踏み切ったものだ。


 あるいは、この私自身が過去に「東大大学院入学」を目指して入学願書を提出した経験もある。
 これに関しては、既にバックナンバーにても公開しているが。
 結果としては私が当時通っていた大学の大学院への進学が決定し、東大大学院受験は放棄した。 (後で分かった事実だが、東大大学院に関しては日本全国始め諸外国からの留学生を積極的に受け入れる体制のため、大してレベルが高くないとの噂もある…) そのため、少数精鋭の我が出身大学院へ入学して大正解だったと結論づけられそうだ!



 最後に、話題を「東大授業料値上げ」に戻そう。

 そうとは言え、概して東大入学生とは保護者がリッチな家庭の子ども達が大多数だとの話も聞く機会が多い。
 そりゃ、そうだろう。
 どうしても 「家庭の経済力」と「子どもの学力」とは、嫌でも比例するものではあるまいか???

 そうとは言え、やはり例外は存在するものであり。
 苦学して頑張る学生さんの意気込みは応援したいものだ。

 とにもかくにも、東大の授業料値上げは来年度から確実に実施されるようだ。

 どうか、貧乏でも東大をめざしたい学生の皆さん。 ご自身の能力にて東大合格をゲットした暁には。 
 もしもご家庭からの学費の援助が得られない場合には、ご自身の体力・気力にてアルバイトにも励みましょうよ!!

 この私も 2度目の大学・大学院時代にはそうして授業料を稼ぎつつ、真面目に学問にも精一杯励み、優秀な成績にて卒業・修了を果しましたよ!! (いや 東大では無かったですけど、一応国公立でした…)😱 😖 

 貴方が真に優秀な人材であるならば、そんなこといくらでも可能と私は判断・期待します!!