(冒頭写真は、本日朝 我が家・バルコニーの洗濯干し場に迷い込んで来た小鳥。)
今朝の事だ。
バルコニーに洗濯干しをするのは、いつも午前7時半頃からなのだが。
それを終えて、1時間ほど経過した午前8時50分頃に台所にいると。
どうもバルコニーから小鳥のさえずりのような鳴き声が聞こえて来る。
すぐに飛び去るだろうと放置しておいたら、どうやら未だにバルコニーにて鳴いている。
珍しいなあ、と思いつつその様子を観察しに行った。
こういう場合も普通は私がバルコニーに近づくとすぐに鳥は飛び立つものだが、何故か洗濯干しに泊まって未だ鳴いている。
その様子をカメラに撮影した。
こんなに撮影しても、未だ逃げないと言うことは。
もしかしたら、“逃げられない”のではないかと推測した。
成鳥ではなく、小鳥の様子だ。
そして一時遊びに来たというよりも、洗濯ものの合間に入り込んでしまって逃げようが無いものと結論付けた。
さて、どうしてやればいいものかと考えつつ。
その存在自体が可愛いので、この機会に十分観察させてもらっていると。😛
時々鳴きつつ、比較的おとなしく過ごしている。
30分ほど経過して、どうやら親鳥がこども(この小鳥)の居場所を鳴き声から察知して、連れ戻しに来ようとする。
ところが、やはり親鳥は用心深く、私が部屋内から観察しているのに気付くと咄嗟に逃げる。 そしてまた小鳥の様子を伺いに来ては、助ける手段が見つからない様子だ。
その様子を撮影しようとしたら親鳥はすばやく逃げて、カメラのシャッターが間に合わない。
これどうしてやればよいものかと亭主に相談したりしつつ、いっそ、もう洗濯物を室内に取り入れればよいのか? と思いついた! (猛暑のため、朝干した洗濯物はとっくに乾いている。)
そしてバルコニーに出て、小鳥が止まっている洗濯物干しに近づくと。
驚いた小鳥は、その驚きの勢いで空へ飛び立った!
その様子を近くで伺っていた小鳥の親や仲間たちも安堵した様子で、それぞれが鳴き声をたてている。
そのすぐ後に、面白い事象が起こった!
これは、我が家のバルコニーから直線距離で7m程のところにあるアンテナなのだが。
未だバルコニーにいた私の目の前のこのアンテナに、親鳥はじめ3羽程の仲間の鳥が泊って。
(私の勝手な推測だが)、まるで「小鳥を逃がしてくれてありがとう!!」と言っているがごとくに、一斉に鳴くのだ!
それを見届けている私を確認(??)して、喜んだように鳴きながら皆で飛び去って行った。
本日午前中に偶然発生した、我が家のバルコニーに舞い込んできた迷子の小鳥とその親鳥や仲間たちとの貴重な交流経験を、エッセイに綴らせていただきました。
動物(特に鳥類とは頭が良く)って “感謝の気持ちを表現できる生き物” だと見聞することがあるが、それをマジで経験できた(?)ことに心より感動した我が本日一時の物語でした。
(今回のエッセイは、正確に言えば「人間と動物との関係」カテゴリーにするべきですが、それが我がブログには無いため「人間関係」に分類しておきました。)