原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

新品冷蔵庫連続故障取替え騒動で、体重を2kg減らした私…

2017年06月29日 | その他オピニオン
 そして今日は、朝から後頭部首辺りから肩にかけて“凝り”と言うのか“痛み”に苛まれている。

 まるで昨年夏台湾を旅した際にホテルのバスタブで転び、後頭部を強打した事件を彷彿とさせるような痛みだ。
 その時に台湾で購入して来た漢方塗り薬を患部に塗り、痛みを凌いでいる現在である。(病院・検査・薬嫌いのこの私が、何かに依存せねばいられない程の痛みに襲われている。)


 体重減少が始まったのは、まさに新品冷蔵庫が2度目に故障した6月20日からだ。
 ちょうど義母の病院付き添いをした日と冷蔵庫故障が重なり、二重のストレスが我が身に一気に覆いかぶさって来た。 
 冷蔵庫故障も1度目は、不運ではあるがそんな事もあるかとの認識程度で済んだものだが…。
 これが2度目ともなると、それを予測して恐れていた身としては、(ほんとに2度壊れてくれるのか?? しかも1度目の故障から3週間しか経過していないのに…)と、無念のやり場のないストレスだ。

 参考だが、私の場合日々何度も体重計に乗り体重変動を小数点第一位単位で捉えているため、その変動幅も含めて実質2kg減の現象を認識する事が可能だ。
 現在46kg台まで落ちているが、この記録は10年程前にエジプト・ギリシャ方面旅行をした際に激しい下痢に苛まれ、帰国後44㎏まで減少していたのに次ぐ体重の減り具合だ。 (参考ですが、身長165cmです。)

 約9日間で体重実質2kg減とは、この期間に如何に我が心身が打撃を受けたかを物語る結果であろう。
 それ程に(特に購入したばかりの)冷蔵庫の連続故障とは、ストレスフルな出来事である。


 家電の中でも買替えに際し一番手間がかかるのは「冷蔵庫」である事実を、皆様も幾度かご経験されているはずだ。
 まず、冷蔵庫の中身を全部出すとの大仕事から着手せねばならない。 
 一昔前は、前日に電源を切り引渡し時までにすべての食材を外に出しておくように、との引取先よりの指示があったものだ。
 これに関しては、現在は少しは進化している。 食材の劣化を防ぐべく引渡し時まで電源を付けておいてもよい、との指示だ。
 ただし良識ある庶民の場合、そうはいかないだろう。 一日に何件もその作業をこなさねばならない作業員氏に配慮するならば、引取りに来て下さった時点で直ぐに引渡せる体制を整えておくのが常識と私は心得る。 
 そうすると、「本日何時に引き取りにお伺いします」なる連絡を貰った時点で逆算して、いつ冷蔵庫の中身を取り出したら食品の劣化を最低限防げるか、なる綿密な時間計算に突入せねばならない。 
 これが体力勝負だ! 今回の引取り・交換冷蔵庫の場合、475ℓ の容量。 6ドア冷蔵室のすべての食材を私一人で出し入れするに要する時間と引取り時間を脳裏で計算しつつ、電話が入る前より冷蔵庫の中身の取り出し作業に入る。
 特に「氷」など、新品冷蔵庫の場合安全のため到着後最初に作成された「氷」は破棄するようにとの指導がメーカーよりなされている。 これも逆算だ。 この暑い時期に「氷」無しでは暮らせない。(結果としては昨日中に氷が作成されず、亭主に市販されている氷を購入して来てもらうはめと相成ったのだが。)


 今回、機種取替作業を担当して下さったのがメーカー直属の運送会社だったことがせめてもの救いだ。
 2名の作業員氏がお越し下さったのだが、丁寧な作業に加え、我が家の場合買ったばかりの新品冷蔵庫が故障しての取り替え作業との事実も把握されていて、作業に同席した私をねぎらって下さった事実に感動した。
 これがなければ、我がストレスは更に倍増だったことだろう。 

 それにしても、5ヶ月足らずの期間に2度も475ℓ大型冷蔵庫の入れ替えを成さねばならなかった私の身体が、そのストレスと体力勝負両面で打撃を受けて当然と判断する。
 
 体重が減少するのは、長身スリム体型をいつまでも保持したい私にとっては望むべくもないことだ。
 片や、この後頭部から肩にかけての痛みはどうしたものか??


 実は本日のエッセイでは、稲田も、豊田も、下村博文元文部科学大臣も、叩きのめしたかったものだ!
 残念ながら、本日はこの後頭部の痛みを抱える身にしてその勢いが無い。

 それでも、昨日到着した新品交換冷蔵庫が今後その役割を立派に果たしてくれそうな事を確信出来たならば、私の体調も直ぐに回復することだろう。

私が藤井四段の母だったら

2017年06月27日 | 自己実現
 いや、それは100%あり得ない。

 私の周囲には将棋環境が全くない故だ。 
 (亭主は“マージャンオタク”だし、 我が娘も一時私の影響を受けて「絵むすび」等々のパズルにはまった時期があったものの、現在社会人2年目の娘は未だ本業の仕事能力をバージョンアップするのに精一杯状態で、そんな余裕が一切ない。

 我が家にも、運が良ければ天才の子が生まれた可能性は0ではなかったかもしれない。 
 一応、子供の頃IQ168を誇っていた原左都子であるが故に、そのDNAを受け継いだ子供が我が家に生まれる確率は高かったかも?? と、自分勝手に言っていよう。


 それにしても、子どもとは天性の資質よりも、育つ環境にこそ大なる影響を受ける事実を実感させられる。

 藤井聡太四段とてそうだ。
 藤井四段の場合、将棋との出会いが祖父母だったらしい。 以下に、藤井聡太四段情報をウィキペディア情報より一部引用してみよう。
 藤井 聡太(ふじい そうた、2002年7月19日 - )は、21世紀生まれで初の将棋棋士。 杉本昌隆門下。棋士番号は307。 愛知県瀬戸市出身。 名古屋大学教育学部附属中学校在学。 プロ公式戦での連勝最多記録(29連勝)及びデビュー以来無敗での連勝最多記録(29連勝)の歴代1位記録保持者。
 5歳のときに「NEWスタディ将棋」を使って、祖父母から将棋を教わる。
 2010年3月に「アマ初段」で東海研修会に入会。 2011年に第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝。 同年10月にJT将棋日本シリーズ東海大会の低学年の部で優勝。
 2012年6月に研修会B1に昇級し、新進棋士奨励会入会試験の一次試験免除の資格を得て、同年9月に奨励会に6級で入会。 初段から三段までを最年少記録のスピード昇段で通過。 年齢14歳2か月でプロ棋士(四段)となる資格を得た。
 (以上、ウィキペディア情報より一部を引用したもの。)


 ところで藤井四段の御母上は、私が見聞する限りさほどメディアに登場されない人物の様子だ。 
 上記ウィキペディア情報内に藤井四段お母上の談話が少しあるが、それによれば「生活能力が低い子供」との記述がある。(新幹線で一人で大阪まで対局に行った際に、鞄や上着等すべて忘れて帰って来た、等々。)
 ただその内容とは藤井四段の年齢を考慮すると、よくある失敗範疇と判断でき、決して「生活能力が低い」訳では無さそうだ。 要するにこの発言は御母上のご謙遜であろう。 
 
 それよりも注目するべきは、藤井四段の歴史的対局の現場にお母上は同行せず本人一人で対局に向かっている点ではなかろうか。
 そう言えば、連勝会場にても御母上が報道のインタビューに応じる事もなければ、自宅前に報道陣が押し寄せている映像も見た事がない。

 藤井四段の歴史上稀な輝かしき記録樹立の陰には、必ずやご家族の支援が存在するはずだ。
 ところが、その背景を一切感じさせないご家族の皆様、特に御母上の振るまいこそが、藤井四段をここまで強く育てたものと私は信じて疑っていない。


 ここで話題を変えるが、幼き頃より天才性を発揮していた他の人物として私が思い出すのは、盲目ピアニストの辻井伸行氏だ。

 辻井氏の場合生来的に盲目との障害を抱えていた訳だが、御母上の辻井氏が持って生まれた“天才性を見抜き育てる能力”の程が素晴らしかったと私は実感している。
 御母上は、息子である辻井氏の天才性をバックアップする事にご自身の半生を献身的に注がれた、と表現してよいのではなかろうか。 
 私が覚えている逸話として、御母上が幼き盲目の辻井氏を再三美術展へ誘い、絵画等の作品の描写を口頭で辻井氏に伝える作業を欠かさなかった、との報道を見聞した事がある。
 これは一例であろうが、このような御母上のご献身により、辻井氏が「絵画」が“目に見えるように理解出来る”と語られるのを報道で見聞し感動した事もある。


 立場が全く異なる若き天才ご両人だが、それでも私はお二人の御母上に「共通項」が見出せる気がする。
 それは子ども自身の成長を信じ、その方向性を指南しつつ見守り続けていらっしゃるとの事実ではなかろうか。
 更には、ある程度独り立ちしたと結論付けた暁には子供本人の主体性を尊重する方針に切り替え、少し距離を置くとの方策が大きく功を奏しているのかもしれない。
 これぞご両人が生まれ持っての天才性を発揮出来る、素晴らしき陰からの“母の愛”とも理解出来よう。


 どうやら私は “天才の子供を育て世に出す” なる大業とは縁の無かった母親のようだ。

 それでも身近に我が最愛の娘がいてくれて、日々その娘がこの愚母に喜怒哀楽をもたらしてくれる事に感謝感激の日々であることに間違いない。 

新品の冷蔵庫が壊れちゃった… (続報)

2017年06月26日 | その他オピニオン
 家電の中でも人間の生命維持にとって一番重要な役割を果たすのは、まさに「冷蔵庫」なのではないかと、新品の冷蔵庫が故障続きの今実感させられる。

 エアコンの存在もこれ程地球の温暖化が進んだ暁には、特に夏場は人間の命を救う生命線の役割を果たしていると言えよう。 
 ただし我が家のように冬場は主に床暖房に依存している場合、特にリビングルームに於いてはエアコン使用は夏場のみだ。 それと比較しても、「冷蔵庫」の重要性を思い知らされる日々である。


 本エッセイ集に於いて2本前に公開した「新品の冷蔵庫が壊れちゃった…」の一部を再度以下に掲載させて頂こう。
 人間とは、予期せぬところで不運に見舞われるものだ。
 2017.2.5 に買替えをしたばかりの新品冷蔵庫に最初に異変が生じたのは2917.5.27 の事だった。
 2月の買い替えの際、大手家電店の売り場で聞いたのだが、現在の冷蔵庫は10年前の機種に比し格段に技術力が勝っているとのこと。 省エネ力(電気代が1/3程度)や何よりも機内のコンピュータ制御力が目を見張る程に進化しているとの説明だった。  その先端技術に支えられた冷蔵庫の働きを期待していたところ…
 凍結しているはずの氷と冷凍室のアイスクリームが溶けているではないか! これは異常事態と判断した私が、冷凍室を更に観察すると室内で水が垂れている。 そう言えば、昨日から冷蔵庫特有の機械音が全くしなくなっているような気がしていた私は、直ぐに「故障」と判断し販売元の家電量販店に電話を入れた。
 2月に購入した冷蔵庫が、何故たった3ヶ月で故障する?!?
 修理担当者氏が我が家に訪れたのは2日後の午後だった。  その間に亭主と二人で無い知恵を絞り、自力救済するべく冷蔵庫の設定をいじった。 それが功を奏したのか、「急速冷凍」「冷蔵室・冷凍室強運転」に切り替えると、冷蔵庫は修理員が来る前に復帰した。
 さて修理員が2017.5.29 に遅ればせながらやって来た。   そして言うには、「冷蔵庫は正常に機能しています。 ただコンピュータ制御に何らかのトラブルがあった事が考えられますので、コンピュータを交換して持ち帰り分析します。」  後のその回答とは「コンピュータ制御には何らの問題がありません。 ただ一点、お客様が〇月〇日(故障した5日程前)に冷蔵室に大きなものを入れませんでしたか?」 
 私が返して曰く、「へえ、そういう詳細まで機内統制コンピュータが記憶しているのですね。 確かに私が〇月〇日に狭い野菜室に入り切らないレタスとキャベツを冷蔵室に入れた事は事実です。 ただ、そういう事は過去の冷蔵庫でもいつも実施したことですし、それが原因で新しい冷蔵庫が故障したとは考えられないですよねえ。」 それに応えて修理員氏も「とにかく原因が不明ですので、また故障が発生した際には直ぐにご連絡下さい。」
 それからわずか3週間後の 2017.6.20 に我が家の新冷蔵庫は、まったく同様の故障を再度勃発させるはめと相成った。   恐らくそうなる事だろうとの事態を十分に予測していた私は、前回の修理後より冷蔵庫に“付きっきり”状態だった。 特に「冷凍庫室内」の食品を凍結融解再冷凍を繰り返す事による劣化を避けたい故に、私は常に冷蔵庫のコンピュータ制御のデータを見守りつつ冷蔵庫が発する音に注意を払っていた。  それが功を奏して、今回の故障発見は早かった。 
 さて2017.6.23 がその修理日だったのだが、前回来たメーカーの修理担当者同一人物が修理にお越し下さった。  故障が2度目ともなるとさすがに“平謝り状態”の中、やはり前回同様に「コンピュータ制御部品」を回収して分析すると言う。
 それは良しとして、私は思い切って切り出した。 「要するに、これは新品にして“欠陥商品”だったとの事ですよね。 もしも、もう一度同様の故障が発生した場合、冷蔵庫交換が叶いますか?」  それに応えて、修理担当者曰く「そういう事になります。 同様の故障が今後も発生するとしたら、それは冷蔵庫中心部のコンデンサーの異常としか考えられませんので、新品交換と致します。」
 いやはや、「欠陥商品」を販売していた事実を本日大手メーカー直属の修理担当が認めてくれた事実を持って、今回の我が家の新冷蔵庫の故障騒ぎが一件落着し、少しだけ私の気が晴れた思いもする。
 (以上、「原左都子エッセイ集」バックナンバーより一部を引用したもの。)


 今回のエッセイの本題はここからだ。
 
 あくる日の2017.6.24 午前中、修理担当者より電話が掛かって来た。

 そして電話口で言うには、「コンピュータ制御部品の分析結果、グラフに不安定要因が出ています。 並行して貴宅の冷蔵庫のドアの開閉が多いという結果も出ています。」 

 私応えて、「ドアの開閉が多いとおっしゃいますが、自覚症状はまったくございません。 我が家は大人3人暮らしで小さい子供もいなければ、私自身が元々節電観念が強い人間でして、冷蔵庫ドアの開閉には十分に配慮しています。 今まで使用した冷蔵庫使用状況と同様の生活をして今回貴社の新品冷蔵庫が故障したとの事実ですので、ここに来て我が家の冷蔵庫使用実態を責められる事態が納得いきません!!」
 との我が発言を遮るかのように修理担当者が更に言うには、「これからの季節、更に暑くなりますので冷蔵庫ドアの開閉に関してご注意され…」

 ここで怒り心頭の私が、「冷蔵庫を新品交換するとの昨日の話は如何進んでいるのですか!?!」
 担当者曰く、「はい、交換致します。」  我が内心だが、(ならば、さっさとその話をするべきだろうに!)
 更に私が尋ねて曰く、「交換して下さるとの事は承知しましたが、同機種が他にも欠陥を多発しているとの事実はありませんか? せっかく交換してもまたもや故障続きとの事態だけは是が非でも避けたいのですが。」
 これまた担当者が我が発言を遮って曰く、「そのような事はまったくございません!!」

 要するに、メーカー側が「冷蔵庫交換」を実行するとの事実は、イコール 販売した冷蔵庫が「欠陥商品」だった事を認めている、との揺るぎない事実である事には間違いない。
 顧客側の私としては、それのみ伝えて欲しかったのに、何故交換最終段階に至って、“我が家の冷蔵庫の使用法に誤りがある” と主張して片付けたいのか!??

 本日に至って、メーカー側の意図が少し分かる気がする。
 つまるところ、冷蔵庫交換した後に一顧客庶民の私が「〇社の冷蔵庫が“欠陥商品”で、買ったばかりなのに故障続きで大変な思いをしたのよ~~」などとの悪風評を世間にばら撒く事態を回避したいのであろう。 そのために例え欠陥商品だとしても、顧客側にも使用上のミスがあったと強調せざるを得なかったものと理解した。
 ただねえ、メーカーさん、顧客も千差万別ということを弁えて欲しいものだよ。


 その交換冷蔵庫が、明後日我が家に到着する段取りと相成った。
 いやはや実際問題、金輪際冷蔵庫の故障だけは勘弁して欲しいものだ。
 欠陥品ではなく、天寿を全うしてくれる優秀な冷蔵庫が到着する事を心待ちにしているよ!

党首や党上層部は選挙立候補者の選定を侮るな!

2017年06月24日 | 時事論評
 ここのところ、自民党内当選回数の浅い若手議員の不祥事及びそれに伴う辞任が相次いでいる。

 この現象が安倍政権の支持率低下の一因となっているとの意味では、反安倍政権派庶民の一人としては吉報であり、「どんどんやって、もっと支持率下げろ!!」と意地悪視点でエールを送りたくもなるというものだ。


 朝日新聞6月23日記事より、ここ2年程の間に発覚した当選2回自民党議員の不祥事の程を以下に振り返ってみよう。
 武藤貴也氏 : 週刊誌が「知人に未公開株の購入を持ち掛け金銭トラブルとなった」と報道。離党。
 宮崎健介氏 : 育休を取る考えを表明した後に不倫が発覚。 議員辞職。
 務台俊介氏 : 被災地で長靴を持参せず水たまりを渡る際におんぶされる。 後に「長靴業界が儲かった」発言。 内閣府政務次官兼復興政務官を辞任。
 中川俊直氏 : 週刊誌が「不倫相手とハワイでウェディング」と報道。 経済産業政務官を辞任、離党。
 大西英男氏 : 党の部会で「癌患者は働かなければいいんだよ。」発言。 党東京都連副会長を辞任。
 豊田真由子氏 : 秘書に暴言を浴びせたり、殴ったりしたと週刊誌が報道。 離党届提出。
 (以上、朝日新聞記事より引用したもの。)

 一旦私見だが、上記のうち最下段の豊田真由子氏事件に関しては6月22日に発覚した出来事であり、記憶に新しい。
 氏が暴言を吐く音声をこの私もテレビニュース報道で見聞したが、「ハゲ!」「この野郎!」「頭ぐちゃぐちゃになってひき殺されてみろ!」等々と全身全霊の金切り声で叫ぶ様子は、単に怒っていると言うよりも、もはや病的な“気ちがい”域に達していると判断出来よう。 生まれ持ってのDNA暴力的精神構造の持ち主と捉えられ、今すぐにでも精神科でカウンセリングを受ける事をお勧めしたいものだ。

 この事件を受けて、上記朝日新聞記事には追記があるので更に紹介しよう。
 自民党河村元官房長官は22日、豊田氏について、あれはたまたま彼女が女性だが、あんな男の代議士などいっぱいいる。 あんなもんじゃすまない。」と述べた。 豊田氏の言動を容認するようにも受け取られる発言だ。 その河村氏はFacebookで、「一部私の不用意な発言が要らぬ誤解を生んだことを、訂正し、発言取消しさせていただきます」とも述べている。
 (以上、朝日新聞記事より追加したもの。)


 ここから原左都子の私論に入ろう。

 上記自民党2回当選議員達が引き起こした不祥事の“低レベル”の程に首を傾げざるを得ない。
 えっ? 未公開株購入を煽り金銭トラブル? インチキ金融業者じゃあるまいし。  育休野郎の話題は既に当エッセイ集バックナンバーにてバッシング記事を公開済。  被災地には自分の長靴くらい持って行けよ。  不倫は隠れてコソコソやれ。   癌患者も多種多様だよ。
 等々、呆れ果てざるを得ない体たらくぶりだ。

 ここで、豊田真由子氏に関するウィキペディア情報の一部を紹介しよう。
 豊田 真由子(とよた まゆこ、1974年10月10日 - )は、日本の政治家、元厚生官僚。衆議院議員(2期)、内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官。無所属。学位は修士(ハーバード大学・2002年)。元自由民主党女性局次長・青年局次長・国会対策委員会委員等。 金融庁総務企画局課長補佐、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、厚生労働省老健局課長補佐などを歴任。
 桜蔭中学校、桜蔭高等学校に進学。1993年に東京大学文科一類に入学。法学部第2類(公法コース)に進み、佐々木毅教授の政治学ゼミで指導を受けた。
 1997年、東京大学法学部を卒業し厚生省へ入省。 2000年に国費留学生として ハーバード大学大学院へ入学し、パブリック・ヘルスを学ぶ。 2002年に理学の修士号を取得した。 (中略)
 2007年には、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部に一等書記官として赴任した。在職中、ジュネーブで長男、その後パリで長女を出産。  2011年に帰国し、厚生労働省の老健局にて課長補佐に就任した。東日本大震災の発生により、避難先や仮設住宅等における高齢者福祉政策等を担当した。
 復興が一向に進まない現状から民主党政権の国家運営の実情に対し強い疑問を抱き、政治の世界に転身する決意をする。
 (以上、豊田真由子氏に関するウィキペディア情報の一部を引用したもの。)

 原左都子の私見だが、なるほど。 学歴・経歴のみ拝見すると、一体どんな才女か! と思わせられる輝かしきデータであること。


 さて、本日午前中に発見したネット情報を以下に紹介しよう。
 
 自民党の石破茂前地方創生担当相は23日夜のTBS番組の収録で、秘書に暴力を振るってけがをさせた責任を取り、自民党に離党届を出した豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=について、自らが党幹事長として平成24年衆院選で初当選させた責任を認めた。「責任の一端は当然、私にもある。自分も含めよくよく反省して、改めるべきは改めなければいけない」と述べた。
 石破氏は、豊田氏ら自民党の衆院当選2回生に不祥事が相次ぐ現状に関し「経歴だけ見ると、立派な方が多い。短い期間で(候補選定の際に)精査できたかというと、十分じゃなかったところがあるかもしれない」と釈明した。
 その上で「人の本質は経歴や見栄えだけでなく、いろんな人に聞かなければ分からない。当選しても決して慢心してはいけないと、先輩が教えていかなければいけない」と強調した。
 豊田氏が当時の男性秘書を罵(ののし)ったり、頭部を殴ったりした一方、先輩議員に誕生日の贈り物をする一面があったことを念頭に「オモテの顔とウラの顔があるのが一番よくない。党に迷惑もかかっているが、弱い立場の人につらく当たったことをわびてほしい」と語った。


 原左都子の私論でまとめよう。

 まったくもって、人の評価など単なる表向きに公表されている「学歴・経歴」のみで判断出来るものでは決してあり得ない。 
 ところが悲しい事には国家を操る立場にある国政選挙に於いてすら、その過ちが平然と犯されている実態だ。
 それを今回指摘したとの意味で、上記自民党石破茂氏が発表したネット情報はプラス評価するべきだろう。  どうか石破氏自らが今後、選挙立候補者の選定に関して十分精査するべく体制を整え党内で貫徹して欲しいものだ。

 最後に、都議会選挙が迫っている東京都に話を移させてもらおう。
 小池氏操る「都民ファーストの会」も同様の過ちを犯している感覚が拭い去れない。 党員の頭数を揃えたい思いは理解可能だ。 都議会自民党を打破したいとの小池氏の思いは十分に伝わっている。
 そうだとして、頭数だけ揃える方式とは所詮安倍政権同様の自民党方式でしかなく(他の党も同様だが…)、私個人的にはどうしても受け入れ難い。
 結果としてろくでもない議員が大量当選した暁には、近い将来的に党本部が墓穴を掘る結果となることを、重々弁えて欲しいものだ。

新品の冷蔵庫が壊れちゃった…

2017年06月23日 | その他オピニオン
 人間とは、予期せぬところで不運に見舞われるものだ。

 長年使用し、もう潮時かと思う頃に家電が壊れ、買い替える経験はどなたとておありだろう。 
 冷蔵庫や洗濯機、クーラー等、白物家電と呼ばれる比較的高額の家電が寿命を全うし壊れた場合、急な出費となる痛手はあるものの、特段その事態が不運とは感じないものだ。


 我が人生に於いて、冷蔵庫を何度買い替えただろうかと数えてみた。
 上京して後の事を思い出してみるに、独身一人暮らし時代16年程の間に3台買い替えている。 とは言え、単身者用小型冷蔵庫のため大した価格ではなかった。
 2台目の冷蔵庫は、若気の至りでピンク色との特殊な色彩にこだわったため多少高額だった。 これの寿命が一番短くて、4年で故障した時にはかなりショックだった。 それでも修理代金が高額になりそうなため、思い切って買い替えた。 
 婚姻後は当然ながら大型冷蔵庫を購入しているが、1台目、2台目共に何らの故障も無く天寿を全うする働きをしてくれ、それぞれが10年を超過して頑張ってくれた。


 さて、今回冷蔵庫を買い替えたのは、婚姻後の2台目が11年目に差し掛かり“大きな音”を発するようになったためだ。 その働きぶりはいつもとは変わらずきちんと食品を冷やしてくれるのだが、さすがにその音を「もう引退させて欲しい!」との“悲鳴”と理解し「買い替え時」と判断した。

 そうして新しい冷蔵庫に買い替えたのが、2017.2.5 の事だ。
 大手家電店の売り場で聞いたのだが、現在の冷蔵庫は10年前の機種に比し格段に技術力が勝っているとのこと。 省エネ力(電気代が1/3程度)や何よりも機内のコンピュータ制御力が目を見張る程に進化しているとの説明だった。

 ただ、期待した新冷蔵庫が到着した当所より、既に我が脳裏に何やら“嫌な予感”が過っていた。
 というのも冷蔵室の棚を自分が使い易いように移動したいのだが、その移動の何とも困難な事! やむを得ず亭主に依頼しそれを実行して貰っても、どうしても移動が叶わない。 結局亭主が“力づく”で棚を移動したところ、新品の冷蔵庫に早くも傷を付けてしまった……
 それを見た私が、「もういいよ。このままの棚位置で妥協して使用する」と言わざるを得ない始末。

 何やら新冷蔵庫に対して“不良機種でも買ってしまったのか??”なる「不吉」な予感を抱きつつも、我が家の新冷蔵庫生活が開始した。


 異変が生じたのは、2017.5.27の事だ。
 凍結しているはずの氷と冷凍室のアイスクリームが溶けているではないか! これは異常事態と判断した私が、冷凍室を更に観察すると室内で水が垂れている。 そう言えば、昨日から冷蔵庫特有の機械音が全くしなくなっているような気がしていた私は、直ぐに「故障」と判断し販売元の家電量販店に電話を入れた。

 2月に購入した冷蔵庫が、何故たった3ヶ月で故障する?!?
 その憤りも虚しく、 結局「修理が混雑している」との理由で修理担当者氏が我が家に訪れたのは2日後の午後だった。
 その間に亭主と二人で無い知恵を絞り、自力救済するべく冷蔵庫の設定をいじった。 それが功を奏したのか、「急速冷凍」「冷蔵室・冷凍室強運転」に切り替えると、冷蔵庫は修理員が来る前に復帰した。

 さて修理員が2017.5.29 に遅ればせながらやって来た。
 そして言うには、「冷蔵庫は正常に機能しています。 ただコンピュータ制御に何らかのトラブルがあった事が考えられますので、コンピュータを交換して持ち帰り分析します。」  後のその回答とは「コンピュータ制御には何らの問題がありません。 ただ一点、お客様が〇月〇日(故障した5日程前)に冷蔵室に大きなものを入れませんでしたか?」 
 私が返して曰く、「へえ、そういう詳細まで機内統制コンピュータが記憶しているのですね。 確かに私が〇月〇日に狭い野菜室に入り切らないレタスとキャベツを冷蔵室に入れた事は事実です。 ただ、そういう事は過去の冷蔵庫でもいつも実施したことですし、それが原因で新しい冷蔵庫が故障したとは考えられないですよねえ。」 それに応えて修理員氏も「とにかく原因が不明ですので、また故障が発生した際には直ぐにご連絡下さい。」


 それからわずか3週間後の 2017.6.20 に我が家の新冷蔵庫は、まったく同様の故障を再度勃発させるはめと相成った。

 恐らくそうなる事だろうとの事態を十分に予測していた私は、前回の修理後より冷蔵庫に“付きっきり”状態だった。 特に「冷凍庫室内」の食品を凍結融解再冷凍を繰り返す事による劣化を避けたい故に、私は常に冷蔵庫のコンピュータ制御のデータを見守りつつ冷蔵庫が発する音に注意を払っていた。
 それが功を奏して、今回の故障発見は早かった。 

 さて本日がその修理日だったのだが、前回来たメーカーの修理担当者同一人物が修理にお越し下さった。
 故障が2度目ともなるとさすがに“平謝り状態”の中、やはり前回同様に「コンピュータ制御機械」を回収して分析すると言う。

 それは良しとして、私は思い切って切り出した。
 「要するに、これは新品にして“欠陥商品”だったとの事ですよね。 もしも、もう一度同様の故障が発生した場合、冷蔵庫交換が叶いますか?」
 それに応えて、修理担当者曰く「そういう事になります。 同様の故障が今後も発生するとしたら、それは冷蔵庫中心部のコンデンサーの異常としか考えられませんので、新品交換と致します。」


 いやはや、「欠陥商品」を販売していた事実を本日大手メーカー直属の修理担当が認めてくれた事実を持って、今回の我が家の新冷蔵庫の故障騒ぎが一件落着し、少しだけ私の気が晴れた思いもする。

 それにしても 我が国の「欠陥だらけの安倍政権」に関しては少しは支持率が低下しているらしいが、今後一体いつになれば「欠陥政権でした。申し訳ありませんでした。」と政権が認めるのやら……