昨夕から今朝は冷え込みました。
起きた時の室温が14℃だった。
まだ灯油を用意していないため当分はエアコンが頼りです。
先日試し掘りしたうちの小ぶりな自然薯を擦ってみました。
ひげ根をコンロで焼き洗ってから少し天日干しです。
灰汁が出るかどうかは根元の切り口で大体判断できます。

切り口が白ければ問題なし。
時間とともに黒ずんでくれば灰汁ありです。
真っ白でないのが何本かありました。
問題は先端まで灰汁があるかです。

灰汁が残っていそうな根元の5cmぐらいは擦るのをやめたら、
ほとんど灰汁は出なくて、
これなら掘っても良さそうでないか。
灰汁は活性な薯に多く、
自然薯の成分であるポリフェノールが空気に触れることで、
変色してしまうものです。
ポリフェノールは脳梗塞や動脈硬化の予防、
ポリフェノールは脳梗塞や動脈硬化の予防、
血中コレステロールの抑制など体に良い成分ですので、
味自体は変わらなく食べても問題ありません。
しかし対面販売で説明できる場合を除いて、
黒ずんだ自然薯に出会うとびっくりして不良品かとの指摘を受ける時があり、
出来るだけ出ていない薯を出荷するようにしています。
今日は部会の目揃え会です。
みなさんが試し掘りした一品を見るのが楽しみです。
< 秋深し灰汁出ないでと薯を擦る >