人が夏と冬で衣替えするように、
野鳥の世界も渡り鳥たちの顔ぶれががらりと変わります。
朝陽を浴びて電線にたたずむ鳥を発見しました。
20mくらいあって人目では何鳥かわからない。
望遠カメラで確認するとジョウビタキ君でないか。
今秋初めての見参です。
ジョウビタキの名前の由来は、
「ジョウ」は銀髪を意味する言葉と言われており、
「ビタキ」は鳴き声が火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、
「火焚き(ヒタキ)」と名付けられたとされる。
人への警戒心が薄い代わりに縄張り意識が強く、
鏡に映った自分の姿を見て攻撃することもあるとか。
私のFacebookのトップ写真にも載せているが、
近距離で撮影させてくれる愛鳥です。
渡り鳥である彼らの生息地はどこ?
チベットや中国の東北部、バイカル湖周辺で繁殖しており、
大きさはスズメよりやや小さめの13~15センチほどで、
よくも大陸からの長旅に耐えられるものだと、
そこから感心してしまいます。
< 冬鳥に旅疲れ無し里の朝 >