昨日は菩提寺の棚経でした。
我が集落は8割方同じ宗派のため、
和尚が一軒一軒を訪ねて精霊棚や仏壇の前で経をあげに来てくれます。

菩提寺は元を辿れば入鹿池の底にあった寺です。
例年最初に棚経を行うのは寺のゆかりの地に最も近い、
我が集落からとしてくれています。
先祖を迎え入れるために設けた盆棚に、
お花や故人が好きだったものをお供えしておきます。
一般的にはキュウリで作った精霊馬と、
ナスで作った精霊牛を並べるようだが、
我が家は全てナスの精霊牛にお任せしている。
ご先祖の霊が家に帰ってくる時は、
早く帰ってこられるように足の速い馬に。
家から浄土に戻る時は沢山のお土産を持てるように、
力のある牛にとの謂れがあるようです。
子供家族がやってくるのは15日だが、
台風7号が直撃する日と重なりそうで、
果たして来れるか心配の一語に尽きる。
< ゆっくりしてや盆は茄子牛で送迎 >