昨日の中日新聞近郊版に載っていた昨日今日と、
犬山産業振興祭で販売されている「まるっといぬやま弁当」ですが、
その中にじねんじょの磯部揚げが入っています。

この自然薯は私ともう一人の部会員が提供したものです。
当初3kgほどを用意できないかと市産業課から相談を受けたが、
今は収穫直前で手持ちは冷凍すりおろしが1.2kgあるのみ。
足りないため他の部会員を紹介したが彼も在庫が無いため、
灰汁が出るのを覚悟で早掘りして提供したとのこと。
限定50食なので食べれる人は少数だけど、
じねんじょの味に少しでも触れてもらえて有難いですね。
今日も残りの25食が販売されます。
そのじねんじょですが私も昨日相当の早掘りだが、
早枯れが始まって出来が心配になったため試験的に掘ってみた。
その結果がこれです。

600g、500g、150gでした。
蔓葉はまだ完全に枯れていないが、
繁茂が弱くもう光合成をして肥大化が望めないため掘ったが、
これならまずまずかな。
ただ裏を返すと一本に湿害がある。

これはいただけないですね。
この症状を無くすためにこの数年苦労して栽培改良してきたのに。
もう一つ小さいのは岐根して生長が止まってしまった。
これでは種イモクラスの大きさだ。
今年は味付冷凍すりおろしの商品開発を計画しているが、
一先ずこれを使って灰汁が出ないかを確認しながら、
作ってみます。
その製造資材機器が今到着過程のため、
試作品づくりは来週以降となる。
今月中には出汁の味も確定して、
観光協会のホームページにアップしていきたい。
< 秋来たり薯磯辺揚げに舌鼓 >