いつもは穏やかな入鹿池です。
池の水は下流部の水田に利用されているため、
9月まで目いっぱい使ったので今はかなり減っている。
正面の山が尾張富士でその麓に明治村があります。

海と違って大波は無いはずの入鹿池の池辺で、
大変なことが起きていた。
池の水が減って偶々岸辺を歩いた地元民が発見し、
私に通報してくれました。

ちょっと分かりにくいかもしれないが、
この上は県道が走っており、
その下に高さ2mほどの水路があり池と繋がっている。
池側の水路擁壁が崩落しており、
しかも水路を塞いでいる格好だ。

市の担当課へ早速早期復旧の要望書を提出した。
県道の敷地内なので県に対処するよう依頼した。
直ぐに動いてくれ状況説明に我が家へ来てくれたのが、
市と契約している土木建設業者だった。
水路は市の管理だからそうなったのかな。
ただこの付近は池へ下りる道がなく、
重機の搬入に苦慮しているとのこと。
それに冬になると池の水は満水となり、
この付近は水没するので工事期間が短い。
いずれにしても後は行政に任せました。
これで今年度は市と県と警察に要望書を提出したのと、
緊急通報を加えると半年余で31件にもなる。
継続案件が一定数あるが、
新たには水害・倒木・猪害の頻度が高まっている。
山間集落の苦労は尽きないですね。
< 大海の如く岸削る入鹿池 >