じねんじょの味付冷凍づくりに向けて、
資機材が揃ったので試作品を作ってみました。
薯は先日試し掘りして湿害があったのを使った。
タワシで細かい土を落とし皮は出来るだけ残します。
風味と栄養が皮にあるためです。
ここはナガイモと違いますね。
600g相当なので擦り下ろすのは専用擦り下ろし機なら、
一分とかかりません。

これをすり鉢に移します。
この粘りは自然薯ならではですね。

事前に作って冷ましておいた出汁を2回に分けて入れながら、
すりこ木ですり延ばします。
この作業が結構大変かな。

これを6個のバットへ均等に入れ、
次は冷凍庫へ入れます。

4時間たって完全に冷凍しているのを確認し、
出して真空パックします。
これで保存期間が更に伸びます。
180日にする予定です。

170gが基準値だったが出汁の量の加減で180gになってしまった。
商品は表に販促シールと裏に食品表示シールを貼ります。

作るだけではいけないので、
夕食で試食するため1パックだけ常温で解凍した。
今の時期なら2時間ほどで解凍出来ます。
夕食には未だ時間があったため冷蔵庫で寝かせた。
そして夕食時に袋から小鉢に移していざ実食です。

1パック2食なのだが茶碗で食べる分には結構あります。
味はやや薄口か。
出汁は水と白だしとみりんを合わせて使っているが、
その割合が難しく今回はやや出汁が残ったりしたので、
薄口になったかもしれない。
仕上げをすり鉢で擦ったので滑らかさは十分です。
もう少し濃い口にしたのをベースにして、
後は購入者の皆さんが醤油・玉子・梅干し・きざみ海苔などを、
お好みで加えてもらえばいいので、
ほぼこのスタイルで製造できそうです。
周りの人にも試食してもらって感想を聞こうと思います。
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