10月18日からは七十二候の一つ『蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』です。
蟋蟀在戸とは蟋蟀が戸口で鳴く頃のこと。
蟋蟀在戸とは蟋蟀が戸口で鳴く頃のこと。
キリギリスでなくコオロギである説もあるそうです。
秋が深まるにつれて野山にいた虫たちも心なしか寂しくなり、
人恋しくなる気持ちを表現しているのかもしれませんね。
イチゴの苗を少しだけ買ってきました。
品種は『とよのか』と『紅ほっぺ』です。
3個買うと1個あたり200円ぐらいにしてくれて手ごろです。
今まで毎年ランナーから新しい苗を取って、
場所を変えて作ってきたが段々と実がつかなくなってきた。
そろそろ新しい苗に更新するかと買ってきた次第です。
どうせならもう少し買えばよかった。
さてどこへ植えようか思案し、
今年カボチャを作った畝が開いているのでそこを使うことに。
一畝だけなので耕運機を持ち出すのが面倒で、
久しぶりにビッチュウを振った。
定植は一雨降った後にしよう。
有機石灰・小糠・元肥えを撒いて耕したが息が上がる。
たかが7~8mの畝なのに70代前半の頃と比べても、
体力の衰えを感じます。
人の一生は誰一人知る由ないが、
1歳上の西田敏行さんの訃報に接すると、
もういつ逝っても不思議でない年代なんだと実感です。
因みに『備中鍬』をネットで調べたら、
備中鍬は江戸時代に備中(岡山県の昔の呼び名)の学者であった、
山田方谷が考案して生産販売された鍬とあった。
普段は『備中(ビッチュウ)』と言っています。
農家には必ず一個はあります。
< 秋ゆかば備中振り直ぐ息上がる >
山田方谷の考案でしたか。
こちらでは 四ツ目鍬と呼びますが 土を起こすのも芋を掘るのも これを使います。
確かにネットで検索すると 備中鍬という名で 出て来ますね。
備中地方は 古くから大陸より製鉄の技術が入っており
東西に 大和の国と九州との中間あたりにあって 北に行くと山陰の日本海へも
南には 瀬戸内海を渡って四国から太平洋へも行き来する 十字路になる交通の要衝として栄え
このような道具が 備中から運ばれたのでしょうね。
私も漢字にしたら備中と出たのでようさんを思い浮かべました。
岡山は晴れの国だし備中発祥の地なんですね。