晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

2024-11-27 06:03:08 | じねんじょ
11月27日からは七十二候の一つ『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』です。
朔風払葉とは冷たい北風が木々の葉を落とす頃のこと。
朔風とは北風の木枯らしのことです。
地面いっぱいに広がる落ち葉と、
葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、
春夏秋冬にわたる季節の移り変わりが感じられる景色ですね。

このところは作業場に籠る日が多い。
自然薯を洗って擦って二つの冷凍自然薯を作っています。
特に手間がかかるのが「味付き冷凍自然薯」 です。
直径約40cm重さが5kgもある特大すり鉢へ、
擦った2kgの自然薯を移します。

ここへ冷ました秘伝の出汁を1/3加え、
すりこ木で擦り伸ばします。
粘りが邪魔するので出汁と絡むまで中々うまく回せません。
根気よく5分くらい擦り伸ばしてやっと馴染んできました。

更に1/3の出汁を加えて擦り伸ばします。
段々と腕が疲れてきて、
右まわりで擦っていたのを左に回し気を紛らせます。

ここまで伸びたが自然薯は未だ伸びます。
残っていた1/3の出汁を加えます。
ここからは仕上げです。
擦れば擦るほど滑らかに伸びていきます。

擦り終わったら170gづつバットへ移し、
-60℃の冷凍庫でしっかり冷凍させます。

最後に冷凍されたのをバットから取り出し、
真空パックして完成です。


朝から晩まで一日かけやっと20パックが出来上がりました。
この2週間で100パック以上作り順調に出荷しています。
『味付き冷凍自然薯』は農業の六次化を担おうと商品開発しました。

< すりこ木で滑らかさ極上夢とろろ >
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