晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

定植始まる

2022-05-11 06:10:44 | じねんじょ
5月11日からは七十二候の一つ蚯蚓出(みみずいずる)』です。
蚯蚓出とは冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃のこと。
他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、
ミミズは遅めに活動を始め、
畑土を肥やしてくれる大切な存在です。
ミミズ生きる畑を目指しましょう。

じねんじょの芽出しをしていた 畝を確認したら、
ニョキニョキと出ています。
長いのは10cm以上伸びており移植適期です。

前日雨が降って土は柔らかいかと思ったが水分がほとんどなく固い。
こんな時は種イモを取り出すのが難しい。
地表に出ている長さ相当で、
地中では根がそれくらい張っているということ。
慎重に取り出さないと発根部分が薯から外れてしまう。
と思いながらやってしまった!

一ヵ月余かけて頑張ってここまで伸びてくれたのに、
芽を外してしまった。
畝土が固いと根が抜けずこういうことよくある。

一斉に掘るならシャベルで底から掘り上げればいいが、
芽はランダムに出るので慎重な取り出しが求められます。
ただこの種イモはダメになった訳でなく、
今なら次なる発芽を目指してもらいましょう。


第一陣は70株くらいありました。
まだ全体の一割なので順次掘り出しながら定植していきます。

< 薯恋しや頑張ったのに新芽欠落 >


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猫に効くかな

2022-05-10 06:22:24 | じねんじょ
昨日は肌寒い一日でした。
特に朝晩はついエアコンのスイッチを入れてしまう。
丁度お昼を境に雨が降って来た。
庭の木を見上げるとまだ数輪だが咲いていました。
ヤマボウシです。

午前中は畑の中を動き回っていました。
食用と種イモ用を合わせて約800組を埋め込み、
土寄せして畝が出来上がりました。

これからは芽が出た種イモを定植していくのだが、
畝を作った途端に発生していること。
それは畑が近所に住む野良ネコたちのトイレと化してしまった。
サラサラの土は猫族にとって極上のトイレなのだろう。

土が盛られた畝に不自然なポッコリがあり、
土をかき分けるとあります。
処分しても自分の臭いを覚えているのため又やってくる。
それが何匹ともなるとたまったもんじゃない。

最終的には畑全体を白黒マルチで覆うため被害は発生しなくなるが、
それは種イモを植え終わる早くて今月末です。
やむなく第一次対策です。
本来はイノシシ対策用なのだが電気柵です。

電線の間隔が20cmぐらい開いており、
猫だとスルリとくぐり抜けてしまうため、
下段の線を地表から10cmぐらいの高さにした。

電気柵の原理は電気が動物の口とか鼻が触れ、
足が地表にあるためアースとなって体を強電流が流れるというもの。
だから飛び越えたり毛が触れただけでは効果がない。

猫への効果があるとはどこにも書いてないが、
一度鼻先でも触れてくれれば動物の学習能力は大したものなので、
猫村の話題となってくれればしめたものです。

< ニャンとかならぬか畑どこでもトイレ >

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甘さはこれから

2022-05-09 06:10:24 | 野菜・果樹づくり
孫娘がやってきた3日には、
まだ早かったイチゴが赤みをつけてきました。

3年前にじねんじょ仲間からいただいた苗を、
毎年ランナーに出た小苗を移し替えてきました。
雨が降ると土跳ねが酷いので古マルチで覆ってあげた。

さて甘いかと口に含んでみたがまだまだですね。
イチゴ狩りのような甘さには程遠いが、
もう少し熟してから食卓に乗せよう。

隣ではジャガイモの花が咲いた。

こちらはすくすく育ち50cm近くまで伸びた。
4月に植えた夏野菜も順調なので、
そろそろ追肥してあげよう。

< 甘酸っぱし苺これぞ田舎の味 >
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育ってくれるかな

2022-05-08 06:07:21 | 野菜・果樹づくり
作業小屋の引き戸を閉め忘れていたら、
三羽のツバメが中で旋回しています。
ここは君たちのいる場所でないよと、
戸を全開にしたら二羽は出て行った。
でも一羽はよっぽど気に入ったのか殿と居座ったきり。

10分ぐらいしてようやく諦めたのか出て行きました。
もう二回目の巣作りの季節なのかな。

4月に春ダイコンの種を蒔いたのだが全く芽がでない。
勿体ないが講じて既に2年前が播種期限のだった。
という訳でダイソーへ行った折に買ったのがこれ。

何と一袋55円です。
どんだけ入っているかと数えたら40粒ぐらいあった。
いつもなら一ヶ所に3粒蒔いて発芽させ、
丈夫な一本だけにするのだが、
20本は育てたいため今回は2粒づつ蒔いた。

最近ホームセンターでも100円の種が出てきたが、
50円だなんて袋代の方が高いんじゃないかと思うくらい。
円安で多くを輸入に頼っている日本にとって、
これからあらゆる商品の値上げが心配されている。
ともあれ先ずは発芽してくれないと、
いくら安価でも困ります。
暫く水やりに励んで様子を見よう。

< 育てよ大根五十円の種なれど >
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ムカゴ播種

2022-05-07 06:17:09 | じねんじょ
じねんじょ部会での共同作業をやるにあたってのメインは、
共同網室へムカゴを播種して優良な種イモを育てることです。
昨日はその初めの一歩である播種日で22人が集まってくれ、
2,500粒を植え終えました。

育苗箱に真砂土を入れ5粒づつムカゴを蒔きます。
ムカゴは一ヵ月かけて切粉の中で芽出ししてあります。

四列に溝を掘った網室内では育苗箱二列と、
去年から始めた波板二列を埋設してムカゴを播種します。

管理機で栽培容器に土を被せながら畝を作っていきます。

暫く雨がなさそうのためジョウロで水をかけてから、
最後に乾燥防止で藁を覆って完了です。

立夏に入ったばかりとはいえ作業を続ければ喉が渇きます。
今回は途中でティタイムを設けました。

サポーター制度が機能しだして安定して共同作業を進めれています。
昨日も隣に座ったサポーターさんが自分でも作ってみたいと、
話しかけて来られた。
まだ40代の現役世代のため本格的とはいかないだろうが、
意欲があればどんな風にもできます。

又注目しているのは同じく40代の女性は、
既にネギとサトイモ農家として自立しようと頑張っている人で、
自然薯を加えたいと意欲満々です。
これから一年間その意欲を大切に育てていきたい。

< 夏きて意欲膨らむ薯づくり >





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