風吹く豆腐屋

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扁桃核で恋をする

2006-10-19 23:37:36 | Weblog
昨日の生化学の試験、前記事の例えを使うなら“バーに激突した感じ”です。
乗り越えるだなんて、なんて無謀なことを考えていたんだか。

・・・さすがに昨日はブルーでした。
生化学の追試はきついと聞いているし、1個上の学年は20人弱落とされているらしいです。
最悪、下の学年に混ざって再履修する羽目になるのかとか思うと、
もういてもたってもいられなくて。


でも僕は割と立ち直り早いです。
そんなわけで、今日はすっかり元気です。
前向いて頑張・・・るしかないわけで。




そうそう、話は変わりますが、
今日の生理学の講義がなかなか面白かったんです。
記憶と絡めた脳の話でした。


人が快・不快を感じる中枢は大脳の扁桃核という部分にあるそうです。
これは2~3歳という早い時期に形成されるので、養育者の影響が色濃く表れます。
そしてこの部位は恋愛にも携わっていることが最近分かったとか。

扁桃核は「なんとなく好き」とか、「なんとなく嫌い」、といった感情に関与しているそうです。
「容姿端麗・高学歴・高収入」といった要素に関与しているのは前頭前野。
これは加齢と共に発達して行くそうです。


つまり、「大人の恋愛」ほど相手が好きな理由が明確・・・ってことになりますね。
相手がかっこいいから好きなんだ、とか。

一方で、扁桃核が関与しているのは「相性」ってことになるのかな。



理由はうまく説明できないけど、無性に好きなんだ…!

そう言えるあなたの扁桃核はかなり活発に活動しているはずです(笑

そして相手の経済力が魅力的って人は「大人の恋愛」を楽しんでいるってことになりますね。

まぁ・・・別にだからなんだということはないんだけれど、
恋愛には脳の働きが関わっているんだという話はなかなか興味深かったです。




蛇足ですが、あるネズミはその扁桃核の状態何如で
一夫一妻制になったり一夫多妻制になったりするそうです。


・・・人間についても言えるのかな。