風吹く豆腐屋

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梅雨の晴れ間は気持ちがいい・・なんて言ってられない

2009-06-20 00:27:57 | Weblog
僕は引きこもり体質のアウトドア派です。

でもこのところ、アウトドア派っぽいことは何一つしていません。
こんなことではいけないと思い、今日、久々に鳥を見てきました。




▲ ご存知、カルガモ。皇居の堀のお引越しで一躍有名になった一族。



一番の目当てはこいつらでした。



バンと言う鳥の雛です。かわいいでしょ?
雛と言うには少々月齢が行き過ぎている気もしますが・・

どこにでもいる鳥ですが、
興味が無ければわざわざ注意してみることはないでしょうか。

大きくなるとこんな風になります ▼



首を前に突き出すようにしながら必死に泳ぐ姿は、愛嬌があって可愛いですよ。

ちなみにこの鳥、昔は「コバン」と呼ばれていました。
「オオバン」という鳥もいますが、こっちは昔も今も「オオバン」のままです。
残念ながら漢字は「判」ではないんですけどね。


僕は鳥も好きですが、ヒトを除いて大抵の動物は無条件に好きです。
今日は鳥のほかに亀も眺めてきました。
餌を期待してよってきましたが、何もあげなかったので、不満そうに去って行きました(笑

せっかくなので、野生の亀の種類の見分け方を書いときます。

本州以南の池や川にいる亀は基本的に3種類です。

①ミシシッピアカミミガメ
②クサガメ
③イシガメ(知らなかったけど、ニホンイシガメが正式らしい)

姿を見る確率もこの順です。


①ミシシッピアカミミガメ


 
どこにでも居ます。外で亀みたら大抵こいつです。
名前から分かるとおり、原産国はアメリカですが、
今では日本で一番メジャーな亀になってしまいました。

露店なんかで「ミドリガメ」という名で売られているのもこの種です。
確かに小さい頃はきれいな緑をしています。
また、「アカミミ」という名の通り、頭の赤いラインが特徴的です。

甲羅干しが大好きなので、そうしている姿もよく見ると思います。


②クサガメ



イシガメが「石亀」なので、
クサガメは「草亀」かな・・と誤解されがちですが、違います。
臭い亀ということで「臭亀」なんです。
なんとも不名誉な名前ですが、確かに臭うんです、この亀。

鑑別点は甲羅に縦に走る3本の隆起線。
顔には鮮やかな緑の模様もあり、明らかにアカミミガメとは違う顔つきをしています。

ちなみに幼体は「ゼニガメ」と呼ばれます。
もちろんカメールに進化することはないし、いわんやカメックスになることもありませんが。

飼うのは臭いに耐えられる人だけにしてくださいね(笑


③イシガメ

今日は見ませんでした。
っていうか、野生のイシガメを確認したことあったっけな・・。
この3種類の中では一番珍しいです。

特徴は何と言ってもぎざぎざしている甲羅。それを確認すればほぼ確定です。

なお、「ゼニガメ」は本来イシガメの幼体のことを指す言葉だったらしいんですが、
今ではクサガメの幼体の事を指すほうが普通です。



余談ですが、カメの生態って面白いんです。

なんと雌1匹で有精卵産むことがあります。
アメリカ版ゴジラみたいな話ですが、単為生殖ではありません。

これ書き始めるとさらに長くなるので書きませんが・・。

 

ここまで流し読みしてくれた方、どうもありがとう。
今度野生のカメ見たとき、ちょっと思い出してくださいね(笑


・・んで、雨降ってよ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ソロモニア)
2009-06-20 01:23:09
自分はクサガメぐらいしかまともに見たことないんですが、亀特有だと思ってたあのダシが腐ったような臭いはそいつ特有のモノだったんですね。
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Unknown (るぱ)
2009-06-20 09:01:03
クサガメって…なんか可哀想な名前。。
早速、学校の池にいるカメを見てみようと思いま~す♪
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Unknown (じょにー)
2009-06-21 05:53:32
>ソロモン

実家でクサガメ飼ってたんだけど、とにかく臭かったという印象しか残ってないんだ。
だしが腐ったような臭いだったかははっきり覚えていないんだけど、そんな感じだったような気もする。

九州にはアカミミガメは少ないのかな?
愛媛や岡山ではクサガメよりもアカミミガメのほうが圧倒的に多いんだけど。


>るぱ

そうか、学校の池にもカメっているんだねぇ。
名前を知るだけでもちょっと嬉しいもの。
生徒さんに教えてあげてくださいなー
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