誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

Mt,Fuji(山頂へ)

2007-08-16 12:01:52 | 山歩き
  2度目の富士登山(--;)
 
 水ヶ塚より富士山  
  
 my-carで高速とカーフェリーを繋いで、富士山登山となったこの夏休み
水ヶ塚で数時間の仮眠を予定していたが、高速道路の渋滞で到着時間を
大きくオーバーしてしまい、食事もそこそこでシャトルバスに乗り込む
8/12-21:10、富士宮登山口を睡眠不足のまま登山となった。

 大勢の登山者でゴッタガエシの登山を予想していたが、客は意外と少なく
順調に歩は進み、新6合目の山小屋を迎えた。
(5合目~新6合目=20分)
以前の記憶を呼び戻そうとするも、4半世紀前の登山の事!周辺の様相も
変化しており、記憶は遠い彼方のままだった -m(^。;)m-

 空を見上げると満天の星空を時折流星が横切り、下界を振り返れば富士の
市街地の夜景の素晴らしき景観が、二重三重の喜びをもたらしてくれた。
徐々に、体を慣らしながら新7合目を目指して高度を上げていく、同行さんも
元気な様子で順調に新7合目へ、そして元祖7合目を迎える。
(新6合目~新7合目=45分)(新7合目~元祖7合目=40分)

 元祖7合目辺りから、周囲を白いものが覆う。
どうやら、雲の中を歩き始めたようで、冷たい雨が頬を手を冷くぬらし始める。
合羽を着始める者、先を急ぐ者達で登山者の様子が一変する。
ヤッケ上着のみで凌ぐ事にしたが、後々寒さに震えながら登山することになった。
この辺りになると、先にのんびり登山を開始していた大勢の登山者達に追いつき、
狭い登山道はあふれんばかりになってきた。
しかも、外人さんが多く、彼らの喧しさにはほとほと閉口した。
(元祖7合目~8合目=35分)

 一向に止まない雨(水蒸気の雲)に苦戦を強いられながらも、少しずつ高度を上げて行く
濡れた服が、手袋が冷たく寒さを感じ、止まって休むより歩いている方が体には楽だった。
(合羽を着るには、服が濡れすぎてしまっていた。)
立ち止まると、体温がどんどん下がっていくように感じ、急登になった岩肌を登り
9合5勺の山小屋に到着する。
(8合目~9合目=50分)(9合目~9.5合目=40分)

 9合5勺の山小屋は、人・人・人で大混雑だった。
小屋の軒先に置かれた、自動販売機の値段!
富士の山も高いが、売られているものも高かった --;
缶コーヒーが400円、お茶(500ml)が500円なり・・・

 9.5合目を過ぎ、突然!頭上から歓声があがった
見上げると、いつしか雲の隙間から、星空が輝いていた。
暫らく、登山道の脇に佇み流星群を観ると、一条二条と光の帯が走った。
空気が澄み渡っているからだろうが、数分の間に7~8個の流星が観られた。
 山頂は白み始め、今にも日の出が始まろうかとしているが、最後の胸突き
八丁の登りに差し掛かった登山者の群れは一向に進まない
ご来光に間に合わない!と、焦る気持ちを抑えながら、やっと山頂直下の
鳥居をくぐり駆け上がり山頂に立つ
山頂到着=8/13-4:40
(9.5合目~山頂=20分)・・・・歩行時間=4時間10分
  
 富士山最高峰-剣が峰

 御来光の絶好のポイント、大日岳に立つ人々を羨ましく思いながら
御来光を待つと、雲海の向こうに一点の光明が浮かんだが、山頂を舐める様に
雲が這い、御来光をすっかり隠してしまった。
なんてことだぁ~
諦めきれず、雲の晴れることを祈りつつ20分ほど立ち尽くすが・・・
とうとう、御来光は拝めず!
 富士山頂奥の院にお祈りを捧げ、同行者を待つ
次から次へと、登ってくる登山者で山頂は、立錐の余地もなくなるほどに
溢れてきた。
と同時に、そこかしこに投げ捨てられる食べかすなどのゴミ!
特に外人さんと若者たちのマナーの悪さが目に付き、とても快適とは
言い難い富士山頂となった。
  
  山頂を這う雲と御来光
 
  登山者でにぎわう山頂
                  
コメント (2)
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