誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

雨の祖母山とオオヤマレンゲ

2008-06-22 16:40:20 | 山歩き
  祖母山(1756m)
 2008:06:21(Sat) /With:H・I

 午前中の”曇り”を狙って、朝早く出発する。
 北谷登山口までは、小雨交じりの”オオヤマレンゲ日和り?”で期待ワクワク♪
 貸切の登山口の小屋で、雨具を装着して出発する。
 
 2合目、3合目霧雨に包まれて、髪の毛がビショビショになる。
 千間平!、小雨になってきた。
 ぬかるんだ足場を慎重に選び、熊本県側?より3県境に到着する。
  相変わらず止まぬ霧雨の中を黙々歩き続け、国観峠の地蔵さんの前に
 地蔵さんに”挨拶”をして、本日始めての小休止♪
 登山口、1時間20分消費(霧雨&泥濘では、まずまずかな?)

  さて、この先九合目からは”お目当てさん”に会う楽しみがある。
 去年のオオヤマレンゲ鑑賞登山より、丁度1週間早いが咲いてくれているのか?
 道行く我々を、先ずは”ノリウツギ”さんが出迎えてくれた。
 霧雨に打たれて、うつむき紅色の鮮やかさが少ないように感じる。
                 ノリウツギ
          

  九合目山小屋の分岐を左に進む。
 点々と”オオヤマレンゲの木”が現れ始めた、がっ、緑の葉っぱしか見えない
 やっと見つけた蕾は、開花には程遠く固かった。
 『オオヤマレンゲ!咲いてないの~』と、相棒のH・Iさんの残念そうな声
 無責任なyamahiroは、『大丈夫!山小屋の周りは、綿帽子の花盛り』と慰めつつ山小屋へ・・・
  山小屋が見えた! オオヤマレンゲは!? どこにあるの~?
 辺りを見回すと、ポツリポツリと白い物が見た。少~し早すぎたようだ!
 小屋の裏手に回ると、おっおっお~~~咲いていましたねぇ~♪
 数本の木が、オオヤマレンゲを開花させていました。
 
                
  
                

                     
     
  オマケの”ミヤマキリシマ”も凄く綺麗で、30分ほど、オオヤマレンゲを
 鑑賞して楽しむ~♪~♪~♪(見頃は、6/28~7/上か?)
 
  花の観賞を終えると、祖母山の山頂へ
 この頃から、霧雨が小雨に変わる、頭上でカミナリが鳴り出した!
 道々に咲いている”ミヤマキリシマ”に癒されながら、カミナリに竦みながら
 祖母山の山頂に到着♪
 見えるはずの、素晴しい景色を頭のキャンパスに描く (^。-;)
 (ここの所、真っ白のキャンパスが多いなぁ~)
 
  激しくなりつつある雨に追われるように、下山を開始する(滞在時間10分)
 山頂から国観峠までの細い登山道は、小川と化していて流れの中を下った。
 峠で一息、合羽を着ていない頭から上半身はずぶ濡れ状態で、合羽を着るには遅し!
  こんな雨の中、山に登るなんて『馬鹿だねぇ~』『たぶん我々だけかもね!』
 強まる雨脚に、下る足を早めていると目の前に『人影』が見えた。
 我々の他にも好き者が居たもんだ!?と、挨拶しながら顔を伺い見ると見ると、
 その『人影』は、なんとなんと知人の、H氏・K嬢・N嬢だった。
 更に二合目当りに下った時、7名のGrさんにも出会った。
 やはり、好き者は居るんですねぇ・・・(何故か安心したyamahiroだった。)
  
  登山口に戻った時は、土砂降りと言っていいほどの雨足になっていた
 小屋で簡単な着替えを済ませ、昼食も取らずに祖母山を後にした。
 
           帰り道、雲海に浮かぶ阿蘇を眺める。
                  
コメント (2)
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