紅葉を求めて、諸塚村の黒岳に登った。
寒冷前線が3つも出現し、午前中の曇りを信じるのみ・・・(--;)
登山口が近づくにつれ、辺りは真っ白いガスに包まれてしまう。
山小屋?のある広~い駐車場、もちろん誰ぁ~れもいない
***この広場、”災害時の避難場所”と表示板が設置してあります。
えっ? 最後の人家から、7kmも狭い林道を登った先に”災害時の避難場所”ですか
どんな災害を想定されたんでしょうかねぇ~
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9:10-お空の機嫌が悪く前までに下山する予定で登山口を出発した。
杉林のコンクリート道に始まって、なんとも歩幅の合わない階段を登る
10分ほど登ってやっと人一人分ほどの狭い登山道に変わると目の前に鳥居が現れる
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ここを直進すると、キレンゲショウマの群生域がある。(開花は8月中旬頃か?)
山頂へは左に進むが、黒岳神社のお参りを兼ねて右の展望所に寄り道する
梯子を登って、数分で小さいが立派な黒岳神社の社に着く
更に進むと、素晴しい展望所があり、この日は真っ白の素晴しい(?)展望だった(ヤッホー♪)
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4辻に戻って山頂を目指して登る。
やや傾斜が増して、足元に石灰岩が目立ち始める。
紅葉は何処なの? 色付き始めた”コバのマユミ”がチラホラ見えるのみ
時たま、”シロモジ”の黄色も見られるが、目を見張るような黄金色には会えず・・
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両脇がスズタケとなり、ブナの木々が見られると黒岳山頂が真近となる。
9:45-目の前に、ブナの大木が現れると、たくさんの木のベンチがある頃岳山頂である。
”高隈山”方面が切り開かれている以外は、木々に囲まれて展望はない。
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一休み?して、『ニクダキ』と『カゴダキ』と呼ばれる展望所に向かう事にする
***ガスに包まれて展望は望めないだろうが、もしやの紅葉を期待して行く事にした!
スズタケとブナの林を緩やかに下り、右手に帰路のトラバースを通り過ぎる。
ゴツゴツの石灰岩が現れて、『ニクダキ』と呼ばれる展望所に見えてくる。
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『ニクダキ』をスルーして行くと、緑の苔むした石灰岩にモミジが彩りを添えて待っていた。
これはカメラに収めなきゃ~と、・・・・・
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こんなに、上手い具合になっているわけないじゃないですか!
周囲のモミジを掻き集めて、見栄えを良くした、ヤ・ラ・セ (^。-)
おふざけのお楽しみも済んで、もう少し足を延ばすと、散策路の終着の『カゴダキ』
勿論、岩に登っても、ガスしか見えず、オマケに何やら、冷たいものがポツポツと
下山開始!
歩き難いゴロゴロの石灰岩、落ち葉が木の根を覆い隠し油断するとスッテンコだ
山腹のトラバース道辺りで、ついに雨具の助けを借りて下る。
あ~あ、こんな予想につかない天気の日に、来るんじゃなかったかと1人愚痴る。
11:00-真っ白い霧に中、紅葉には会えず、雨の歓迎を受けながら登山口に戻った。
ところで、ニクダキって?カゴダキって?、何を意味しているのでしょうか?
登山口の”災害時の避難場所”と合わせて、知っている人がいたら教えて~