誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記 in 五葉岳 1570m、頭布岳 1264m

2013-05-05 19:59:47 | 山歩き
  誘われて、山・あ・る・記 in 五葉岳 1570m、頭布岳 1264m

  天主山の山芍薬にそっぽを向かれたyamahiroさんは、機嫌直しに五葉岳に向った。
 今度は、ちゃ~んと、山芍薬の開花情報を事前入手で出かけましたよ~ (^。-)

  R218を日之影町からR6へ別れ17.1km後、中村橋を左折して日暮林道を走る。
 愛車が可哀相になるくらいの未舗装悪路を22.6kmで『日隠山分岐』、26.1kmでお化粧山登山口
 28.1kmで大吹鉱山跡の登山口に着く

  すこぶる良い天気の山日和の中、8:35ブナの三叉路を目指してスタートする。
 涸れ沢に入ると、早くも『山芍薬』さんがお出迎えしてくれて山歩きのテンションが上がる。
 ブナ林になると、後ろの声が聞こえなくなり五葉岳に直登のお客さんのだったらしい
 新芽を吹き始めたブナを見上げ、足元のちっちゃなちっちゃな『ワチガイソウ』に目を細める。
          
         
          
  尾根に上がると木々の間から五葉岳をみながら、ぐんぐん高度を上げていく
          
 右のお化粧山の尾根が迫ってくると、第1ポイントのブナ三叉路が目前となってくる。
 9:30ブナの三叉路に到着、昨年も来たのだが年々あたりの様子が変わりつつある
 スズタケがすっかり枯れて、鹿納坊主の岩峰から大崩山が一望できる
         
 悲しいかな、ブナの三叉路として知られる、ブナの巨木も衰えが目立ち今にも枯れそうである
        
  三叉路を右に進み、第2ポイントのお姫山に向うと、先客さんが頂きに立ちナイスな光景に
 カメラを向けて声を掛けるも、声届かずか振り向いてもらえず、終には反対側へ下って行かれた
 ロス時間?を取り戻すべく、急ぎ足でお姫山に駆け上がるとアケボノツツジがお出迎え
        
 お決まりの証拠写真の撮影を済ませると、岩峰を下り乙女山を一瞥で五葉岳へ向かう。
 
  五葉岳と瀬戸口谷分岐は荒れて、山肌が剥き出しで雨が降れば土が流れ出してしまう。
 ちょっと前までは、タンナトリカブトが覆い尽くして土止めしてくれていたのだが・・・
 足元には数本のトリカブトと黄花のネコノメ草が見られるだけだった。
        
  10:35第3ポイントの五葉岳の山頂に到着
 五葉岳の山頂は、360度の展望があり、日隠山~鹿納坊主~大崩山~木山内岳~桑原山が・・・
 夏木山からギザギザの大鋸、小鋸、新百姓山、傾山を経て祖母山への縦走路が手に取るように判る。
          
  五葉岳から兜布岳への途中に山肌を薄いピンクの花が覆っている。
 一度は訪れをお勧めする、アケボノツツジの花潜りの名所である。
 五葉岳を駆け下りて、夏木山分岐を通り過ぎると、11:00第4ポイントの花のトンネルだぁ~♪
 だがしかし、『隣の芝は緑が綺麗の如く』、遠くから見た光景に身を置くと今一の景観
 まっ、何事も贅沢を言ったら切りがない、山の舞姫ことアケボノツツジに逢えただけでも良しとしなきゃ
        
       
        
  花のトンネルを過ぎると、シャクナゲの丘である兜布岳へまっしぐらに歩く
 もっとも、シャクナゲは未開化との情報で、期待はしていなかった。
 11:25オマケポイントの兜布岳に到着、山頂の展望は一部のみで傾山の全貌が望める。
 お昼時だが、空腹を覚えず、得意のラーメン定食はお預けで、おにぎり1個で昼食完了
        
  兜布岳を後にすると、本日のメインポイントの山芍薬鑑賞地へと下る。
 ミツバツツジを目にし、うっとおしい杉林を駆け抜けると石灰岩の露岩帯になる
 緑の葉っぱの上に白い可憐な花が春風にゆら~りゆら~りと揺れている。
 走り寄たい気持ちを抑え、まずは遠目で清楚な姿を目にする。
 やはり、少し遠めがいいですね。
        
        
        
  
 (遠目の可愛い山ガールさんも、近寄ると詐欺だったりですモンネ~)
 思っていたより少なかった山芍薬でしたが、天主山のうっぷんを晴らしてくれました。
 花鑑賞を終えると、林道を少し歩き、12:45スタート地点の大吹鉱山登山口に戻った。
   
         
         オマケのphoto
 
 

   
 
  

 



  
コメント
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