誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

行縢山探検

2015-02-07 18:50:06 | 山歩き
  行縢山山頂から南尾根を探検してみました。

 行縢神社に山の安全を祈願して、ノーマルルートを行縢山雄岳へと向かいます。
          
         行縢神社です。(ここまで50分)
  全国的に寒波襲来で、宮崎県北部は10m超の強風予報が出ていた
 その為か、意図もなら聞こえる小鳥の囀りも聞かれず黙々と歩く
 渡渉地点を過ぎ傾斜が増しだすと、身体がポカポカして調子が出てきた♪

  滝見橋の手前で大分から来られた登山者を追い抜き順調に足をはこぶ
         
         水量に乏しい行縢の滝
  滝見橋を過ぎると、本格的な登りとなりジグザグに刻まれた登山道を登る。
 雌岳の分岐地点(地図の①)を過ぎた辺りに来ると額に汗が滲みだす。
 もう少しで中間地点の山の神だ、一息入れたいが山の神まで直行する。
         
         中間地点の山の神です。
         祠の前から宙に飛び出す展望所行けます
  山の神で一休みするはずだったが、滲みだした汗が冷えそうで歩き続ける。
 県民の森分岐(地図の②)を左に下って、渡渉地点は石を飛んで渡渉する。
 何だか登山道が明るいなと思いながら周りを見回すとあちこちに枯れ木が倒されている。
 子供を含めた登山者が多いから安全のための枯れ木の駆逐だろうが寂しさを感じる。
 立派に育った杉林になると山頂が目前となってくる。
         
         立派な杉に育ちましたね。
  突然肌を刺すような冷たい風が吹き付けてきて身体を冷やし始める。
 雄岳と北岳の鞍部(地図の③)を見ながら一度脱いだヤッケを引っ張り出して着る。
         
         風が冷たいはずです。(-1℃)
  1時間35分で、新年登山以来の行縢山の山頂に到着しました。
 阿蘇の噴煙でしょうか?PM2.5でしょうか?靄が掛かって山頂からの視界不良
         
  寒いし視界のも悪いので、すぐさま南面崖下コースへと向かって山頂を直進
 南面崖下コースは落石や滑落の危険場所もあり、下手すると命取りにつながるコース
 足元に細心の注意を配り、うっかり枯れ木を掴む事がないように滑り降りて行く
         
         崖下コースから山頂岩峰を見上げる。
  山頂から南面崖下へ向かい、大きな崩壊ガレ場の先が南尾根の分岐点のはず。(地図の④)
 おっ目の前で赤テープが風に揺れている(地図の④)、しかし記憶と地形が違っているが・・・
 引き返すことも覚悟しながら、道標の赤テープを拾いながら急坂を下る。
 いいのかなぁ~?行く先が切れ落ちているような感じの地形になってきた。
 切断ちに下ると1本の太いフィックスロープがあり、まるで懸垂下降である。
        
        懸垂下降さながらの下りでした。
  ロープを過ぎても登山道らしき踏み跡はなく、所々立ち止まっては前後左右を見回す。
 微かに残る原色を止めない古いテープを探しながら、ズルズルの急坂を滑り降りる。
        
        行く先には道などなし
        
        念の為に降りてきた道を振り返る。
  はっきりしなかった尾根筋が明瞭なやせ尾根に変わると突然登山道が現れる。
 どうやら行縢神社の神域に近づいてきたようで、神域への踏み込みを避けるべくルートを探索する。
        
        尾根にまっすぐの登山道が現れた。
  明らかに目印の様なテープ(地図の⑤)、ここを神域の境と考え左に下る事にする。
        
        ここから、行縢神社の神域か?
 取ったコース、見た目より勾配があり何かを掴まないとまともには下れそうにない。
 まっ、岩もないし尻もちしても、大怪我はなかろうと一気に駆け降りることにした。
 谷筋まで下り一旦足を止めて、地図で自分の位置を推測して東南東に向きを変える。
 目の前の2本の杉を目指して歩くと、ポン!と本来の登山道に飛び出した。
        
        夫婦杉に出てきました。
  夫婦杉から3分で、スタートの行縢神社に戻ってきました。
 登り1時間35分、下り1時間10分(ルート探しで時間が掛かった)
 南尾根ルートは、よほど物好き(yamahiroも)な登山者しか歩かないとでしょうね。
 しこもこのルートは、登りに使うとなるとしんどいですよ~
 登りに使うなら、踏ん張りのきかない急傾斜に相当の覚悟してね!       
    
         
        参考図です。
        間違っていたら、ごめんなさい。
  
 
コメント
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