誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

鶴見岳のミヤマキリシマ

2015-05-28 18:40:08 | 山歩き
    2015年のミヤマキリシマ初鑑賞は、鶴見岳に出掛けた。
   天気予報で雨模様となっていたので朝寝坊して、出かけたのが08:30と山歩きには遅くなった。

    鶴見岳の登山口到着が11:00過ぎ、予定通り(?)ロープウエーによる手抜き登山となる。
   大金¥1000を払って、ロープウエーに乗ると時速15kmの速さであっという間に山上へ
            
           あっという間に、登っちゃいます。
    ロープウエー山上駅に降り立つと、目の前にはミヤマキリシマの群生地
   だが、今年は山の花は少ないようで、ここ鶴見岳のミヤマキリシマもイマイチの花模様である。
           
           山上駅からミヤマキリシマと久住連山
    山上駅から七福神巡りの歩道があり、鶴見岳の山頂まで続いている。
           
    山頂への歩道へ向かうと、足元にシロハナミヤマキリシマが咲いていた。
   ラッキーとカメラを向けて、2~3度シャッターを押しながら横に目を向けるとあちこちにシロハナが咲いている。
   先ほどのラッキーの感慨が一気に覚めてしまった。
           
           シロハナミヤマキリシマ
           
           ハンショウヅルが沢山あったが、1輪も開花してなかった。          
   鶴見岳の山頂に登る歩道は殆どが一般の観光客で、登山靴にザック姿が場違いの感じに思えた。
           
           山頂への途中に夫婦岩があr、子宝に恵まれるとか? 
           もう子育て卒業なので、覗いただけでした。
    ロープウエーで楽チン登りじゃ登頂の感慨もなく、また大勢の観光客で色褪せた山頂だった。
           
           山頂は人だかりだった。
           
           久住連山と湧蓋山が見えます。
           
            祖母山と傾山も望めます。
    人込みを避けて鞍ヶ戸への縦走路へと少し向かうことにする。
   目の前に由布岳がくっきりと浮かび、肩を並べるように鞍ヶ戸と内山が誘っている。
   縦走したくても、登山口と下山口が離れすぎていて、移動手段がないと叶わない夢である。
           
           由布岳と鞍ヶ戸・内山
    鶴見岳のミヤマキリシマは、山全体が燃えるように咲き誇るのだが今年はこんな程度である。
           
           今年は、花が少ないですね。
           
           蝶が蜜を吸いに来ていました。
    物足りないミヤマキリシマに別れを告げて、下山することにする。
   登りに楽したし山歩きに余分な出費は控えようと、自分の足で歩いて下山することにする。
   鶴見岳の登山道って好きじゃないんだよな、所々に露岩があるし黒土が滑るし展望は全くない!
   愚痴に近い独り言をつぶやきながら下って行くと、一気登山の標柱があり?年前の挑戦を思い出す。
           
           別府ビーチから走って登ります。
    未舗装の林道を横切ると登山道が広くなり、人工林の緩やかな傾斜に変わる。
   人工林の中を下って行くと奥の院の社が現れ、苔むして今にも滑りそうな石段が続く
           
   そうそう、一気登山の際に最も苦労した狭い滑る石段だった事を思い出す。
   石段の下に2本杉があり、登山道が2つに別れ、左に進んでロープウエー駅へと向かって下る。
           
    左手に崩壊地の砂防ダムが現れると、残りはずかとなり国道が見えてくる。
   初めての人は、無粋な国道歩きかと思われるだろうが、親切にも国道脇に登山道が作られている。
   鶴見岳の山頂から、下り一辺倒とあって1時間ほどで出発地点の駐車場へんぉどってこれた。
    
    今年初めてのミヤマキリシマ鑑賞だったのに、思いつきで選んだ鶴見岳は失敗だった。
   折角の花鑑賞なら、もう少し情報収集していかなくちゃ~と後悔するyamahiroだった。
           
           
           下山中に見かけた花、サワルリソウでしょうか?
    



コメント
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