誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記in氷瀑の暮雨の滝

2016-01-26 16:17:38 | 山歩き
   2016/01/25(月)-久住、”暮雨の滝”
  2週続けての大寒波が到来で絶好のチャンス到来
 我が家を08:30出発、国57号から国442に入ると一面銀世界に変わる。
 スタッドレスタイヤでも雪道の走行はそんなに経験がなく不安一杯で走る。
 
  久住花公園辺りから道路事情が激変して、ハンドルを握る手に力が入って来る。
 四輪駆動に切り替えても、50km/hrが精一杯の速度となる。
 とは言え、一度は見て見たい氷瀑の”暮雨の滝”を見ずに引き返す気はさらさらなく走行を続ける。

  牧ノ戸の駐車場に着く、流石に久住山の人気は凄いもので、十数台の車があった。
 牧ノ戸から長者原は、下り一辺倒&急カーブありで気の抜けない走りが続いた。
 
  長者原でトイレを兼ねて一息入れる。
 さて、此処までは来れたが、この先の吉部の登山口まで辿り着けるのかと一抹の不安
 いけなければ引き返せばいいさぁ~と、長者原から5分後吉部への細い道へ右折する。
 ラッキー♪、1台?2台?の轍が残っていて、意外や意外の楽チン走行だった。
 **本音は、この轍が登山口まで続いていることを只管祈っていた。
 
慣れない雪道は怖かった。
  我が家から、1時間45分遂に吉部の登山口に到着する。
 あちこちに、駐車場の案内板があるが、駐車場へは雪があって入って行けそうにない
 ごめんなさぁ~い、登山口のチョイ手前の路肩の数台分の空きスペースに駐車する。
 
  登山靴を履いてしっかりアイゼンを装着して、”暮雨の滝”までの凡そ往復2時間
 空荷でポケットに非常食だけを忍ばせて、いよいよ”暮雨の滝”へと向かう。
        
        ”暮雨の滝”坊がつるへの登山口 
  登山道には前日の足跡が残っていたが、その足跡にもたっぷり雪が乗っていて地肌は見えず
        
        古い足跡をたどる。 
 雪の下の露岩や木の根に手こずりながら歩いて行くと、5分ほどで急勾配の登りとなる。
 カミさんのアイゼンは8本爪なので、詰めが短くてしっかり雪をとらえられず時にズルッ
 フウフウ言いながら登る事、10分でやっと急勾配を登り切る。
        
        ズルズルで結構難儀していました。
  急勾配を登り切ると、”坊がつる”まで狭い登山道ながら殆どフラットな歩き
 真っ白な雪に鼻歌が出そうな心地良さを感じながら歩くと、左下から水の音が聞こえ始める。
 もうすぐだな、あと数分で夢の世界が待っている。(あくまでも予定!)
 登山口から40分、左手に”暮雨の滝”の小さなプレートが見えた。
        
        小さい、暮雨の滝”プレート
  ”坊がつる”への登山道と別れて、左へと下る事50mほど、遂に”氷瀑の暮雨の滝”を目にする。
  何年も前から夢に見ていた”氷瀑の暮雨の滝”だったが、実際目にするとウ~ン?
        
        おっ!滝が見えてきた。
 氷結は素晴らしいのだが、氷が土色になっていて氷の造形美っと呼ぶには程遠かった。
 パンフで見た”暮雨の氷瀑”は、何処に行ったんだぁ~と、ちょっと気落ちしたのだった。
        
        全面氷結には程遠く・・・・
        
        もう少し、綺麗な透き通った氷瀑を夢見ていたのに~
  ヨシ!
 次は、落ち水の滝の出掛けてみようかなぁ~    
コメント (2)
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