荒れた畑の再生化第3段
草刈り~焼き畑(?)後の姿
それなりの畑に見えるけど、近くに行ってみると無残な姿で本来の畑の姿には程遠い
イノシシがミミズなどを探して穿った凸凹
ここまで深く抉られるとトラクターを入れてもデコボコを均すことは出来ません。
*駆動軸がキャタピラーなら、真っ直ぐに近く走行できるでしょうけど・・・
そして、もう一つ困ったことも起きています。
カンネ(葛)が法面から畑に伸びてきて、蔦の節から発根して根を下ろしています。
このままでは、トラクターのローターに巻き付いて除去に難儀します。
カンネを鍬で掘り起こしながら取り除いて、凸凹もトラクターが傾かずに走行できるように
鍬で簡単に均すしか手立てを考えられません。
思案に暮れながら畑を眺めていると、近所の「FYさんが見えられてどうしたの~?」と
「 斯く斯く然々 」と凸凹とカンネの話をすると、「人力ではとんでもなく心が折れちゃうよ☝」と,
重機で均して、カンネはボチボチ取り除いたら良いと提案して下さり費用相談も受けてもらう。
と言う事で、ユンボ重機を入れてデコボコを均して貰う事にしました。
でも、少しでもカンネを取り除いて、燃え残りも掻き集めて焼却して置きました。
先ずは、細長いうなぎの寝床の畑で一部のりめんが崩壊
今後の作付け予定も無いから、このまま放置しようと思っていたけど、崩壊場所から雨水が流れて
崩壊が進む一方だし、もしトラクターを入れた時に路肩が崩れる懸念あるから序でに補修とアドバイス
急遽電柵も取り外して畦の取り壊し~崩壊のりめんの補修~畑の凹凸均しをして貰った。
この作業も一言で取り外し(撤去)と言うけど、コードが絡まらない様にと一苦労するんです。
次いで畑-5の修復
キャタピラは、四角い板のタイヤそのものなので凸凹も傾かずに走行です。
ショベルであっと言う間に高畔(50cm)が崩されて、イノシシが荒らした凸凹も一瞬で消滅、
畔も畑と同じ高さになり、水捌けも若干改善されて何よりも草刈りも一払いで刈れる様になります。
もう、何時でもトラクター乗り入れが可能で、本格再生に向けた耕起が出来ますね。
最後は、イノシシが凸凹にした上に、カンネが猛威を振ってまだ根が残っている一番広い畑
この畑は、凸凹を均してトラクターが耕運できる状態にしただけです。
鍬で根を断ち切りながら、少~~づつ取り除いくしかないです。
まだ、土中にカンネの根や蔓がいっぱい残った状態なので、トラクターで耕起しながら取り除きます。
この作業が一番大変な作業となり、カンネを完全に無くするまで2年は有に掛かるでしょう。
befoer ⇓
after
これで畑が再生したのでは無く、これからトラクターで数回繰り返し耕起して
固まった土塊を砕いてフカフカの土にしてやっと再生か完了です。
畑を荒らすのは1年も要しないけど、1度荒らすと完全復旧には数年かかってしまいます。
一気に頑張ると途中で根負けするので、長期戦覚悟で時間を掛けながら対応かな?
取り外した電柵を再設置します。
これを怠ると1晩でイノシシの遊び場になって、目も当てられない状況に逆戻り☝
《 今回の作業費用 》
オペレーター作業費:作業時間(8hr50min)*¥1,000=8,800
マシ―ン代金:使用時間(8hr50min)*¥700=6,160
重機使用料 :燃料代¥159/L*40L=6,360
合計=¥21,360也でした。
人力だったら10日以上を要するからメチャ安かった。