誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

高隈山(大箆柄岳~御岳)

2008-09-16 20:00:37 | 山歩き
 一度断念した七座縦走だったが、思ったより小雨でくっきりした稜線に誘われて
スマン峠登山口より、入山することにした。
       スマン峠登山口
       
 7:10-カッパを着込み登山道に入る。
スマン峠へは時々、急登がありカッパ装着では蒸し風呂状態となる。
歩き出して30分ほどだったか、雨より汗の方が多くなりカッパの上着を脱ぐ
 足元に沢山のツチトリモチの丸い坊主キノコ?が目に付く、踏まないように歩く
(ツチトリモチ⇒私には大事な々キノコなのだ♪)
ずぶ濡れ登って行くと、目の前に見帰り草のピンクの花が現れた。
群生しているものの、葉っぱは虫食いがひどく無残な姿で花も少なかった。
     トリモチ               見返り草
   
8:00ちょうど、朽ちかけたベンチのスマン峠に到着するも、下り坂の天候を考えて、
休むことなく大箆柄岳へと向かった。
大箆柄岳への登山道は、見返り草とイバラが生い茂り、足元が見えず苦労する
稜線から見える大箆柄岳を遠くに感じつつも、大箆柄岳最高峰を通過して、
8:48に一等三角点のある大箆柄岳山頂(1236m)に到着した。
    大箆柄岳山頂               桜島
     
 目の前には、期待していなかった桜島の全貌が望め、来た道を振り返ると
小箆柄岳・御岳・妻岳・横岳などの峰々が、遥かかなたの雲の上には”開門岳”まで見えた
北西に目を転じ、風車の立ち並ぶ”登見の丘”や、”霧島連山”を見渡す。
 12分ほどの休憩して9:00ちょうど、来た道を小箆柄岳分岐に戻り、ザックをデポして小箆柄岳へ
小箆柄岳への道はひどく、取り付き直後から山頂まで薮コギで、12分間手足をフル稼働して山頂に
山頂もスズタケに囲まれて、一部の方向にしか展望はなく早々に分岐に戻る。(小休止♪)
 小箆柄岳分岐からスマン峠の所要時間ー13分何かに取り付かれたの如く歩く
スマン峠から御岳/妻岳の分岐までのルートも、薮が茂り足元が見ず危なっかしい
まだかまだかの19分で分岐に辿りつき、息つく間もなく御岳に向かった。
御岳の途中、大きな”ツチアケビ”を見つけ、雨対策で仕舞い込んだデジカメを引き出す。
なかなか御目にかかれない大きな”ツチアケビ”だった・・・この後の4株も大きかった!
      ツチアケビ
      
御岳の登りがきつく感じる!
歩き始めて4時間近く、軽めの朝食が祟りエネルギー切れを起こしたようである。
山頂まであと僅かだが、辛抱しきれずに団子菓子を半分食べて復活する。
御岳山頂到着ー10:55
  
       
 背景は、最奥が桜島、右から妻岳・二子岳双耳・平岳の峰々    
  
御岳山頂も大箆柄岳に劣らぬ、素晴らしい眺望が待っていた。
想像以上の気持ちのいい展望を眺めながら、昼食を摂る事にする。
食事をしながら、空を見上げながら、これからの行程を検討する。
既に青写真は出来上がっていたのだが・・・・・・

後編へ続く

(御岳付近では、山好クラブとの遭遇を期待していたが、我々の到着が遅かったようだ)

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