誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

久住を遊ぶ-《2009/06/06(Sat)~06/07(Sun)》

2009-06-09 19:52:37 | 山歩き
《パート-1:黒嶽荘~前岳~高塚山~風穴~黒嶽荘の周回~長者ヶ原》
Member:Nさん,Sさん,Hさん,Y

 黒嶽荘登山口から白水分れ、仙人岩などの名前を持つ第一岩場を登る
フウ~、何でこんな急登を登るの~?(キュウトを超えて、ジュットだった -m^。-m-)
薄靄の中の新緑が、雨滴をたたえ様は清々しく気持ちよかった。
仙人岩場からの展望の展望を期待していたが、生憎のガスで花牟礼山が望めただけだった。
更に急登を登り、喘ぐ体に鞭を入れ這いずって、試練ロープ登り前岳(鷹巣)に到着した。
前岳1334mは証拠写真のみで、さらに展望に優れる露岩(ガスでした)に向かう
露岩はのんびりと展望を愉しみたい所だが、俄かに怪しくなった空模様に合羽を着込む --;
  新緑&ドリーネ                           前岳                        露岩
 

 前岳から上台うつしまで下ると、待ってましたと急登(ジュット?)が待っていた
額から流れ落ちる苦汁(九重だもんな!)を振り払いながら上台を目指す
この辺りの展望も素晴らしく(×)、雨女が多くてな~んにも見えなかったのだ!
露岩から1時間10分上台(標識ナシ)に到着し、勾配が緩くなるが高塚山はまだ遠い
高塚山頂まで最後の急登!、慰めは登山道を飾ってくれた『ヨウラクツツジ♪』
*スカート?みたいと、下からカメラを向けたので、ヨウラクツツジさんが恥ずかしがって
 中が見えない様にピンボケphotoです。(やっぱ、スカートは下から写しちゃダメ!)
               ヨウラクツツジ                         サラサツツジ                                

そんなこんなでも、高塚山1587mm(黒岳の最高峰)に到着した。
出発が早かったのと、お嬢様方が健脚と言うことで、予定より随分と早い
それではと、食事の舞台を天狗に決めて、高塚山を後にする。
所々、足を取られる場所があるが比較的楽に、天狗岩との鞍部に下る

 天狗岩の下に来た瞬、俄かにガスが流れ青空が広がり始める。
今までの小雨模様を皮肉っていた彼女達だったが、わたしが晴れ女と胸を張りだす
岩を駆け上がり天狗の大岩をよじ登った『NとS』、岩にしがみついて泣きべそ『H』
そうか~、強者の『H』の弱点見つけたり~ ♪
『泣きべそのHさん』も、直ぐに本領発揮で岩峰に立つ
岩に立ち、花を愛で、食事を交えながら、1時間ほど天狗で遊んだ

              天狗で遊ぶ
   

 大船山に寄ろうか?と、冗談とも本気とも判らぬ会話しながら風穴へと下る。
真っ先に風穴に飛び込んだのは、怖いもの知らずの『N』、続いて『H』、
右往左往する『NとH』を笑っていたのは、入り口から覗き込む『SとY』だった。
しかし、中から『あっ氷だぁ~』との声に、我を忘れて風穴に飛び込んだのは『Y』
風穴の中は立って歩ける広さがあり、所々に氷の塊がありヒンヤリと涼しかった。
床には朽ちかけた室材が残っており、冷蔵庫出現前の氷室の名残りが漂っていた。
              風穴で涼む
 

風穴探検が終わると、本日のメインは達成できたようなものだ
下山を急ぐ事にしよう(山開き前夜祭キャンプが(ビール♪)待っているよ♪)
天狗岩の裾野を巻くように、登り下りを繰り返しながら雨堤へと向かう。
風穴~雨堤は長かった (--;) ゆうに1時間30分を要したかな?
木々の間から、黒嶽荘の屋根が見え隠れして来た時は、16時30分だった。
 
 ♪沢山のお花達に出逢いました。
  久住の最終編で、紹介しまぁ~す

コースタイム:黒嶽荘登山口(7:50)~白水分れ(8:10)~仙人岩(????)~前岳(別名:鷹巣)(9:25)~
上台うつし(10:00)~上台(10:50)z~高塚山(11:30)~天狗(12:05-13:15)~風穴(14:00-14:15)~
雨堤(16:10)~登山口(16:30)

*2捨3入で、記録しています。
この後、長者ヶ原やまなみキャンプ村でテント泊、山開き前夜祭

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 大崩山の花たち

2009-06-05 19:46:49 | 花たち
 今の時期は、こんな花たちに出逢えますよ
6月の半ばになれば、ササユリが最盛期を迎えるだろうし
サラサやドウダンツツジも、山に彩を添えてくれます。

数は少ないが、オオヤマレンゲもあります
登山道周辺を見回しながら、登ってみては如何でしょうか

 ササユリ                                   サラサ
   

 ヨウラクツツジ                                シライトソウ
  
コメント (6)
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横着者の作品

2009-06-04 19:19:27 | 出来事
            

       寝酒の焼酎を飲みながらツマミがなくなったら、ちょいと手を伸ばせば♪
     ベランダに鉢植えして1ヶ月になったかな?『ミニトマト=愛子』です。
   
     先日2個味見しましたよ ^。^
     日当たり良好なのでしょうか?結構甘いミニトマトが出来ました。  
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コウホネ

2009-06-03 19:25:30 | 花たち
             コウホネの花です。       
         
              
  
      北海道から九州に分布しているらしいのですが、あまり見かけません
     名前の由来は、地下茎が白色で葉の跡が点々付いていて、
    見た感じが骨をイメージさせるからと河骨=コウホネと紹介されていた。 
コメント (4)
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大崩山の整備?

2009-06-02 19:00:13 | 出来事
   大崩山のルート整備
 メンバー:Hさん・Sさん・Aさん・yamahiro

 大先輩から、『手伝って欲しいんだが』と電話が入ったのが、5月7日だった。
像岩トラバース~坊主岩の崩壊地が、木1本で支えられたルートになっていて危ない!
岩場を乗り越える新ルート設置と上湧く塚ルート見直しという事だった。

 岩にステンレスアンカーを打ち、30m程のロープを通す。
ドリルでアンカーの穴を穿つも、岩が砂岩化しておりアンカーが効かない!
岩の最頂部をロープの支点にするため、苦心惨憺した挙句やっとロープの固定に成功
上部の取り付きに、4段梯子を取り付けて固定する。
 岩の最上部を這うようにロープを延ばし、梯子を固定した下降ポイントに30m程のロープを通す。
ロープにループを付けて梯子へ乗り移り易くするも、体勢がフラツキそうであり危険だ
確保していた4段梯子を補強して連結させた(ある道具を工夫するしかないのである)

 想定外のトラブルで思わぬ時間超過があったものの、岩場を乗り越す新ルート30mが通った。
崩壊地のザイルを握っての下り(登り)に比べて、危険度はグッと小さくなったと思う。
出来上がり後を試したが、安心して楽になった(梯子とロープが苦手な人には怒られるか)

 次の整備?場所は、上湧く塚の正面登攀ルートへのザイル設置である。
上湧く塚に到着前に、1ヶ所予定外の梯子の補強に時間を費やし、上湧く塚到着は14:00になっていた。

数年前は正規のルートになっていたが、ザイルが取り払われて岩峰へ登り難かった
腕力のない女性や体格に優れた登山者は、最後の関所通過が困難を来たしていた。
 帽子を飛ばされそうな風の中、岩峰に登りアンカーを打ち込む
より安全なルートに沿って、下部までザイルを延ばす。
登攀はザイルに頼りきってはいけないが、ザイルを補助にベテラン同行なら問題あるまい
 さて、登攀のルートは確保できたが、下りのルートが危なっかしい・・
ここも、太いロープを垂らす事にするも、砂岩状に風化しており、アンカーが決まらず苦戦!
やっと、ロープを固定して16mほど垂らし、トラバース点に到着する
ここも、ロープとザイルが継ぎ接ぎで、今一つ不安定な為、2ヶ所にアンカーを打ち込み
12mmザイルをダブルに渡した。
ザイルの張りや高さなど、全ての登山者が満足する事は不可能であり、女性を視点に調整した。

 今回は、登山口をを8:20スタートして、3ヶ所の作業を行い、下山したのが、17・50だった。
下準備していたからこそ出来たものの、やはり実質3名(yamahiroは使い物にならず --;)では辛い
梯子や太くて長いロープ、アンカーボルトに固定金具、電動ドリル、その他針金やザイルなど
1つ1つは軽いが数が多いので、只でさえ苦労する大崩山に荷物を担ぎ上げるのは辛い・・・、



   

   

    

   

 まだまだ、補強など整備しなければならない場所が何箇所かあるようだ
大崩山に限らず、沢山の山好きさんの応援が欲しいものである。
清掃登山でも、良いと思いますよ~♪

注意:梯子やロープなど、安全面に注意を払っていますが、絶対安全と保障はありません
自分自身の責任で、安全を確認することやベテランと同行して指示を受けて下さい 
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