誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

氷の祭典

2011-12-20 20:47:36 | 花たち
釣鐘山のおまけです。

   釣鐘山から”なかま”へ向かっている時だった。
    地区の人々の生活用水を引くホースから水が噴出していて
    辺りに、氷の芸術を創っていました♪
    思わず車を停めて、カメラを向けてみました。
       


            
            
            

            
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誘われて、釣鐘山

2011-12-19 21:27:42 | 山歩き
              釣鐘山-1396m
              
大崩山系の山で、名前のとおり”釣鐘の山姿”です。
国218⇒県214の鹿川郵便局手前から左折して、舗装&未舗装をガタゴトと登って行きます
林道の終点に”西郷軍敗走路”の黄色い札があり、釣鐘山への登山道です。(登山口表示はナシ!)
             
             登山口
 造林地帯を沢沿いに上がると、「宿営地跡」の標柱があり、屋敷跡の石垣が2ヶ所残っている。
西郷さんのお宿とあるなら、昔は、この辺りにも民家があったのだろうか? (凄い!)
  
  
 人工林を過ぎると、木の葉を落とした自然林の歩きとなって気持ちが良い
傾斜がきつくなってくると、目の前が明るくなって鹿川峠となる。
峠から右に稜線を伝っていくと、日隠山に至るが歩く人が少なく薮が濃い!
左は1288mピークを乗っ越して、釣鐘山との鞍部へ下れる。
峠越えは日の影へと続いている・ら・し・い・・・^。-(歩いた事ナシ)
  
この峠は景色もよく、気持ちの良い場所で、葉を落とした木々の間から降り注ぐ、
冬の柔らかい日差しを浴びながら暫く休む事にする。
鹿川峠から1288mPへ進むか?南へ巻き上がるか?の選択に悩む
先ずは、本峰Pを目指すことにして、右巻きルートへと足を延ばす
 右に人工林を見ながら林の中を、目印のテープを拾いながら鞍部を目指す。
林が消え小木の自然林に変わったとき、目の前に天を突く三角峰が現れる。
抜群の山姿にカメラを向け、腕を伸ばしズームを引いてパチリとナイスショット♪
      
 1288mPと釣鐘山の鞍部から岩場を攀じ登るとGoodな展望が楽しめる。
岩場を登り切るとスズ竹の林になり、山頂に行くにはスズ竹のトンネルが待つ
スズ竹の合間から、国見山や鬼の目山の素晴しい展望がある
トンネルを抜けると、5分ほどで木々に囲まれた鈍頂の釣鐘山頂に着く
山頂は全体的に木々に囲まれていて、ほとんど展望は望めない (--;)
  
 昼食とったら鞍部へと戻り、微かな踏み跡を頼りに、1288mpへと登る。
1288mPの展望は最高! 釣鐘山に来たらこのPに来ないと後悔です!
国見ダキ、大崩山、叶坊主・・・・雪を戴いた傾き山~祖母山系に阿蘇山も♪
暫く、景観を愉しみ鹿川峠へと下った
  
鹿川峠まで戻ると、素晴しい景観を目に焼きつけるように佇む。
立ち去りがたい気持ちを抑えつつ、往路を下る事にした。
お疲れ様~ 次に来る事があるのかなぁ~
        
陽だまりに”可愛いリンドウ”が咲いていました
コースタイム
登山口(08:20)~西郷宿営跡(08:35)~鹿川峠(09:25~0:40)~鞍部(09:55)~釣鐘山頂(10:25~10:40)
釣鐘山頂(10:25~10:40)~鞍部(11:00)~1288mP(11:20)~鹿川峠()~登山口(12:20)

本日の温泉・・・無料完全貸し切り”yamahiroの湯”
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誘われて、行縢山

2011-12-14 17:58:57 | 山歩き
 我が町の秀峰-”行縢山831m”

 イベントがあって、中途半端な時間となったある日の事
わが町の行縢山に向かう。
第2駐車場はほぼ満杯で、やっと端っこにスペース確保♪
今日のお相手は、山ガールさんでちょっとお勉強をしてもらう。
いつもお尻にくっ付いて歩くのを、無理やり前に押し出す。

 南面崖下の分岐で『どっち~?』・・・みぎ~
最初の渡渉点を過ぎて、ジグザグに滝見橋へ向かう
若いから?ポンポンと歩く、付いていくのが少しきついくらいだ
(昨夜、御前様まで飲んで、睡眠もままならず・・・と言い訳 ^。-;)

 滝見橋に到着、親子3人連れが記念撮影中だ
娘さんは高校生だろうか?、こんな親子の山歩きを見ると嬉しいですね
橋から滝を見ながら、こそっと服を脱ぐ(この時期異常にも、半袖になった)
            
 滝見橋から林の中をジグザグに登って、滝の分岐でまたもどっち?
『あなたがコース決めて!』に、滝をスルーして登り始める
雌岳分岐でも、???となり、雌岳パスで左へと登る。
お地蔵さんの鎮座する『山の神』に到着し、拍手を打ち頭を下げる
(何をお祈り?お願いしたのだろう?)
県民の森分岐を左に下って、川を渡る(いつの間にか鎖が付けてあった)

 此処からが行縢山か?
谷が迫り、足元がゴロ石に変わると、懇々と湧き出る最後の水場
(鹿や野生動物が多くなって来た今では、飲むのは躊躇われる --;)
水場を過ぎても過ぎ林があり、棚田跡?や炭焼き窯の跡が点在し
自然の中の限られた資源を活かした、昔の人の苦労の跡が窺がわれる。

 第3の汗と書かれた小さな表示板があり、山頂まで500mとなる
この辺りになると、空気が冷たくなり、冬の山歩きの感が漂いだす
最後の気合いだぁ~と、疲れた足に喝を入れる
目の前に山頂を示す案内板とお皿を被った温度計が目に入る、
(10度予想の気温は、5度と肌で感じるより低かった)

 第駐車場から、1時間45分を費やして、行縢山831m山頂につく
山頂では、陽だまりで独りコーヒーを飲んでいる人岩陰に寝転ぶ人
四方を見ながら賑やかに声を上げている、佐世保の5名さんと様々
山頂の三角点に荷物を置いている人には困ったモンだぁ~を感じた

 我々も、陽だまりに腰を落ち着けて、コーヒーを沸かす。
お湯が沸き始める頃、2人3人と登ってきて、山頂が賑やかになってくる
そして、どうにも聞きなれた声が聞こえ、振り向くと”かのY君の姿”
のんびりムードが、世間話に山行話にかき乱されてやや閉口する。
          
 "祖母山のクマ談義”を機に、Y君とお別れして北岳コースで下山開始、
温度計の鞍部を直進し、行縢山”西の窓”分岐を右に急降下した後登り帰す
          
突然、大きな石が3個出現し、行縢山北岳823mとなる(以前は843m?)
          
北岳から尾根伝いに歩きながら、やがて人工林の中へと下る
途中、行縢温泉”猪の湯”を左に見て、一気に下ると行縢川にでる
             

 川沿いに下ると、県民の森の広場で立派なキャンプ場がある。
オープンハウスながら、屋根があるので停まる事も可能ですよ
*よく、忘年登山や新年登山で、猪鍋やカッポ酒をしましたよ~♪
           
県民の森まで下ってくると、山の神は目前となってくる
山の神からは、往路をそのまま下って、登山口へ戻る。
*途中で、滝に立ち寄ってマイナスイオンを浴びるもよし

 温泉、道中に”行縢温泉猪の湯”がありました ¥0也♪
私は、お風呂嫌いなので、入浴は丁寧に断って辞退しました。

我はと思う方は、行縢山~健脚コースを県民の森へ (^。-)
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誘われて、一ノ峯・二ノ峯+冠ヶ岳

2011-12-13 21:35:13 | 山歩き
   一ノ峯858m・二ノ峯870m+冠ヶ岳1154m

 地蔵峠に車を置いて、偽木の階段を登っていくと立派なお堂のあり地蔵に着く 
  
お堂の横を通って進むと、大矢野岳から黒岩峠・清栄山・らくだ山への長~~い
南阿蘇外輪山の大縦走路が延びている。
一方、右に進むと一旦県道39号線を横切って、冠ヶ岳~一・二ノ峯又は俵山へと続く

 39号線脇の『冠ヶ岳登山口』も偽木の階段登りで始まる。
階段を登と檜の人工林と自然林の境界が登山道で緩やかに下って行く
すっかり葉を落とした落葉樹の間から、阿蘇の5岳が雄大な姿を見せてくれた
途中に変てこな『柵』があるが、注意書き?を見ると"モータバイク通行禁止”
なるほどなと思うが、偽木の階段と冠ヶ岳分岐から先を思うと???でもある
  

 冠ヶ岳の分岐までは、申し訳程度の登りがあるがほとんど平坦と言ってよい
分岐を過ぎると今までの歩きと一転する。
右は絶壁の外輪壁で、左は緩やかに裾を引いて広い平野となっている。
裾野の広がりを眺めるだけでも、如何に阿蘇山が大きかったかを窺い知る。
急斜面を一気に下り1075mピークに駆け上がる
1075mピークでの展望も素晴しい、カルデラに浮かぶかのような阿蘇5岳
真正面遠くに俵山、西原地区へ伸びる草原には一ノ峯と二ノ峯の駱駝こぶ
 
1075ピークからの下りは気の抜けない下りで、ザレ場と黒土が容赦なく足を掬う
鞍部に下り小ピークを上り返すと、真正面に俵山が綺麗な三角を描き
左に目を向けると、一ノ峯と二ノ峯の双耳が、まるで駱駝コブの山姿と映る。
小ピークを下り再び登り返すと、スズ竹の林の中に一の峯の案内板が見える。
案内板に従って、杉林を緩やかに下っていくと、20分ほどで広~い牧草地に出る
 
 牧草地には、防火帯が伸びており、車も走れそうな錯覚を受ける
防火帯を下って行くと、目の前の双耳峯が次第に大きくなってくる。
手前が二ノ峯で標高が少し高い、時計と睨めっこして先に一ノ峯に登ることにする
  
二ノ峯の裾から5分も歩き、切れ切れの登山道を登と一ノ峯の頂である
展望は二ノ峯で楽しむ事にして、登頂の証をカメラにゲットすると一気に二ノ峯に向かう
双耳の稜線を駆け下りて、そのままの勢いで二ノ峯の頂に這い上がる。
 
 二ノ峯の山頂には、大きな石が数個あり、その真ん中に標柱が立っている。
山頂の大石に上るのはちょっと無礼かと思いつつも、より高い所へと足が向かう
展望は、天候にもよるだろうが、鞍岳~ツームシ山を越えて、普賢竹まで見えます。
この日は、一房山とモヤッとした中に高千穂の峰と思われる三角峰が見えた。
のんびりと山のお昼を戴き、帰途に着く事にする。
帰路は、往路を忠実に引き返し、外輪山縦走路へ(時間が有れば、左の俵山もよし)

右の往路へ向かい1075ピークを目指す、視線が変わって新しい発見もある
軌跡を辿りながら一ノ峯、二ノ峯を振り返つつ、冠ヶ岳の分岐へ向かう。
冠ヶ岳分岐から20分ほどで、西原平野を一望する冠ヶ岳に到着する。
冠ヶ岳と二ノ峯の標高差は約300mしかないが、目にはかなり低く見える
北方向は、外輪山縦走路の通過点でもある大矢岳、大野矢岳も窺える
展望を楽しんだら分岐へ戻り、愛車の待つ地蔵峠へと向かう。
 

 本日は思うことあって、広大な阿蘇の麓で考えたかった
ゆったりした気持ちで考えるには、最適なコースでひとりも出会わずGoodだった。

 季節外れの、アキノキリンソウ,マツムシソウ,ウメバチソウに出逢った♪
秋グミも真っ赤に熟し綺麗だったが、酸っぱくてしぶ~ --;
 
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誘われて、久住山

2011-12-12 20:56:07 | 山歩き
 久住山1787m

”雪のたより”に誘われて、久住山へと向かう。
久住高原に着くも、久住連山の頂は、黒っぽい雲に覆われていて
雪だか?雨だか?全く判らず? ただ牧の戸登山口へは道路が凍結と!
と言う事で、赤川登山口へと向かった。
 準備をしていると、山ガールさん3人が思案顔して、更に三重県の男性が現れて
何かの縁と言うことで、一緒に山歩きする事となる。
            
            凍てついた登山口
 登山口のコンクリ道が凍結していて、ツルンツルン状態に女性郡は悲鳴と不安顔
硫黄の匂いを嗅ぎながら、扇ヶ鼻分岐を過ぎて、凍った木の橋を渡っていよいよ山道へ
            
            ツルツル木の橋
霜柱と枯れ葉を踏む、サクッサクッという音を心地よく聞きながら登って行く
国営林の作業道を3回横切ると、久住山への本格的な登山が始まる。
読図勉強中の学生さん(10名)を追い越して赤川~久住山名物の急登へ
 木の階段を登り大きな木の林を抜ける辺りは、10cmを越える大きな霜柱が見事
手に冷たさを感じるがそれほど寒い感じもなく、会話も弾み快適に歩く
登山口から1時間!足元だけが白かった景色も様変わりし山全体が白く覆われる。
時折舞う小雪が肌に冷たく当るも、まだまだ山ガールさんらも元気いっぱいの様子
            
            
 扇ヶ鼻・肥前ヶ城の岩峰が見える頃か、寒さが一気に強くなり山の傾斜も増す
それでも、気丈に”まっしろいベールの霧氷”に歓声を上げていた。
ブッシュが浅くなり口数も少なくなる、登山道の露岩の乗り越えに奮闘する。
時折見せる青空に、真っ白の山が素晴しいグラデーションを描く
久住の絶壁を右に巻き上がる、もうこの頃は歓声の越えも掠れていた様だった
            
            

 ブッシュを抜けたた瞬間から、山が山人が一気に凍てついてしまう
山頂まで、20分ほどだろうが、吹き付ける風が強く頬が痛い!
あと少しだ頑張って歩いて!と、我いに言い聞かすように皆を励ます。
後5分、後百歩返ってくる言葉はない!・・・・・ほとんど泣顔だった
12時も大分過ぎて風に震えながら立つ、久住山標柱に抱きつき登頂を記す。
やや遅れて登頂の、ご夫婦と写真撮影交換すると窪みへ逃げ込む
            
 Y嬢とM嬢の2人の山ガールさんは、休憩せずに下るという
(先に下るY嬢の山経験が豊富で心配要らず・・・)
もう1人のH嬢は、完全に『エ切れ状態』で動けそうにない
三重の男性も一度は下ると言ったが、留まって簡単な食事を取る
作業道で追い越した学生さん一行が登ってきた。
若い彼らにも、この風と肌をさす冷たさは堪えている様子だった。
彼らの指導者は、天狗ヶ城~中岳~法華院(泊)と言っていた。

 エネ回復までいは至らずも、これ以上とどまる元気も気力もなし
周りを見渡すも、すっぽり雲に覆われて何も見えない・・
下るぞ~ と、まるで風と喧嘩でもする様に岩の斜面を下る
風除けのブッシュまで早く下りたいが露岩に苦戦のH譲さん
霧氷の林を抜けて、やっと山の気温も少し和らぐとH嬢も回復してきた
作業道横切って、木の橋が見えて、先ぬ下った仲間2人に追いつくと
ホッと安堵の顔を見せ、雪山の苦しさと楽しさがにじみ出ている様に・・・
          

 無事駐車場につくと、5人揃って初めてカメラに収まる。
そうなんだ~名前は知らなくたって良いんだ、山が好きな仲間だもん
一期一会で良いじゃな~い -m^。^m-

山ガールの3人さんは、立地に近くの宿舎にお泊り予定で
ゆったりと温泉のあとは、ビール片手に”皆既月食”鑑賞とか
う~~ん、羨ましいなぁ~
又どこかで会ったら、声を掛けてくださいな~

三重の男性
屋久島を皮切りに、山歩きしながら北上中の62歳と名乗られた
先日は祖母山に行ったが、『クマ騒動』と山を覆う雪雲で展望は得られずと
山頂制覇の感激に酔うまではなかった様子? 
霧島連山の立ち入り規制で実現できず、又この日も雪山で断念寸前
たまたま出会って、一緒に苦渋の歩きの末に”久住制覇?”を喜んでいた。

 本時tの温泉=時間が足りなくて、直行便で帰りました。(涙;)
 
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