プラスの連鎖

2010-03-18 16:57:19 | 日記
小5で入会してきたSちゃん(女の子)は、お母さんが当初言っておられた通り、算数がことのほか苦手で、塾ではその理由を過去までさかのぼって探りつつ、今学校で習っている単元に遅れを取らないよう配慮しながら授業を行ってきた結果、2ヶ月目くらいには早くも効果が目に見え始め、今では学校でのテストは殆ど満点をとるようになりました。


それを伝え聞いた同学年の別の女の子のお母さんが、その子もやはり算数が苦手でしたので、是非ウチの子も、ということで、やや遅れて入会して来られました。

しかし、こちらはSちゃんのようにすぐに効果が現れるということはなく(多分、それはこの子の個性でもあったのかと思います)、初めの内はお母さんもかなりやきもきされたようでした。

しかし、それでも決して途中で投げ出したり諦めたりすることはなく、暫くは我慢の日々が続きましたが、半年くらい経った辺りから、ようやくテストなどで効果が現れてき始めました。

これは、三つの大事なことを示唆しています。

一つ目は、他の子の成功を自分の子供に適用しようと試み、実際に行動することが前向きな意味での大きなきっかけになるというKと。

二つ目は、他の子の成功にばかり目を奪われたり、そこで過度の焦ったりすることは無用であるというKと。

三つ目は、効果或いは結果が現れるまでは、しばし我慢の時間が必要であって、成功はその後にやってくるものであることを知るということ。


これからも、こうしたプラスの連鎖が積み重なって行けば良いなと心から思っています。




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