中学生生活が始まり、早いものでもう2週間たちましたね。
教室にも、新中一年生になった生徒たちが、早速英語の授業を始めています。
初めて本格的に英語を習うので緊張するのではないか、と思っていましたが、意外にも、受け答えを楽しんだり、目を輝かせて答えてくれます。
皆さんはいかがですか? 英語を楽しいと思ってますか、それとも不安になるでしょうか。
おそらく不安に思っている生徒も多いと思います。
中3で英語が苦手(出来ない)子供たちの共通点は、単語を覚えていない、この一言に尽きます。
そういう生徒に聞いてみると、大体同じことを言うのですが、単語の練習をサボってきた、ということです。
といっても、全く練習しなかったわけではないようです。
練習して覚えたつもりになっていて、でも、実際テストしてみたら、全然書けなかったので、「単語は覚えられない、自分は英語は出来ない」と決め付けてしまって、努力をしなくなってしまった・・・ということのようです。
皆さんはこの話を聞いてどう思いますか?
練習して覚えたつもりになっていた、というところがありがちな勘違いです。
英語の単語は、はじめはそんなにすぐに覚えられるわけがありません。
なぜなら、全く普段接することのないなじみのない言葉を覚えていくのですから。
英語に比べ漢字はまだ目にする機会があるでしょうが、その漢字ですら、すぐには覚えられるわけではないですよね。
それならば、英語なんて、なお、覚えるのに時間がいるはずです。
本当に覚えたかどうかは、自分でテストしてみてチェックできます。
たくさん書いただけで、覚えたと錯覚しないよう気をつけてくださいね。
また練習をつんだことに満足してしまわないようにしましょう。
すぐに覚えられなくても、自分は出来ない、と決め付けないでください。
1年の初めは苦労しても、だんだん覚える事が楽になってきますから。
それで、1年生の皆さんに知っていて欲しいのは、すぐ覚えられなくても、あきらめずに単語を覚える努力をして欲しい、ということです。
もう、おそらく、いくつか新しい単語を習ったと思います。
勉強しなさい!と親に言われたものの、何をやっていいかわからないとき、そんなときはとりあえず単語をやってみてください。
早速今日からはじめてみるのはどうですか?