目下中間テスト中の生徒たちは、今日も16時から塾につめて対策授業と自習でみっちりのスケジュールをがんばってこなしています。
特にこの1週間はテスト前で部活がないため、普段サボりがちな生徒も毎日夕方から終了時間まで自習に打ち込んでいます。これが普段から出来れば文句なしですが…。
でも実はその中に普段からもせっせと自習に通って来る生徒もいます。
普段の様子を見ていると、宿題や塾のワークとは別に問題をひたすら解いていました。よく見てみると、自分でそろえた問題集でした。たしかに数多くの問題を普段から解いていくことは一番よいテスト勉強です。それに加え、あるときはコンピュータを使って熱心に視聴していました。なんでも、授業で聞いても分からなかったから、とのこと。分からないことを早めに解決すること、これを普段から出来ているなら、本当に理想的なパターンです。かといって、テスト前にも手を抜かず、相変わらずマイペースに勉強に取り組んでいます。
他の生徒と何が違うのか…それはモチベーションがしっかりあるということです。
聞いてみると、高校でやりたい部活があり、そのために志望校がはっきりと決まっているからだそうです。
このように目標がしっかりあるということは、勉強をする上で大きな強みです。できれば、中学生生活早いうちからこのような目標を持てるといいですね。
市販のものですが、高校の学校案内(公立も私立も掲載されている)なるものがあります。どんな学校があるのかという情報がなければ、目指したい目標も持てません。それで早いうちから(反抗期に入って会話が難しくなる前から)親子で一緒にそういった案内などを見て学校について話し合っていくのもよいかと思います。「こんな学校があるんだね~」と親子で見ながらいろいろ情報を仕入れてみてください。