先週行われた中間テストの結果がどんどんと返ってきています。
教室内でも、生徒たちは、お互いの結果発表をして、喜んだり、悔しがったり、慰めあったり…といろんな反応を見せていました。
よい結果だったなら、何故よかったのか、そして、思うほど取れていなかったなら、何が原因だったかを、テスト終了後のまだ余韻がある今のうちにしっかりと分析することは本当に大切です。
といいますのは、二期制の学校では、次のテストは夏休み明けとなり、まだまだ先だ、と油断してしまいがちです。
テストというのは、短期間1発勝負というより、普段の積み重ねがものをいいます。ある意味でそれまでの自分の取り組みの総決算となります。
それで、結果を分析することで、よかれとおもってやっていた学習方法で改善すべきところは何か、また、もっと普段からやっておくべきことは何か、先生に言われるのでなく自分で見つけ出すことが出来ます。
教室で生徒たちを見ていますと、講師や先生から「やりなさい」といわれることより、生徒自身が「これをやらなきゃ。」と思えたことのほうが長続きして取り組めています。
学習をより効率のよいものに変えていく上で、生徒自身が気持ちを持って取り組めるのが一番です。
「鉄は熱いうちに打て」とあるように、時間がたてば子供たちの気持もなえてしまいますから、まだテスト結果で一喜一憂している今のうちにしっかりとした反省をしてもらいたいと思います。