中学3年生の修学旅行といえば、以前は5月末から6月はじめくらいというのが一般的でしたが、最近はそれがどんどん早くなって、3年生になったばかりの今月4月にもう京都や奈良に行っているという学校もあります。
これを書いている私自身、昔修学旅行で行ったのがはじめての京都奈良で、それ以来これらの古都にすっかり魅入られてしまいました。
出来れば、折角のこの機会を活かす意味でも、生徒の皆さんには事前にこれら古都についての勉強や準備をしっかり行った上で出かけて欲しいなと思います。
で、これが終わると体育祭というのが、これも今の中学校の一般的な行事だそうで、こうした忙しい日々の中で彼らはしっかり勉強し、そして二期制であれば、6月終わりくらいに前期中間テストが行われるというスケジュールのようです。
ですから、彼らの心理を考えた場合、ここで十分にテスト対策に集中するだけの余裕を持てないのも分かります。事実、こちらがどんなにこのあたりのこと(テスト対策の必要性と重要性)を話して聞かせても、まず十中八九当人たちは真剣にはこれらを聞き入れてはくれません。
その結果がどうであるか?
それは、もう言わずもがなですよね。
そこで、ACSアカデミーでは、テストの前3週間は、レギュラー授業だけではなく、他の曜日や時間帯も極力生徒たちに塾にやってこさせて、そしてそこで普段の日々は受講していない科目も含めて、半ば強制的にテスト対策を行うことを強く推奨しています。
教室によっては、義務化しています。
これは、受験生だけに限らず、公立中学生であれば、1年生2年生を問わず奨励していることですが、中にはこれだけで満足されず、ここでしっかり追加授業を設定してテストに臨むという前向きな保護者の方&生徒がいます。
いずれにしても、このようにイベント毎にけじめを設けて準備や対策をしている人とそうでない人との間では、自ずと結果に差が生じてきます。
一回一回は小さなステップではあっても、これを継続することで飛躍できる可能性が確実に高まります。