毎年同じことを思うのですが、(良い悪いではなく)、学校の授業では必ずしも受験に必要なすべての単元学習を行ってはいないんですね。
例えば、中学校の社会で第二次大戦後についての歴史はほとんどといってよいほどやらないのに、入試ではそこからも問題になっていたりします。
これに限らず、「責任者、出てこい!」 というようなことが他の科目でも少なからずあるんです。
わが東大OB講師がよく高校生の塾生たちに言っていることに「単元の順番からして高3の3学期辺りにやる単元は基本的に学校ではあまりやらないが、大学入試ではそのあたりもしっかり出るぞ」というのがあります。
で、だから何かって?
だから、そこに塾や予備校といったものの役割が確かにあるということです。
ちょっとおかしいといえば確かにそうなのかもしれませんが(溜息)。