ちまたでは、成績保証なる謳い文句を掲げた学習塾が散見されます。
詳しく調べる気すら起こりませんが、たぶん様々な条件を課して、それらをクリアできなければ保証もしないからね、という程度の話ではないでしょうか。
きわめて個人的な感想ですが、これを「保証」と言い切ってよいのかどうか。
仮に、上に書いたようなものが成績保証の中身であるのでしたら、当会は「保証なんかできません」。笑
どこの学習塾もそうだと思いますが、いろいろと努力しても、その結果がいつでもだれに対しても完璧なものであることなどはあり得ません。
保証なんかできるはずもありません。
違う言葉でいうなら
やってもできるかどうかはわからない。
しかし、やらなければ決してできるようにはならないだろう。
こういう言い方をしたほうが、はるかに正直であると個人的には思うのですがいかがでしょうか。
ところで、今日は新しいスマホを購入しに行きました。
理由は、前回の前期末試験の前に試験的に行った直前イレブン講座が比較的好評だったことです。
これは、ラインのグループ上で23：00から３０分限定で行った、翌日の「試験対策ワンポイント強化」で、これをした結果、そこで仕入れたネタがそのまま試験問題の正解に結びついたという声を多くいただいたのと、その際私が個人的に持っているスマホの調子がよくなくてストレスを感じたので、次回はもっとサクサク進行できるようにと考えたからです。。
試験的に導入したものでしたので、次回１１月の試験前にどういうスタイルでこれを行うかは、前回の反省などを踏まえて再度組み立てなおしますが、まずはそのために必要なツールを一新したということです。
尚、23：00からというのは時間的に遅いと思わないではないですが、しかし中学生の試験直前対策でこれくらいのことで凹んでいたのでは話になりません。しかもたった３０分です。
３０分で済むのは、それまでの教室でのレギュラーもしくはテスト対策の積み上げをしっかり行っていることを前提としていますので、この短い３０分はいわば最後のテコ入れという位置づけです。
多くの学習塾が、新規入会時や年度初めにごそっと教材を売りに出ます。
言葉悪く言えば（生徒の側から見れば）、教材を「買わされます」。
すべてをレギュラー授業で使うのかといえば決してそうではなく、ある科目は自習用とかいう名目で、実際にその塾で常時使用することがないものもあるようです。
それをどうこう言うつもりはありません。
言いたいことは一つ。
年間を通じて何人も入会してくる方の中には、学習塾というものに対してまったくの新規ではなく、他の塾からの転塾組も少なからずおられます。
そういう場合、ACSではまた新たに教材を購入していただくことはなく、基本的にはそれまでの塾で購入した教材をそのまま使用することができます。
もちろん新たに購入したいという場合にはそれに対応いたしますが、わざわざ支出項目を増やす必要はございません。
昨日の高校受験対策講座。
約３時間の英語と社会の過去問解析での実感は、「やはり早い時期から始めないと、とてもではないが追いつかない」ということでした。
例えば英語は、進行形や完了形、受動態といった文法知識をしっかり踏まえたうえでないと過去問解析といってもうわべをなでる程度の解説しかできませんし、社会も、例えば地理の問題で、簡単ではあってもケタの多い数字の割り算から導く割合の概念がないと正確な答えを出せません。
これなどいわば小学生レベルの算数の概念に近いものですが、これまでごまかしごまかしやってきてしまった数学苦手派たちには結構難しいことを要求されているようで、容易に理解できません。
それでもあと５か月後に迫った入試で合格を目指す限りはこれらを避けて通ることはできませんので、辛かろうがそうでなかろうが、やるしかないのです。
それが嫌なら、言葉は辛辣ですが、高い費用を払って私立に進むしかありません。
で、「早い時期から始めなくては」というのは、ここでは二つの意味があります。
①５か月間で公立高校に合格する目標を持つなら今すぐにで受験対策を（学校の勉強とは別建てて）始めなければならない。
②中学３年になってバタバタしたくないなら、もっと前の学年のうちから早く学校の成績（内申）を確保する勉強をしておかなくてなならない。
上記の二点です。
