祭日の今日も教室ではレギュラー授業が行われました。
天候がだいぶ怪しいので普段よりの少し早めに終了時刻を切り上げましたが、1年生も2年生も3年生も外の雨の様子を窺いつつもよく頑張ってくれました。
6年生が先に授業を終えた頃はまだ本降りではありませんでしたが、自転車で通塾している子達の帰路を思うと本当に雨はいやなものです。
ところで、ここにきて生徒たちも漸く少しは分かってきたと感じることに、
「勉強は積み重ねが大切」であることと
「コンスタントにやることが大切」
という二点があります。
他にも大切なことは沢山有りますが、とりあえずこの二つを継続できれば必ず学力は上向いていきます。
残念に思うのは、稀にですが、保護者の方の中に「簡単に点数を取れるマジックもどきやり方」の信望者がいまだに居ることです。
例えば、上に書いたような日々の自助努力抜きに、お湯を注いで三分で出来上がるような、そんな学力アップの策があると信じてしまうことなど。
あるいはこれの変形版で、一定の期間(多くは短期間)この「コツコツとコンスタントに積み重ね」に勤しんで、その結果何がしかの満足を得られたら、その後は大きなテストの前だけこれを思い出してみる、など。
細かくは書きませんが、そんな付け焼き刃で学力が安定した上昇曲線を描くことはまずありません。
今日この雨の中を頑張って2時間3時間を過して雨の中を帰っていった生徒さんたちを見ていて、この子達の歩む先にこそ成長と発展があることを確信して私はその背中を見送りました。