自分の体験を書きます。
自分で言うのもヘンですが、私は子どもの頃から要領だけはよく、テストの際にはこれが随分と発揮されたものです。
といっても小学校時代はそこそこの位置で大したことはなく、中学に入ってから特定の科目で100点とか98点とか、おそらく学年でもトップもしくはそのクラスに位置していたと思います。
その反面特定の科目に対する苦手意識を克服する気概に欠け、それもあって入った県立高校は今でこそ上位高の位置ですが、出来たばかりの当時においては海のものとも山のものとも分からないというのが正直なところだったかと思います。
友達のお母さんで他人の事が気になってしょうがないタイプの人がいて、いかにも興味津々且つ値踏みするような目つきと物言いで「オタクの高校はどのくらい(のレベル)?」なんて聞かれたと当時母が言っていたのを思い出します。
私に言わせれば大きなお世話でしたが、まあその程度であったということでしょう。
大学に入るときは自分でもまじめに勉強した記憶があって、数ヶ月間毎日ほぼ8時間勉強しました。
目標を持ってやる気があれば最低でもそのくらいは出来るのだという自信がもてたという意味で、あれはあれで自分の人生の財産のひとつであったと思います。
今私が子どもたちに向き合うとき、この経験がベースになっています。