録画してあったテレビ番組を観るとはなしに観ました。
金八先生第六シリーズ。
学校教育、なかんずく桜中学の学力レベルを引き上げることに注力する千田校長の方針に真っ向から異を唱える金八先生に台詞の中に、「子どもを塾に通わせて成績を上げることだけに何の意味があるのですか!」といった趣旨の言葉があって、一瞬びくっとしました。
昔の自分なら一も二もなく金八先生の言う事に同調したであろう自分。
今の自分は、しかしこの「意味があるのか」という仕事に従事する身として、堂々と言い返せます。
「意味があるに決まっているじゃないか!」
とっくに終わったテレビ番組のシリーズ中の逸話に一喜一憂しても始まりませんが、しかし物事は単純に白と黒に割り切れるものでは有りません。
中学校生活というのは確かに勉強だけがすべtではないと思いますが、「すべてはない」ということは、つまりは大事な大事な一部であるということでもあるのです。
いや、一部どころか、主要な部分であると言い切っても構いません。
私たちは、そういう部分で仕事をしています。