頑張る、という事について人は(もちろん自分も)結構安易にこの言葉を使いがちです。
しかし、この言葉を口に出して言うとき、果たして言う人の側の思いがどれほど正確に相手側に伝わっているでしょうか。
生徒たちと向き合ってこれを言うとき、しかし私としては最低限度これに変わらぬ意味を込めているつもりです。
実際には、別の言葉でこれを補足して彼らには伝えています。
私の言う頑張る、もしくは頑張れというのは、その行動なり行為を、その量はともかく、頻度をコンスタントに維持しろ、ということ、これに尽きます。
例えば、「今日は頑張った。3時間勉強した。明日はやらない。明後日もやらない」なんていうのはちっとも頑張ったことにはなりません。
そんなものは単なる気まぐれに過ぎません。
そんなことで点数や成績なんかあがりはしません。
ここは学習塾ですから、学校のような社会生活の訓練のようなものは基本的にカリキュラムその他に含まれません。
その分点数や成績を如何に上げていくかということに重点を置いています。
人生を生きていく上でそんなもの~点数や成績などは大した意味はないとも思います。
しかし、今この瞬間は、これを追い求めることを命題に私たちは活動しておりますし、入会して頂いた動機も多くはここにあるのだと私は思います。
その場における、日常使う「頑張る」という言葉。
繰り返しますが、私はこれを「コンスタントに行動し続けること」と考え、皆さんに求めています。
一回に三時間やって、それで満足して明日もあさっても何もしない、のではなく、今日も明日も明後日も1時間ずつやる、そのことを求めています。