いきなりですが、私は強度の習慣性依存性です。そんな言葉があるのかないのかわかりませんが。
例えば、私は一週間ぐうたら寝たり食ったりの怠惰な生活をした後は、その日々が終わってからマトモな朝起きて労働に勤しむ暮らしに戻るのに相当の苦労があります。
反対に、勤勉な暮らしがしばらく続いた後は、一日中何かをしていなくては落ち着かない気分に支配されて、そうなると眠る時間さえ邪魔に感じます。
何を言いたいのか?
受験生の皆さん、あなたも入試直前のこの時期は気持ちは焦るし時間は足りなく感じるし、きっと落ち着かない日々を送っているのではないかと思います。
そんなとき、「いつものペースを守って」とか、「しっかり睡眠は取るように」なんていう訳知り顔で助言する人もいるでしょうが、流れにのってその時々で突っ走る私のような人間だって現実にいるんです。こんなに私でも、生まれてここまで人生の節目節目で直面せざるを得なかった各種試験の数々は概ね勝ちを納めてきたんです。
受験は「平時」ではなく、これに直面している人達にとっては「戦時」なんです(長く生きていると、それでも、或いはそれさえ「平時」でしかないことが分かるようになりますが)。
ですから、今この時期だけは自分のやりたいようにやって、例えそれがイレギュラーと見られようとも「自分だけの習慣性」を追求すればよいと思います。